【血圧を下げる】糖尿病が改善!脳梗塞の予防に、と中国でブーム「タマネギワイン」とは

【血圧を下げる】糖尿病が改善!脳梗塞の予防に、と中国でブーム「タマネギワイン」とは

現在、私の故郷である中国で、大ブームを巻き起こしている民間療法があります。それが「タマネギワイン」です。お手軽な民間療法ですが、「血圧が下がった」「糖尿病が改善した」「血栓(血液の塊)を溶かして脳梗塞の予防になる」と、健康意識の高い中国人の間で絶大な人気を博しているのです。【解説】劉莉亜(劉先生鍼灸院院長・医学博士) 


ダブルの抗酸化作用で関節の炎症を一掃!

 現在、私の故郷である中国で、大ブームを巻き起こしている民間療法があります。それが「タマネギワイン」です。

 切ったタマネギを瓶に入れ、赤ワインを注いで3日間漬けるだけで完成。こんなお手軽な民間療法ですが、「血圧が下がった」「糖尿病が改善した」「血栓(血液の塊)を溶かして脳梗塞の予防になる」と、健康意識の高い中国人の間で、絶大な人気を博しているのです。

 実際、栄養学の観点からも、タマネギと赤ワインは、それぞれ優れた薬効があります。

 まず、タマネギの健康効果といえば、血流をよくしたり、血管をやわらかくしたりする作用が挙げられます。
 この効果をもたらすのは、主に、硫化アリルや硫化プロピルなどのイオウ化合物です。

 タマネギを包丁で切ると、よく涙が出ることがあります。このときに目を刺激する成分が、硫化アリルです。
 硫化アリルには、血小板の凝固作用を抑制して、血液をサラサラにする働きがあります。加えて、末梢血管を広げる作用もあるので、血栓予防に役立ちます。
 硫化プロピルは、タマネギ特有の辛み成分です。糖の代謝を促進する働きがあり、血糖値のコントロールに役立ちます。

 さらに、タマネギに含まれるケルセチンには、老化や病気を招く活性酸素を消す、優れた抗酸化作用があります。生活習慣病の改善・予防はもちろん、アンチエイジングにも力を発揮するのです。

 一方、赤ワインの特長といえば、やはりポリフェノール類が豊富なことでしょう。ポリフェノール類には、前述したケルセチン同様、強力な抗酸化作用があります。
 また、1日1杯の赤ワインが、高血圧や糖尿病、認知症、骨粗鬆症の予防に役立つこともわかっています。
 このようなすばらしい薬効を持った二つの食材を組み合わせたタマネギワインは、まさに最強コンビといえるでしょう。

 ちなみに、中国では、タマネギワインは、ひざ痛や腰痛などの関節痛にも効果があるといわれています。これは、タマネギとワインの抗酸化作用により、関節の炎症を引き起こす活性酸素を消すためです。
 また、血流がアップすることも、痛みの改善に大いに役立ちます。

 タマネギワインを作るときに用意するタマネギは、スーパーなどで売られている普通の物で問題ありません。より健康効果を得たい場合は、紫タマネギがお勧めです。紫タマネギには、アントシアニンというポリフェノールが豊富に含まれているので、より強力な抗酸化作用が期待できます。

 赤ワインは、添加物が多い物を避けるようにすれば、お好きな銘柄でかまいません。

血液の検査数値が正常化インフルエンザとも無縁

 タマネギワインは、1日2回、朝晩の食前に、25~50mlを目安に飲みましょう。仕事をされているかたは、夜だけでもОKです。食前に飲むことで、糖質の吸収を抑える効果が期待できます。胃腸が弱いかたは、食後でもけっこうです。

 タマネギの薬効を余すことなく得るために、漬けたタマネギも、必ず食べてください。赤ワインに漬けたことで辛みが抑えられているので、そのままでもおいしく食べられます。また、サラダなどに混ぜてもいいでしょう。
 赤ワインは継ぎ足さず、漬けたワインがなくなるころ、タマネギも食べ切るようにしてください。

 私も、1年前からタマネギワインを愛飲しています。私の場合は、お酒があまり得意ではないので、ワインは温めて、アルコール分を軽く飛ばしてから飲むようにしています。

 全国各地から集まる患者さんの治療で、忙しい毎日を送っていますが、タマネギワインが私の体調を支えてくれています。カゼ知らずで、インフルエンザとも無縁です。実際、昔は引っかかっていた血液検査も、今では、あらゆる項目で正常値をキープしているのです。

 ただし、タマネギワインの効果を実感するには、少なくとも半年は続けるべきでしょう。地道に続けることが大切です。そうすれば、きっとすばらしい成果が出ることでしょう。

「血管が若返る!」と劉先生

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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