【掃除と片づけ術】「憂鬱な台所」を「大好きな台所」に変える3つのルール

【掃除と片づけ術】「憂鬱な台所」を「大好きな台所」に変える3つのルール

日々の食事を作るために日々台所に立っている皆さんに質問です。「台所が好きですか?」20~60代の女性を対象としたある調査によると、約9割が台所仕事を“憂うつ”だと考えているそうです。私は料理家です。にもかかわらず、以前は私も、台所に立つことが苦痛でした。でも今は、台所も台所仕事も大好きです。【解説】高木ゑみ(料理家)


理想の台所のカギは汚れる箇所の「フラット化」

日々の食事を作るために、日々台所に立っている皆さんに質問です。

皆さんは、台所が好きですか?

20~60代の女性を対象としたある調査によると、女性の約9割が、台所仕事を“憂うつ”だと考えているそうです(上図参照)。

「早く夕食を作らなければ、と頭ではわかっているのに、なかなか台所に向かえない」
「自分の時間を犠牲にして、私は台所に立っている」
など、台所に対してネガティブな感情を持っている女性は、驚くほどおおぜいいるのです。

私は料理家です。
それにもかかわらず、以前は私も、台所に立つことが苦痛でした。
でも今は、台所も台所仕事も大好きです。

今回は皆さんに、「台所が大好きになる片づけ」をご紹介します。

やることはシンプルで、守ってほしいことはたった1つだけ。
それは、調理台(コンロ・シンク・作業スペース)や床、冷蔵庫のドア面など、汚れがつく可能性のある場所には、いっさいものを置かず、「フラット」(平面)な状態を保つということです。

メリットは3つあります。

1つは衛生面。

台所は家族の健康を守る場所。
常に清潔でないと、食中毒も心配ですし、安心して料理に集中できません。
台所を清潔に保つには、こまめな掃除が欠かせません。

台所の汚れは、「あとで掃除しよう」と思っていると、いつの間にか“ガンコな汚れ”となっていて、痛い目を見ます。
水や油が跳ねたり、煮汁や調味料をこぼしたりしたときに、そこにものが置かれていなければ、サッと拭き取れます。

フラットな台所は、別名「汚れ知らずの台所」。
台所の清潔さを、最低限の労力で維持できるんです。

清潔で、作業効率がよく、居心地のいい台所

フラットな台所の2つ目のメリットは、台所仕事の効率がアップする点。

調理台の上にものがなければ、スペースを広く使えるため、調理の効率が圧倒的によくなります。
調理台に今あるものは、すべて撤去してみましょう。

「撤去したものをしまうスペースなんて、うちの狭い台所にはありません」と思われたかもしれませんが、心配不要です。
撤去の詳しい方法は、別記事でご説明します。


3つ目のメリットは、台所が快適な空間になり、台所へのネガティブ感情が解消できる点です。

例えば、掃除が行き届いて清潔なホテルの部屋を想像してみてください。
何とも言えず、心地いいですよね。

生活感がない、余計なものがないというだけで、私たちは心地よさを得られるんです。
視界にものがない、フラットな台所は、それと同じ効果をもたらします。

清潔で、作業効率がよく、心地いい――そんな理想の台所を作る3つのルールを、別記事でお伝えします。
ぜひ実践してみてください。

高木ゑみ
1985年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。海外留学や数々の厨房での修業の後、エコール辻東京フランス・イタリア料理マスターカレッジを卒業。2009 年より中目黒で主宰している料理教室は生徒数800 人超と大人気で「なかなか予約の取れない教室」と評判。企業向けレシピ開発・出張料理・メディア出演も精力的に行っている。著書『考えない台所』(サンクチュアリ出版)は12万部突破。最新刊『もう献立に悩まない』(マガジンハウス)も好評。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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