【更年期障害】ほてり、多汗、腰痛が改善した!寝床で足をモゾモゾする「操体法」とは

【更年期障害】ほてり、多汗、腰痛が改善した!寝床で足をモゾモゾする「操体法」とは

患者さんの中には操体法を実践して、更年期障害によるほてりや多汗、ひざ痛、腰痛、五十肩、また加齢性の難聴まで軽快した人もいます。脳梗塞の後遺症がある人は、通常のリハビリは痛くてできないと操体を実践し、可動域が上がりました。【解説】永島知子(ながしまクリニック院長)


何年も悩んだ足や腰のしびれが消えた!

私は「操体」に出会い、すっかり虜になった1人です。
7年前からはクリニックで操体法講習会を開催し、患者さんとともに実践しています。

私自身、40代半ばのときに足を捻挫して以来、ずっと左の足から腰までがしびれていたのですが、操体をするようになっていつの間にか治っていました。
また、女性は更年期になると女性ホルモンが減り、血管も固くなって、全身の潤いがなくなります。

関節もきしみ、足腰の衰えも目立ってきます。
操体なら無理なく体を動かせるので、運動がまったく苦手な私でも続けることができて、更年期もうまく乗り越えられています。

操体は筋肉をゆるめて全身のバランスを整えるため、血液・リンパ・経絡の流れがよくなります。
気・血・水が整うということは、どんな病気でも改善するチャンスがあるということです。薬の効きや栄養の吸収率もよくなるでしょう。

薬の効きをよくするためガンの再発も防ぐ

患者さんの中には操体法を実践して、更年期障害によるほてりや多汗、ひざ痛、腰痛、五十肩、また加齢性の難聴まで軽快した人もいます。
脳梗塞の後遺症がある人は、通常のリハビリは痛くてできないと操体を実践し、可動域が上がりました。

ガンとリウマチの両方を患ってい人にも、リウマチ治療のために免疫抑制剤を使うとガンが再発する恐れがあるため、操体を勧めました。
漢方薬との併用で手術後5年以上たつ今もガンは再発せず、リウマチもうまくコントロールできています。

そのほか、むくみが取れる、肌に輝きが出るという声もあります。

操体の中でも「寝床で足をモゾモゾする」動きは、特に基本となる動作で、あらゆる人にお勧めです。
寝たままでできるので、たとえ寝たきりになっても、床ずれや関節痛を自分で防ぐことができます。

創始者の橋本敬三医師は90歳で大腿骨を骨折され、6年間も寝たきりになられました。
しかし、操体で床ずれも関節症もなく逝かれたそうです。

特に、脱力して呼吸を繰り返すときは、体がゆるんで、最大限にリラックスします。
忙しい現代人にとっては贅沢かつ、とても有意義な時間です。「ふにゃ〜」と体も心もゆるめる気持ちで、やってみてください。

永島知子
大阪市立大学医学部卒業。日本東洋医学会専門医。2000年、大阪市中央区にながしま東洋医学専門クリニックを開設、2013年に大阪市北区に移転し現在に至る。女性の不定愁訴の改善などを得意とする。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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