【医師推奨】緑内障を改善する生活習慣は「しょうが紅茶」と「腹巻き」

【医師推奨】緑内障を改善する生活習慣は「しょうが紅茶」と「腹巻き」

体の不調の多くは、体の冷えが原因で生じると私は考えています。低体温によって余計な水分が体にたまるのです。血液中の水分が多くなると高血圧、内耳の水分が多くなると耳鳴りやめまい、目の内部の水分が多くなると緑内障といった病気にもつながります。【解説】石原新菜(イシハラクリニック副院長)


石原 新菜
内科医。イシハラクリニック副院長。帝京大学医学部を卒業後、大学病院での研修医を経て、現職。漢方薬処方を中心とする診療を行う。

体温が1度下がると基礎代謝が12%も低下

高血圧や糖尿病などの生活習慣病、体の痛みやコリ、便秘、頭痛、肥満やむくみ─。
これらの不調の多くは、体の冷えが原因で生じると私は考えています。

人間の体は、36.5~37度の体温で最もよく働くようにできています。
しかし、クリニックに来院される患者さんの体温を測ってみると、36.5度以下のかたがほとんど。なかには、34度台のかたもいらっしゃいます。

これでは、病気になったり、体調をくずされたりするのは無理もありません。
人間の体は、体温が1度下がるごとに、基礎代謝が約12%、免疫力が約30%低下するといわれています。

現代の日本で、原因も治療法も不明とされる難病が増加している背景には、このような低体温が関係しているのではないでしょうか。

体が冷えていると、体温を逃さないために全身の血管が縮んで血流が悪化します。
このように血の流れが滞っている状態を、東洋医学では「瘀血」と呼びます。

瘀血になると、糖分や脂肪などのエネルギー源、栄養素、酸素などが、全身の細胞の隅々まで、じゅうぶんに行き渡らなくなります。

そのうえ、老廃物の排出もスムーズに行われなくなるので、毒素が体内に蓄積し、細胞の代謝が低下してしまうのです。
低体温によって流れが滞るのは、血液だけではありません。

人間の体の約60%は水分でできていますが、これらすべての循環が停滞してしまいます。
これを「水毒」といい、体にたまった余計な水分は、「水太り」と呼ばれるような肥満やむくみの原因となります。

下半身太りや下腹がポッコリと出てしまうのは、この水毒の状態が引き起こしているのです。

また、血液中の水分が多くなると高血圧、内耳の水分が多くなると耳鳴りやめまい、目の内部の水分が多くなると緑内障といった病気にもつながります。

尿の量がふえる!毒素が排出される!

これらのことから、病気や不調、肥満を撃退するうえで重要なのは、まず体から冷えを追い出し、代謝や免疫力を高めることです。

肌を露出することは控え、肌着をもう1枚多く着たり、厚手の靴下をはいたりするなどして、体を温めるように心がけてください。

また、冷たい飲み物は避けるようにしましょう。私がいつも勧めているのは、ショウガをすりおろして入れた温かい紅茶です。
このショウガ紅茶は、体を温める効果が抜群に高いのが特長です。

さらに、おなかを重点的に温めるため、日ごろから腹巻きを身につけるといいでしょう。

おなかには、体の免疫機能をコントロールしている腸をはじめとして、肝臓や胃腸、腎臓、脾臓、胆嚢、子宮、卵巣、膀胱など、ほぼすべての臓器があります。
腹巻きをしておなかを温めると、これらの働きが活発になり、免疫力や代謝が高まります。

温かい血液が全身に巡って、体の末端までポカポカと温まってくるでしょう。腎臓や膀胱も温まるので、排尿の量が多くなります。

水毒によって生じていた肥満や高血圧、耳鳴りやめまい、緑内障の改善にもつながります。
さらに胃腸が温まるので、消化機能が高まり、排泄も促されます。

便秘が解消し、体から毒素が排出され、健康な状態へと導いてくれるのです。
腹巻きだけでもじゅうぶんに温められますが、それでもおなかが冷たく感じられた場合には、腹巻きの上からさらにカイロを貼るといいでしょう。

腹巻きは1日じゅう、そして季節を問わず1年じゅう身につけてください。
皆さんも今日から腹巻きを身につけて、健康で美しい体を手に入れましょう。

腸を温めて免疫力アップ!

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連する投稿


【考案医師が解説】眠れた!目覚めスッキリ!Twitterで話題沸騰「小指シップ」とは何か

【考案医師が解説】眠れた!目覚めスッキリ!Twitterで話題沸騰「小指シップ」とは何か

私は10年以上前に、手の小指にシップをはる「小指シップ」を考案し、患者さんに勧めてきました。小指シップには、交感神経の緊張をほぐしたり、首すじのこりをゆるめたりする作用があります。そのため、不眠をはじめとするストレス性の症状に効果を発揮するのです。【解説】安田譲(安田医院院長)


【歯科医解説】唾液を出すポイントの刺激で血糖値も正常になった「耳の下もみ」のやり方

【歯科医解説】唾液を出すポイントの刺激で血糖値も正常になった「耳の下もみ」のやり方

耳下腺への刺激は、唾液の分泌だけでなく、ストレスを除去する働きもあります。副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整うことで、血圧や血糖値の降下、耳鳴りやめまいの緩和、うつ病や不眠など精神疾患の改善が期待できるでしょう。【解説】齋藤道雄(齋藤ファミリーデンタル院長・医学博士)


【医師解説】ストレスの原因はパンツ!?下着を脱いで眠ればよく眠れる、血圧が下がる!

