【医師解説】円形脱毛症の原因はストレスと血流低下 対策は「爪もみ」が有効

【医師解説】円形脱毛症の原因はストレスと血流低下 対策は「爪もみ」が有効

爪もみは、交感神経の緊張を改善し、頭皮の血流を向上させるので、円形脱毛症に有効です。さらに、指先の血流もアップするので、髪と同じ組織である爪の状態も改善します。【解説】永野剛造(永野医院院長)


血糖値が下がって主治医も驚いた!

別記事で前述したように、爪もみを行えば、万病の元となる冷え(血流障害)が改善します。
同時に、自律神経のバランスの乱れから生じる、さまざまな症状に対しても力を発揮するのです。

実際に、爪もみ療法を習慣にされたかたでは、次のような喜びの声が上がっています。

●糖尿病(KYさん・76歳・女性)
「私は、阪神淡路大震災後に血糖値が急上昇しました。
食事療法のかいもあり、数値はかなり下がりましたが、食べない我慢も限界に到達し、数年で挫折。

その後、薬を飲み始めましたが、ヘモグロビンA1c(過去1〜2ヵ月の血糖状態がわかる指標)は7〜8%から下がりません(当時の基準値は4・3〜5・8%)。

そこで、入浴時に試したのが爪もみでした。
実行すると、肩をもんでもらっているような心地よさを感じられ、毎日の習慣になりました。
すると、2ヵ月半後の検査では、ヘモグロビンA1cが6・8%に下がり、主治医からも驚かれました」

血糖値が急上昇するのは、ストレスで交感神経が過度に緊張したことが原因です。
食事療法を行うときは、ぜひ、爪もみを併用してください。

自律神経のバランスが整い、我慢によるイライラもへり、食事療法の効果が出やすくなるでしょう。


●高血圧・記憶力向上(YKさん・75歳・男性)
「私は10年ほど前から高血圧ぎみでした。
最大血圧が150㎜Hg程度、最小血圧が90㎜Hg程度ありました(基準値は、最大血圧が140㎜Hg未満、最小血圧が90㎜Hg未満)。

そんなとき、試してみたのが爪もみです。
毎日続けていくうちに、テレビを見ながら実行することが習慣になりました。

すると、しだいに血圧も下がっていき、現在は、最大血圧が130㎜Hg程度、最小血圧が70㎜Hg程度で安定しています。
最近では、処方されている降圧剤を飲まないことも多く、それでも血圧は上昇しません。

また、爪もみは、脳にもよい影響を与えているようです。
私はカラオケが趣味なのですが、何度か歌詞を読んだだけで、みんな記憶できます。
画面を見ずに歌えて、周囲からも驚かれています」

爪もみを行うと、自律神経のバランスが整います。
高血圧のかたは、収縮していた末梢血管が拡張し、血流がよくなるので、血圧が下がるのです。

さらに、脳の末梢血管の血流も改善するため、それが記憶力向上につながったのでしょう。

→「爪もみ」のやり方はコチラ

耳鳴りがピタリ消失!眼圧が基準値内で安定!

●頻尿・耳鳴り(AKさん・57歳・女性)
「私は、頻尿改善のために爪もみを始めました。
頻尿に対応するのは小指とのこと。

そこで、小指は30回、ほかの指は10回ずつもみました。
こうして毎日続けていたところ、1週間後には頻尿が改善。

最多で1日40回のトイレ通いは、18回に激減し、夜も落ち着いて眠れるようになりました。

次に挑戦したのが、耳鳴りの改善です。
耳鳴りに対応する中指を重点的に刺激したところ、やはり1週間で症状がピタリとなくなりました。また、体調全般も好調です」

頻尿は、交感神経の緊張がもたらす症状です。
爪もみによって、副交感神経が優位になれば、自然と症状が治まっていきます。

一方、耳鳴りは、交感神経の緊張でも、副交感神経が過度に優位になっても起こりえます。
しかし、爪もみは、両者のバランスを整えるので、どんなタイプの耳鳴りにも有効です。


●緑内障(HYさん・78歳・女性)
「眼圧が25㎜Hg(基準値は10〜21㎜Hg)と高く、緑内障と診断されました。
また、明るいところに行くと目がチカチカしたり、涙が出たりするという自覚症状もありました。

点眼薬による治療とともに始めたのが、爪もみです。
すると、2ヵ月ほどで、目の不快な症状が消えました。

眼圧も下がり、点眼薬をさし忘れることもあるのに、19㎜Hg前後の基準値内で安定しています」

緑内障も、交感神経の緊張が原因です。
爪もみで、自律神経のバランスが整い、目の血流がよくなれば、不快な症状や眼圧も改善します。

これらの喜びの声は、ほんの一部にすぎません。
ほかにも、低血圧、頭痛、生理痛、便秘、手足の冷えとしびれ、顔面神経痛、関節リウマチ、パーキンソン病、うつ病の改善など、爪もみの健康効果は多岐に渡ります。

また、私の医院では、円形脱毛症の患者さんが多数来院されますが、皆さんに爪もみを勧めています。
円形脱毛症は、持続的なストレスと、交感神経の緊張による血流低下が原因です。

交感神経が緊張すると、頭皮の血管が縮小し、血流が低下します。
すると、毛根にじゅうぶんな栄養が届かなくなり、不完全な細胞がふえてしまいます。

これらの細胞を攻撃するのが、リンパ球です。つまり、不完全な細胞がふえると、リンパ球が過剰反応を起こし、毛根に炎症が現れて、髪が抜け落ちてしまうのです。

爪もみは、交感神経の緊張を改善し、頭皮の血流を向上させるので、円形脱毛症に有効です。
さらに、指先の血流もアップするので、髪と同じ組織である爪の状態も改善します。

実際に、爪もみや頭部の刺激などで、円形脱毛症が改善した患者さんはたくさんいます。
なお、円形脱毛症もそうですが、悩んでいる症状を改善したい場合は、最低でも2〜3ヵ月は継続しましょう。

→「爪もみQ&A」はコチラ

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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