【夜間頻尿に】足の三つのツボに貼り 早ければその日から改善効果

【夜間頻尿に】足の三つのツボに貼り 早ければその日から改善効果

年を取ってから、夜中に何度もトイレに起きるようになった、という人も多いのではないでしょうか。このような夜間頻尿の原因として考えられるのは、加齢による腎臓や膀胱の働きの衰えのほか、男性の場合は前立腺肥大、女性では膀胱炎や冷え症などでしょう。【解説】川村昇山(弘漢療法院院長)


夜間だけでなく日中もはり続ける

 年を取ってから、夜中に何度もトイレに起きるようになった、という人も多いのではないでしょうか。
 このような夜間頻尿の原因として考えられるのは、加齢による腎臓や膀胱の働きの衰えのほか、男性の場合は前立腺肥大、女性では膀胱炎や冷え症などでしょう。

 前立腺は、膀胱の出口にあって、尿道を包むように取り囲んでいるクリの実のような形をした器官です。年とともに、前立腺はしだいに大きくなり、尿道を圧迫し、尿の出を悪くします。その結果、1回で排尿しきれずに残ってしまい、すぐにまた尿意を催し、頻尿になってしまうのです。

 膀胱炎は、膀胱に炎症が起こる病気で、慢性化すると、病院の薬も効かなくなります。また、女性の場合は特に、冷えも無視できません。

 いずれの原因にしても、夜間頻尿の改善に、簡単で、しかも即効性があるのが、1円玉療法です。早い人なら、1円玉をはったその日から、排尿回数が減ってきます。

 夜間頻尿の改善に用いるツボは、崑崙(こんろん)、陰包(いんぽう)、三陰交(さんいんこう)です。

 足の外くるぶしの上端に指を当て、かかとのほうにずらしていくと、アキレス腱の手前にくぼみが見つかります。そのくぼみの間に真ん中を指で押して、ズーンという痛みが響いたら、そこが崑崙のツボです。

 陰包は、太ももの内側にあるツボです。
 ひざを曲げたとき太ももの内側にできる骨の出っ張りから、股関節に向かって指幅5本分(親指から小指までそろえた指の幅)ほど進んだ位置の、二つの筋肉の分かれ目にあります。押すと強い痛みがあるため、すぐに見つかるはずです。
 特に前立腺肥大の人は、陰包の辺りが硬くなっていたり、激しく痛んだりします。硬くなっている人は、1円玉をはる前に2〜3分ほど、手でよくもみほぐすとよいでしょう。

 三陰交は、内くるぶしのいちばん高いところから、指幅4本分(親指以外の4本の指をそろえた指幅)上がった骨の後ろのへりにあります。

 いずれも、両足のツボに1円玉をはります。
 1円玉療法の効果は、たいていの場合、3日ほどで表れてくるようです。排尿回数が明らかに減るまで、1円玉をはり続けてください。もし、昼間はるのが気になる場合は、夜寝ているときだけでもけっこうです。
 1円玉をはり続けると、はっておいた皮膚が黒っぽくなることがあります。これは、よく効いている証拠ですから、その部分だけはり続けると、さらに大きな効果が生まれます。

夜間頻尿に効く1円玉のはり方

かわむら しょうざん
弘漢療法院院長。昭和3年7月生まれ。北海道出身。50年以上に及ぶ東洋医学、特に電磁気、イオン、磁場による病理研究は西洋医学会からも高い評価を受けている。著書多数。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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