テレビで話題の【長生きスープ】ーー実際やったらどうなったか?

テレビで話題の【長生きスープ】ーー実際やったらどうなったか?

「長生きスープ」としてテレビで紹介された、医師監修の野菜スープを飲み始めてから、体重はどんどん減っていきました。目標の86kgを超えて、85kgになったのは、4ヵ月後でした。おなか周りも細くなり、ジーンズは全部買い替えました。【体験談】森睦(会社員・62歳)


テレビで話題の「長生きスープ」

長生きスープ(野菜スープ)の作り方はこちら↓↓

本当においしくて毎日でも飽きない

 私は以前から血圧や血糖値が高く、麻布医院の髙橋弘先生に診ていただいていました。

 血圧は、降圧剤を3種類飲んでいて安定していましたが、高いときは、最大血圧が160mmHg、最小血圧が101mmHgありました(正常値は最大血圧140mmHg以下、最小血圧90mmHg以下)。
 血糖値は、薬を飲んでいてもヘモグロビンA1cは6.5%(過去1~2ヵ月の血糖値がわかる数値で、正常値は6.5%未満)から下がらず、尿酸値も7.7mg/dL(正常値は7.0mg/dL以下)と高めでした。

 当時、体重が100.6kg(身長175cm)あった私に、髙橋先生はこうおっしゃいました。「野菜スープで、86kgを目標に、体重を落としていきましょう」。

 私は昨年の10月から、野菜スープを飲み始めました。初めはレシピどおりに作っていましたが、カボチャは糖質が多いので、入れるのを止めました。
 その代わり、セロリ2本、ダイコン4分の1本、チンゲンサイ1株、ブロッコリー1株、ネギ1本を加え、2Lの水で45分煮ます。これが、私と妻の2日分のスープです。
 私は、朝昼兼用の昼食と夕食の2回、スープを飲みます。食事の最初に、まずスープだけをカップに2杯飲んだ後、中の野菜を小皿に2杯食べます。

 野菜にはアマニ油、アゴだし(トビウオのダシ)、ポン酢、ゴマ油、ゴマをふりかけます。
 スープと野菜で、おなかはかなりふくれます。夕食はこれに肉、チーズ、卵などをたっぷり食べて、主食は食べません。

 こうして野菜スープを飲み始めてから、体重はどんどん減っていきました。目標の86kgを超えて、85kgになったのは、4ヵ月後でした。おなか周りも細くなり、ジーンズは全部買い替えました。
 血圧の薬もだいぶ減りました。スープを飲み始めて半年後に1種類、その3ヵ月後にもう1種類減って、現在は弱い降圧剤を一つ飲んでいるだけです。血圧も、120/75mmHgで安定しています。

 ヘモグロビンA1cは、スープを飲み始めた翌月には、5.9%に下がり、その後はずっと5%台をキープしています。尿酸値も6.1mg/dLになりました。先生から「そろそろ糖尿病の薬も止めましょうか」と言われています。

おなか周りが細くなった!

最終的に薬が不要になるケースはめずらしくない(麻布医院院長・髙橋 弘)

 森さんは、スープで薬を減らせた患者さんです。血圧はいちばん軽い薬で安定していますし、血糖値も同じ薬で下がっています。そのうち、どちらの薬も不要になるでしょう。こうして最終的に薬を止められるケースは、めずらしくありません。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連する投稿


【がんを予防する野菜のとり方】ファイトケミカルは“加熱”が必須 抗がん剤の副作用減

【がんを予防する野菜のとり方】ファイトケミカルは“加熱”が必須 抗がん剤の副作用減

生の野菜をそのまま食べても、わずかしかファイトケミカルを吸収することができません。野菜を煮込むことで、ファイトケミカルがスープに抽出され、生食とは比較にならない強力な抗酸化パワーを得ることができます。【解説】前田浩(崇城大学栄誉教授・熊本大学名誉教授)


非アルコール性脂肪肝炎(ナッシュ)が改善!生活習慣病を予防する「ファイトケミカルスープ」とは

非アルコール性脂肪肝炎(ナッシュ)が改善!生活習慣病を予防する「ファイトケミカルスープ」とは

私の治療の理想は、患者さんが薬だけに頼るのではなく、食事など生活習慣の重要性に気づいて見直していただくことです。そうすれば、難しい病気であっても改善する可能性はじゅうぶんにあります。【解説】髙橋弘(麻布医院院長・ハーバード大学医学部元准教授)


【がん予防の食事】は「野菜スープ」が一番と研究者が断言 ファイトケミカルを効率的に摂れる!

【がん予防の食事】は「野菜スープ」が一番と研究者が断言 ファイトケミカルを効率的に摂れる!

