【ひざの裏を伸ばす方法】ひざ裏のばしストレッチ やり方は簡単 名医のTHE太鼓判!

【ひざの裏を伸ばす方法】ひざ裏のばしストレッチ やり方は簡単 名医のTHE太鼓判!

私は医師として、股関節痛や腰痛、膝痛、背中の痛みに悩む患者さんに向けて、膝の裏を伸ばすだけの簡単体操「ひざ裏伸ばし」を処方しています。驚くような効果が得られています。テレビ「名医のTHE太鼓判!」などで紹介されました。やり方は簡単ですのでぜひお試しください。【解説】川村明(かわむらクリニック院長)


川村 明
1981年、徳島大学医学部卒業。86年、山口大学医学部大学院修了。医学博士。山口大学医学部第2外科助手等を経て、かわむらクリニックを開院。自らの椎間板ヘルニアの腰痛やしびれ、アトピーやうつをヨガで克服した経験からヨガを学び、高齢者でも安全に効果的にできるAKヨガ(川村式アンチエイジングヨガ)を考案。クリニックに併設のホールで自ら指導している。テレビの人気健康情報番組「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京)で紹介され、大きな反響を呼んだ。『5秒ひざ裏のばしですべて解決』(主婦の友社)が大好評発売中。

お風呂上がりに「膝の裏」を伸ばすだけで体の不調が改善

 私は、腰痛やひざ痛、股関節痛などの関節の痛みをはじめ、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、自律神経失調症、認知機能の改善などに、「運動」を処方しています。

 最近、病気の治療に「食事指導」を取り入れた医師は少しずつ増えてきましたが、「運動指導」を行う医師はほとんどいません。
衰えたり失ったりした機能を取り戻す「リハビリ(機能回復訓練)」を理学療法士に指示することはあっても、より健康になるための「運動」を処方できる医師がいないのが現状です。

 そんな中、私の基本的な治療方針は「運動こそ万能薬」。1に運動、2に食事、3、4がなくて、5に薬で、高い治療効果を上げています。

 実際に、ほんの数年前まで、股関節や、腰、背中、ひざなどが痛んだり、血圧や血糖値、コレステロール値が高かったりと、さまざまな体の不調に悩まされていた、ごく普通のおばあちゃんたちが、肩も腰もひざも柔軟になって、どんどん健康になっています。

 その秘密は「ひざの裏」にあります。毎日、おふろ上がりに、「ひざ裏伸ばし」体操を続けることで、さまざまな体の不調を克服できたのです。

ひざ裏伸ばしのやり方

 運動処方の基本となるのが、「ひざ裏伸ばし」の体操です。

 考案したきっかけに、私自身がヨガと出合い、体の不調を克服した経験があります。
 消化器外科医として、大学病院で長時間の手術をこなすなど激務に追われていた34歳のとき、腰椎椎間板ヘルニアを起こしました。手術を受け、手術は成功しましたが、足のしびれや腰の痛みが残りました。
 その後、大学病院を退職し、開業したものの、ストレスから心身のバランスをくずしたのでしょう。それまでなかったアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーや、大腸ポリープ、うつまで発症しました。

 そんな私を救ってくれたのが、「心」と「体」を結ぶヨガでした。55歳から始めたヨガで、体が柔軟になるにつれ、どんどん健康になったのです。
 前屈しても床から30㎝以上指先が離れていた私でも、半年後には開脚前屈で胸が床につくようになり、体の不調が改善し元気になりました。

 ひざ裏伸ばしは、とても簡単で、時間もかかりません。
 お風呂上がりで筋肉と気持ちがゆるんでいるときに、ご自分が気持ち良くできる範囲でいいですから、ぜひ毎日続けて、習慣にしてください。
 どんなに体が硬い人でも、ひざ裏を伸ばせば、体は不思議なほど柔軟になります。続けるうちに全身が若返るのが、実感できるはずです。

「ひざ裏伸ばし」特集は『安心』2018年7月号で読める!

