【緑内障・飛蚊症】「体の酸素不足」が原因? ペットボトルを使って視力を改善する方法

【緑内障・飛蚊症】「体の酸素不足」が原因? ペットボトルを使って視力を改善する方法

疲れ目、老眼、近視、緑内障、飛蚊症など、なんらかの目の不調に悩んでいる人に、私がぜひお勧めしたいのが「ペットボトル呼吸」です。底に穴を開けたペットボトルをくわえて、息を吸ったり吐いたりするだけの簡単な呼吸法ですが、視力改善に大きな効果を発揮します。【解説】今野清志(日本リバース院長)


今野 清志
1953年、宮城県生まれ。中国北京国際針灸倍訓中心結業・中国中医研究院にて研修。帰国後、日本で唯一の酸素療法を取り入れた整体院を開業し、視力回復をはじめ、乱視や緑内障、耳鳴りなどの施療で多くの実績を上げている。『目は1分でよくなる!』(自由国民社)、『目はスプーン1本でよくなる!』(マキノ出版)など、視力に関する著書も多い。

働き者の目にはたくさんの酸素が必要

疲れ目、老眼、近視、緑内障、飛蚊症など、なんらかの目の不調に悩んでいる人に、私がぜひお勧めしたいのが「ペットボトル呼吸」です。
底に穴を開けたペットボトルをくわえて、息を吸ったり吐いたりするだけの簡単な呼吸法ですが、視力改善に大きな効果を発揮します。

視力改善と呼吸法。
なんら関係がなさそうですが、実はおおありです。

あらゆる目の不調に、目の酸素不足がかかわっているからです。
視力を改善するには、目に十分な酸素を送ることが不可欠なのです。

酸素は、体を構成する60兆個の細胞すべてのエネルギー源です。
酸素が不足すると細胞の働きが低下し、体内の各器官は本来の働きができなくなります。

目も例外ではなく、酸素不足が大きなダメージをもたらします。
目は心臓の次に働き者です。
1日に2万回近くまばたきを行い、眼筋は10万回以上動いています。

そのうえで、膨大な情報が網膜や視神経を通して入ってくるわけですから、それを処理するためにも、多くの栄養や酸素が必要になります。

人間の体は、筋肉運動をすると体に乳酸がたまります。
たまった乳酸は酸素によって分解され、血液に乗って排せつされます。

十分な酸素が得られないと、分解できなかった乳酸が過剰に蓄積し、視力に影響が出ると考えられるのです。

スマホの前かがみ姿勢が酸素不足を助長する

ここで、酸素不足が引き起こす代表的な目のトラブルを挙げてみましょう。

・疲れ目・ドライアイ
 酸素や血流が不足し、目の細胞の働きが低下。涙の分泌が滞ったり、目が疲れやすくなったりする。

・近視・老眼
 レンズの働きをする水晶体や、水晶体の厚みを調節する毛様体筋の弾力が酸素不足で失われ、症状が加速する。

・白内障
 酸素不足によって水晶体の新陳代謝が衰え、濁りが生じる。

・飛蚊症
 酸素が不足することで、眼球内の老廃物が排せつできなくなる。

・緑内障
 眼圧が高くなって発症するケースと、正常な眼圧で発症するケースがある。
 いずれも目の血流不足による酸欠が視神経の働きをそこね、症状の悪化に拍車をかける。

酸素不足の害についてお話ししましたが、「私はちゃんと呼吸できているから大丈夫」と思う人もいるでしょう。

下の表をご覧ください。

加齢とともに心肺機能は衰え、酸素の摂取量は確実に減少していきます。
50代を過ぎたら、うかうかしていられないのです。
加齢のほかにも、日常生活には酸素不足を招く要因があります。

一つはストレスです。
ストレスを抱えていると胃腸が硬くこわばります。
すると胃腸と連動して動く横隔膜などの呼吸筋が使われず、呼吸が浅くなって酸素が十分に取り込めなくなるのです。

二つ目は、前かがみの姿勢です。
パソコンやスマートフォンの使い過ぎが目によくないことは皆さんご存知ですが、前かがみの姿勢は呼吸が浅くなり、酸素不足も引き起こします。
ここに運動不足が加わり、慢性的な血流不足で体内に取りこまれる酸素量が低下してしまいます。

始めたその日から視界が明るくなった

→「ペットボトル呼吸」のやり方はコチラ

こうした酸欠状態から脱する有効な手段が、ペットボトル呼吸です。
底に小さな穴を開けたペットボトルを通しての呼吸は、空気の抵抗が生じ、肺に適度な負荷がかかります。

ペットボトル呼吸をくり返すことで、呼吸筋が効率よく鍛えられ、深い呼吸ができるようになり、酸素をたっぷり取りこむことができます。

深い呼吸を行うと自律神経(内臓や血管の働きを無意識に調節している神経)の働きが整います。
自律神経は毛様体筋や水晶体などの働きにかかわっているので、これら目の器官の働きも安定して視力の回復が期待できます。

私の治療院では、目の不調を抱えた方には、必ずペットボトル呼吸を指導しています。
毎日続けていただくと、2週間ほどで、視力の改善を感じる方が多いようです。
中には始めたその日から「視界が明るくなった」「目の疲れが取れた」とおっしゃるかたもいます。

ペットボトル呼吸の効果は目にとどまりません。
自律神経の働きが整うことで全身の血流もよくなり、冷え症や便秘、うつ、生活習慣病の改善にも役立ちます。

ペットボトル呼吸を実践して、視力回復に役立ててください。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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