【セックスレスを改善】最高の快感と満足をもたらし、人生を豊かにするセックス法とは

【セックスレスを改善】最高の快感と満足をもたらし、人生を豊かにするセックス法とは

体と心が溶け合い、人生が開花するセックス幸福学。女性は体内にパワースポットを秘めています。不可能が可能になるブレイクスルーの力をご紹介しましょう。【解説】夏目祭子(聖なる性の語り部・作家・カウンセラー)


性は全身全霊を通じた男女の気の交流

古代中国には、「房中術」という養生法がありました。
人体に備わる「陰陽」2種の気(エネルギー)について、男性が多く持つとされる「陽」の気と、女性に多いとされる「陰」の気を、性交によって交換しあい、心身の健康増進や若返りを図る医術です。

当時は、心身の不調があると、医師から「週に○回、この体位で性行為をすること」と処方されるほど、性交渉は、生命エネルギーの源であると認識されていたわけです。
同様の例として、古代のマヤ文明でも、女性にとって更年期以降に当たる年代での性交渉が奨励されていたという事実が伝えられています。

現代医学の観点で検証しても、性行為には副交感神経(安静時に優位になる神経)を活性化する働きがあり、安眠につながったり、免疫力をアップさせたりするそうです。
古代社会で、公に男女の交わりが重用されていたのも、納得できることです。

ところが、いつの間にか、性はいやらしく秘すべきものとされ、「全身全霊を通じた男女の気の交流」ではなく、「男性の射精を目的とした下半身の行為」に矮小化されてしまいました。
さらに中年期以降は、「子作り」という大義がなくなる分、交愛(※「性別」という意味を持つ「セックス」という言葉で性行為を表すのに違和感があり、気の交流を伴う性行為は、大和言葉の「目合(まぐわ)い」に「交愛(まぐあい)」という言葉を当てて使うようにしています。)に消極的になるケースが少なくありません。

ですが、これからの人生を、より豊かなものにするためにも、ぜひ愛するパートナーとの交愛をたいせつにしていただきたいと思います。

ほんとうの意味でよい交愛の神髄は、気の交流です。
脳まで突き抜けるような快感が得られながらも、まったく疲れないどころかエネルギーの源泉となります。
そうした交愛を行うために「セックス=射精が目的」という思い込みをぜひ外していただきたいのです。

性の本質がゆがめられた結果、性交のスタンダードモデルをアダルトビデオ(AV)の演技に依拠してしまったのもセックスレスを助長しています。
AVはあくまで男性が自慰で射精するためのツールなので、男性の性的興奮が高まる速度に合わせて作られています。

ゆっくりと快感を高めていく女性とは、本来求めるスピード感がまったく違うのです。
にもかかわらず、男性はAVで見たままをパートナーとの性交に持ち込むため、女性が痛みを伴ったり、快感に達せなかったりするわけです。

それでは、女性が交愛への興味を失うのも、無理はありません。
また、男性にとっては、若い頃のような男性器の固さの持続力が低下してきた自覚が男の沽券を失うように感じられ、そんな自分を見たくないためにセックスレスに向かうかたも、女性が考える以上に多いのです。

不可能を可能にするエネルギーが湧く

射精は生命力の放出ですから、どうしても体力を消耗します。
中高年以降になれば、体力の回復にも時間がかかりますから、性交がめんどうに感じられるようになるわけです。

射精を目的としなければ、男性の勃起時間というタイムリミットまでに自分もパートナーも満足させなければならない、というプレッシャーから解放されます。
もっと言えば、挿入すら交愛の必要条件ではありません。

たとえED(勃起不全)だったとしても、すばらしい気の交流を行うことはできます。
本来の交愛では、直線的な激しいピストン運動ばかりする必要はなく、射精するかどうかも、それぞれの自由だからです。

交愛のエネルギーと言えば、女性が臨界点を超えたときのオーガズムに象徴されますが、その波に男性を巻き込むことができるという事実は、あまり知られていないのではないでしょうか。
それには、女性のゆったりとしたペースで愛撫を重ねながら、エネルギーを交換し合う「無限のイメージ呼吸法(上図参照)」がお勧めです。

女性のオーガズムの波に浮揚させられるように、男性も絶頂に至ります。
それも細胞の1つひとつが喜ぶような、体の深いところから脳に抜けるほどのエネルギーに満たされた満足感をお互いに得られるのです。

性のパワーとは不思議なもので、私自身、それが執筆などの創作エネルギーに昇華されることも珍しくありません。
不可能が可能になるブレイクスルーの力が湧いてくるのです。

このことは、過去に心からおつきあいしていた男性も同様です。
例えば、ある芸術家の男性は、次々と斬新な作品を生み出すようになりましたし、別のパートナーは、貯金ゼロから都内の一等地にビストロを開店しました。

ひどく話し下手だったのに、大勢の人前で堂々と講演会ができるまでになったかたもいます。
交愛のエネルギーを、健やかで、よりよい人生の源泉として活用してください。

夏目祭子
一般社団法人「性・愛・命の学び舎」代表理事。2002年より「大人が学び直す真実の性」を伝える活動を開始。2008年出版の「セクシャルパワー」本は、女が性を語る時代を開くバイブル的存在に。快感体質を磨くメソッドも大好評。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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