【酢の健康効果】病弱だった私が2度の大病を乗り越え元気なのは「ゴマ酢」のおかげ

【酢の健康効果】病弱だった私が2度の大病を乗り越え元気なのは「ゴマ酢」のおかげ

私は、子どもの頃から病弱でした。25歳のとき、気胸が見つかり右肺の一部を切除しました。45歳のときは、肝硬変の一歩手前までC型肝炎が進行していることがわかったのです。そんな私が、あれから40年もたつというのに、死ぬどころかますます元気で生きています。【体験談】榊原秀夫(無職・86歳)


「長くは生きられない」と言われていた

 私は、子どもの頃から病弱でした。生まれたとき、「この子は長く育たない」と言われたくらいです。
 実際に、高等小学校を卒業するまで、病院と縁が切れない生活を送っていました。

 大人になってからは、大病を2回しました。1回目は25歳のとき。初めて就職した会社の健診で、肺の病気(気胸)が見つかりました。いろんな治療を受けましたが、よくならず、最終的には手術で右肺の一部を切除しました。
 会社を辞め、数年間の療養生活が続きましたが、輸血や薬、栄養補給などで、徐々に健康を取り戻していきました。

 そのときの大量輸血が、後にC型肝炎を発症する原因になりました。45歳のとき、仕事場で突然倒れ、肝硬変の一歩手前までC型肝炎が進行していることがわかったのです。
 半年間の闘病後、医師から、「10年持つかどうか」と言われた言葉が、今でも脳裏に焼きついています。
 そんな私が、あれから40年もたつというのに、死ぬどころかますます元気で生きています。周りの人たちも、「肺も人並みにないのに、なぜこんなに長生きしてるのか……」と、首をかしげるばかりです。何より、私自身が驚いています。

 思い当たることといえばただ一つ、「ゴマ酢」を35年以上、飲み続けてきたことです。
 私がゴマ酢のことを知ったのは、C型肝炎で倒れて数年たった頃でした。

 C型肝炎は、長い経過の中で、肝臓がんに移行する恐れがあるそうです。元来虚弱だった私は、不安でたまらず、少しでも体によいものはないか、必死で探しました。
 そんなある日、図書館で1冊の健康雑誌が目に止まりました。そこに、モンゴルの民間療法だというゴマ酢(正式には「トウゴ酢」)が紹介されていたのです。

 作り方は、生の黒ゴマとトウガラシを酢に漬けるだけです。それだけの簡単な食品なのに、疲労回復や老化防止、動脈硬化や脳出血などの予防効果があるそうです。
 当時、私の家の近所では、まだ黒ゴマを作っている農家がありました。ですから、ゴマならいくらでも手に入りますし、酢もトウガラシも高いものではありません。

 それで、「これだけの効果があるならやってみよう」と、私は文字どおり、わらにもすがる気持ちでゴマ酢を飲み始めました。
 それから35年以上、今に至るまで、ゴマ酢を飲み続けています。

血液検査はほぼ正常!自分でも元気なのを実感

 私は3度の食事の後、小さじ1杯のゴマ酢を、そのまま飲んでいます。酢ですから、味はすっぱく、トウガラシの辛味が少しピリピリします。ゴマの味はあまりしませんが、エキスは酢に溶け出しています。

 こうしてゴマ酢を毎日欠かさず飲みましたが、飲んだからといって、すぐに効果が現れるわけではありません。
 しかし、飲み続けるうちにじわじわと、体調の変化を実感するようになりました。

●カゼをひかない
 まず、カゼをひかなくなりました。「カゼかな」と思って病院に行っても、1~2日薬を飲むと治ってしまいます。インフルエンザも、ほとんどかかったことがありません。
 最後にカゼやインフルエンザにかかったのがいつか、思い出せないくらいです。

●胃腸が丈夫になり、イボ痔が改善
 もともと虚弱体質で食が細く、胃腸の働きがよくなかったのですが、ゴマ酢のおかげで胃腸が丈夫になり、なんでもおいしく食べられるようになりました。
 さらに、排便の状態がよくなり、下痢や便秘をしなくなりました。そのためか、イボ痔も改善して、痔で困ることがなくなりました。

●冷えが改善
 ゴマ酢を飲むと、血流がよくなるのか、全身の冷えがだいぶ改善しました。おなかや手足が冷えて、夜眠れないというようなこともなくなりました。

●血圧が正常化
 私は病弱だったので、ずっと血液が足りず、血の巡りも悪いと思っていました。ですから、血圧も低いと思い込んでいましたが、あるとき病院で測ったら、最大血圧が150mmHg以上もあったのです。
 その高かった血圧が、いつの間にか下がってきて、今は、最大血圧が130mmHg前後、最小血圧が70mmHg前後と、この年にしては上々の状態です(正常値は最大血圧140mmHg未満、最小血圧90mmHg未満)。