「植物は、なぜがんにならないのだろう?」私は研究を進め、植物に大量に含まれるファイトケミカルに、がん予防効果があることを突きとめました。緑茶のカテキン、トマトのリコピン、ホウレンソウのルテイン、ニンジンやカボチャのカロテノイドなど、身近な野菜に含まれています。【解説】前田浩(崇城大学栄誉教授・熊本大学名誉教授)


夫の糖尿病対策に作る食事【玉ねぎスープ】の 作り方(中島香里さん=素肌美研究家)

夫の糖尿病対策に作る食事【玉ねぎスープ】の 作り方(中島香里さん=素肌美研究家)

我が家では、5年ほど前から、ほとんど毎日、タマネギを食べています。そのきっかけは、夫の糖尿病が悪化したことでした。「なんとかしなくては」と思っていた矢先、ちょうどテレビで「タマネギが血糖値の改善に役立つ」と紹介されているのを目にしたのです。【体験談】中島香里(素肌美研究家・株式会社クリスタルジェミー代表取締役)


【高血圧対策レシピ】血圧を下げる食べ物は「酢ピーナッツ バナナ酢 酢牛乳」

【高血圧対策レシピ】血圧を下げる食べ物は「酢ピーナッツ バナナ酢 酢牛乳」

お酢の健康効果として代表的なのが、高めの血圧を下げる降圧作用です。今回は、お酢を毎日の食生活に取り入れやすくする酢ピーナッツ、バナナ酢、酢牛乳の作り方と効果について紹介します。【解説】小泉幸道(東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授)、岡田研吉(銀座・研医会診療所漢方科)、村上祥子(料理研究家・管理栄養士)


最新の投稿


【ブロッコリーの栄養】茹ですぎに注意!便秘解消・シワ対策に効果のある食べ方・使い方

【ブロッコリーの栄養】茹ですぎに注意!便秘解消・シワ対策に効果のある食べ方・使い方

ブロッコリーは、野菜の中でも栄養が飛び抜けて豊富で、多くの健康効果や美容、ダイエットにも効果を期待できる、まさに「野菜の王様」です。体にいい成分の宝庫であるブロッコリーを、積極的に食生活に取り入れない理由はありません。【解説】木村至信(秋山眼科医院耳鼻咽喉科部長、木村至信BANDリーダー)


【肩こり・五十肩を改善】痛みやしびれをすぐに解消する体操「手首振り」

【肩こり・五十肩を改善】痛みやしびれをすぐに解消する体操「手首振り」

手のしびれ、肩こり、五十肩、腱鞘炎、腕や手の疲れとそれによる痛みなど、手・腕・肩のトラブルに悩まされている人は多いものです。わずか1〜2分で簡単にできるバンザイ手首振りは、血液とリンパ(体内の余分な水分や老廃物、毒素などを運び出す体液)の流れを劇的に改善させます。【解説】宮本啓稔(新宿西口治療院院長)


【直腸性便秘】便を出す効果的な方法「考える人のポーズ」 大腸肛門科専門医が実験で確認

【直腸性便秘】便を出す効果的な方法「考える人のポーズ」 大腸肛門科専門医が実験で確認

便秘は①大腸の動きが遅く便がなかなか直腸まで下りてこない②便は直腸まで下りてきているが、うまく排出できない のタイプです。②を「直腸性便秘」と呼びます。便意を感じにくくなる、便が非常に硬くなる、残便感がある、排便時に痛みや違和感があるなどの特徴があります。【解説】高野正太(大腸肛門病センター高野病院肛門科部長)


【生活習慣病を予防】漬けるだけで超簡単「酢ピーナッツ」の作り方

【生活習慣病を予防】漬けるだけで超簡単「酢ピーナッツ」の作り方

ピーナッツと酢を組み合わせた「酢ピーナッツ」は、さまざまな健康効果をいいとこ取りした食品です。カリカリ食感とほどよい酸味が絶妙で、お茶請けやお酒のおつまみなどにぴったり!漬けるだけでできる超簡単な酢ピーナッツを、ぜひ皆さんもお試しください!【料理・栄養計算・スタイリング】五十嵐ゆかり(料理研究家・管理栄養士)


【肝臓病とは】A型肝炎 B型肝炎 C型肝炎の違いは? 急性と慢性の違いは? (子供でも分かる大人の病気)

【肝臓病とは】A型肝炎 B型肝炎 C型肝炎の違いは? 急性と慢性の違いは? (子供でも分かる大人の病気)

肝臓は多数の肝小葉という単位が集まった臓器で、「人体の化学工場」といわれ、胆汁を生成して消化を助けるほか、栄養分の分解や貯蔵、解毒、排泄など、重要な働きをしています。【解説】川嶋朗(東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門医師・東京有明医療大学教授)