【医師解説】ストレスの原因はパンツ!?下着を脱いで眠ればよく眠れる、血圧が下がる!

昼から夜へ移行するとき、交感神経から副交感神経へと自然にスイッチが切り替わります。しかし、その切り替えを妨げるものがあります。有力な原因の一つが、社会的なストレスです。そして、もう一つ。それが、「パンツストレス」です。【解説】丸山淳士(五輪橋産婦人科小児科病院名誉理事長・医学博士)


【大学病院の実験で判明】コラーゲンはやはり「効果あり」食べると血管が若返り動脈硬化が改善する

【大学病院の実験で判明】コラーゲンはやはり「効果あり」食べると血管が若返り動脈硬化が改善する

医学界・科学界では「コラーゲンを経口摂取しても、体内のコラーゲンは増加しない」というのが定説です。しかし、私が行った実験で、その定説を覆す実験データが出ました。ブタ由来のコラーゲンに、動脈硬化改善作用があることが示されたのです。【解説】伊賀瀬道也(愛媛大学大学院老年神経総合心療内科特任教授・抗加齢予防医療センター長)


【めまいの専門医】メニエール病と似た症状「良性発作性頭位めまい症」とは ― 9割が治る簡単な治し方

【めまいの専門医】メニエール病と似た症状「良性発作性頭位めまい症」とは ― 9割が治る簡単な治し方

メニエール病は、治りにくい原因不明の病気です。難聴、耳鳴り、耳閉感などの症状があり、さらに、めまいの発作が反復して起こっていると、たいていの耳鼻科では、メニエール病と診断します。しかし、それは誤診です。メニエール病に似た症状を持つめまいの病気があるのです。【解説】高橋正紘(めまいメニエール病センター院長)


最新の投稿


側わん症が原因の腰痛、頭痛が消失!「首置き枕」で体のゆがみが取れた

側わん症が原因の腰痛、頭痛が消失!「首置き枕」で体のゆがみが取れた

私は、中学時代から頭痛持ちで、ひんぱんに鎮痛薬を飲んでいました。社会人になった20歳のころから、腰痛にも悩まされるようになりました。たまたま受けたレントゲン検査で、背骨が歪んでいる「側わん症」であることが判明。レントゲン写真では、正面から見てS字になっているのがわかりました。【体験談】増崎志保(会社員・45歳) 


【認知症】異常行動の最大原因は「脱水」! 脳トレよりまずは水分摂取を

【認知症】異常行動の最大原因は「脱水」! 脳トレよりまずは水分摂取を

飲む水の量が足りないと、高齢者はすぐに脱水を起こし、熱が出たり肺炎になったりします。そこで、脱水を防ぐために、患者さんに十分な量の水を飲ませるケアを始めたところ、認知症の特徴的な症状がよくなる人が続出したのです。【解説】竹内孝仁(国際医療福祉大学大学院教授)


【考案医師が解説】眠れた!目覚めスッキリ!Twitterで話題沸騰「小指シップ」とは何か

【考案医師が解説】眠れた!目覚めスッキリ!Twitterで話題沸騰「小指シップ」とは何か

私は10年以上前に、手の小指にシップをはる「小指シップ」を考案し、患者さんに勧めてきました。小指シップには、交感神経の緊張をほぐしたり、首すじのこりをゆるめたりする作用があります。そのため、不眠をはじめとするストレス性の症状に効果を発揮するのです。【解説】安田譲(安田医院院長)


【考案医師が回答】小指シップQ&A ― どんなシップを使えばいい?どのくらい貼ったらいい?

【考案医師が回答】小指シップQ&A ― どんなシップを使えばいい?どのくらい貼ったらいい?

これまで健康雑誌『安心』で何度かご紹介してきましたが、最近、ツイッターで小指シップが話題になっていると聞いてびっくりしています。小指シップで不眠や疲労が改善したというツイートに、フォロワーが盛り上がっているそうです。【解説】安田譲(安田医院院長)


こむら返りは【病気のサイン】脳梗塞や糖尿病の前兆かも マグネシウム食品で治せる

こむら返りは【病気のサイン】脳梗塞や糖尿病の前兆かも マグネシウム食品で治せる

こむら返りは、2〜3秒から数分間、ふくらはぎの筋肉が収縮して起こります。運動中に起こることもあれば、就寝中に起こることもあり、時に激烈な痛みを伴います。まず、どうしてこむら返りが起こるのでしょうか。その原因は、実は7〜8割以上はマグネシウム不足です。【解説】横田邦信(東京慈恵会医科大学教授)


ランキング


>>総合人気ランキング