●C型肝炎が改善
 C型肝炎も改善して、まったく問題なしです。半年に1度受けている検査でも異常がなく、直近の血液検査では、肝機能の数値は全部正常域でした。悪かった頃は、数値がひとけた違いました。
 血液検査で注意されたのは、一つだけ、空腹時血糖値が118mg/dlと少し高めだったこと(正常値は110mg/dl未満)。後は、すべて正常です。

 2年前、鼠径ヘルニアになって手術を受けたときは、医師から「体力があるね」とほめられました。昔から知っている医師も、「あんなに弱かったのに、すごく体調がよさそうだね」と声をかけてくれます。
 何よりも、自分が元気なことは自分でわかります。私は、今でも自分で車を運転してどこにでも行きますし、先日は屋根に上って雨もりの修理もしたくらいです。

飲んでいる人はみんな元気で長寿

榊原さん手作りのゴマ酢

 私は、自分の体験も踏まえて、周りの人たちにもゴマ酢を飲んでもらおうと、兄弟や親戚、同級生などにゴマ酢の作り方を教えてきました。

 その中には、試した人もいれば、試さなかった人もいます。また、続けた人もいれば、途中でやめてしまった人もいます。それをいちいち確かめたわけではありませんが、今でも続けている人は、私と同じように元気です。

 月に1回、同級生たちと集まってコーヒーを飲む会があり、私はその会にずっと参加しています。最初は大勢参加していましたが、今は5人になってしまいました。その中の4人が今でもゴマ酢を飲んでおり、そのうちの3人は、私同様元気です。

 しかし、飲まなかった人、途中でやめてしまった人は、頑健だった人でも早くに亡くなったり、体調をくずして家から出られないような生活を送ったりしています。
 また、私と同じ肺の病気で入院し、同じ病院で手術を受けた人たちも、私を除いてみんな亡くなりました。

 一方、病弱に生まれ、「いつ死んでもおかしくない」と言われた私が、今もこうして元気に生きています。
 何がよかったのかはわかりませんが、私がこだわって続けてきたのはゴマ酢だけですから、ゴマ酢がよかったのだと思わざるを得ません。

飲み続けてあと10年はがんばりたい!

飲むときは瓶の口に茶こしを入れ、
漬け酢だけを簡単にすくえるよう工夫している

 長くゴマ酢を続けてきた間には、生の黒ゴマが手に入りにくいときもありました。そんなとき、ゴマを仕入れてくれた近所の商店のMさんも、ゴマ酢を続けている一人です。

 Mさんは、ご主人が大病を患ったのをきっかけに、ご夫婦で飲み始めました。当時、ご主人が倒れて「店を閉めよう」と思っていたそうですが、今はご主人がお元気になり、店を続けておられます。
 Mさん自身は、毎年冬になると手のしもやけに悩まされていたそうですが、ゴマ酢を飲むようになって、「しもやけができなくなった」と喜んでいます。
 Mさんはこれまで、50人くらいのかたにゴマ酢を紹介してくれました。その中には糖尿病が改善している人もいて、今も続けておられるそうです。

 こんなに体によいものなのに、残念なのは、ゴマ酢を長く続ける人が少ないことです。
 ゴマ酢は、ある程度飲み続けないと、目に見えた効果が感じられないかもしれません。しかし、後で振り返って、「続けてよかった!」と思える日が、きっと来ます。

 学校の教師をしていた私の兄は、在職中にはゴマ酢を飲んでいて、「とても体調がよい」と喜んでいました。ところが退職後、体調がよくなったので、飲むのをやめてしまいました。
 80歳近くなって肺がんが見つかり、その最後のとき、「ゴマ酢を続けていたら、もう少し生きさせてもらえたかもしれない」と、私に言っていました。

 みんながみんな、私のように効果を感じるかどうかはわかりません。しかし、ゴマ酢は、安くて簡単にできる健康法です。ぜひ長い目で見て、続けてほしいと思います。
 私も、これを飲んで、あと10年はがんばるつもりです。

胃腸の働きを高め肝臓を元気づける(木暮医院漢方相談室薬剤師・井上正文)

 ゴマ酢には、血流をよくしたり、胃腸の働きを高めたりする作用があります。榊原さんのように、冷え症で胃腸の弱い虚弱体質のかたにはとてもよい食品で、体が温まって胃腸の働きがよくなれば、栄養の吸収が高まり、虚弱体質も改善します。

 C型肝炎の悪化が抑えられたのは、黒ゴマと酢に肝機能を高める作用があるからです。黒ゴマには、漢方でいう陰陽のバランスのうちの陰を養う作用があり、肝臓の細胞に力をつけます。酢の酸味にも、肝の気の流れをよくする作用があります。それらが肝臓を元気にし、ウイルスを抑えたと考えられます。
 これだけの効果は、榊原さんが35年もゴマ酢を続けてこられたからでしょう。まさに「継続は力なり」です。

→ゴマ酢の作り方はコチラ

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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