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連する投稿


【肌が若返る】シミ・シワ 肌トラブルを改善する「1円玉療法」のやり方

【肌が若返る】シミ・シワ 肌トラブルを改善する「1円玉療法」のやり方

体に1円玉をはるだけで、ひざ痛、腰痛、耳鳴りなど、痛みや不調に即効性があると大人気の「1円玉療法」。効くのはそれだけではありません。アンチエイジングにも有効なのです。今月号では、シミやシワ、抜け毛の改善といった美容や若返りに効果的なはり方をご紹介します。【解説】川村昇山(弘漢療法院院長)


【整形外科医】手は露出した脳?「指ヨガ」で腰痛・ひざ痛も緩和する!

【整形外科医】手は露出した脳?「指ヨガ」で腰痛・ひざ痛も緩和する!

指ヨガは呼吸と意図のもと「指をもむ」ことによって全身でヨガをやっているのと同じような効果が得られるというものですが、実は指をもむことの大切さを説くのはヨガだけではありません。西洋医学でも、手は体の中で特化された分野で、整形外科でも早くから「手の外科」として確立されてきました。【解説】長田夏哉(田園調布長田整形外科院長)


【肩こり・腰痛】原因不明の体調不良が改善!病院の調査で確認「指ヨガ」の効果

【肩こり・腰痛】原因不明の体調不良が改善!病院の調査で確認「指ヨガ」の効果

看護師として約10年、病院に勤務し、多くの患者さんと接する中で、私は西洋医学だけでできることには限界があるのではないかと感じていました。【解説】宮本よしか(龍村式指ヨガマスターインストラクター・看護師)


【高血圧】「味噌汁」は控えなくてよい!“みそ”には減塩効果があると臨床試験で証明

【高血圧】「味噌汁」は控えなくてよい!“みそ”には減塩効果があると臨床試験で証明

「あなたは血圧が高いので、塩分の多いみそ汁を控えてください」。そう、医師に注意されたことはありませんか?しかし「みそ汁を飲むと血圧が上がる」という常識は大間違いだったのです。臨床試験の結果から、1日2杯程度のみそ汁を飲んでも、血圧には影響しないと明確に証明されました。【解説】上原誉志夫(共立女子大学教授・医学博士)


【肩こりの原因】は“手首”のねじれにあり!コリも首痛も改善するストレッチとは

【肩こりの原因】は“手首”のねじれにあり!コリも首痛も改善するストレッチとは

私の整体院では、患者さんが来院されたとき、初めに、手首の状態を見ます。それは、肩こり、腰痛、頭痛、背部痛、五十肩などの体のいろいろな痛みや不具合に、手首の骨のずれが関係している場合が多いからです。その際、私が患者さんに勧めているのが、「手首ストレッチ」です。【解説】中村守(『よくなる整体院』グループ代表)


最新の投稿


【子どものアレルギー】善玉菌を増やす「発酵キャベツ」で腸内環境を整えるのがお勧め 自閉症改善にも

【子どものアレルギー】善玉菌を増やす「発酵キャベツ」で腸内環境を整えるのがお勧め 自閉症改善にも

キャベツは、食物繊維がとても豊富で、ふだんの食生活で不足しがちな食物繊維を補うことができる食材です。これを発酵させることで、乳酸菌たっぷりになり、その乳酸菌が腸の中で善玉菌を増やしてくれるため、便秘をはじめとする腸の不調を改善してくれるのです。【解説】藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授・医学博士)


【自律神経を整える】セロトニン分泌を促し手軽に免疫力がアップする「ハワイの朝日呼吸」の効果

【自律神経を整える】セロトニン分泌を促し手軽に免疫力がアップする「ハワイの朝日呼吸」の効果

自然に触れると、自然の波長と人体の波長が心地よく混ざり合います。これは人体にヒーリング効果を生むと言われています。ハワイをイメージしながら行う「ハワイの朝日呼吸」でも、それに近い効果が得られると思います。【解説】川嶋朗(東京有明医療大学保健医療学部教授・医師)


【二重あご】若返りホルモンが分泌!顔の歪みも取る「舌回し」 の効果

【二重あご】若返りホルモンが分泌!顔の歪みも取る「舌回し」 の効果

「年を取るにつれ、ほおやあごがたるんで二重あごになってきた」そう感じている人は多いのではないでしょうか。実は、簡単な方法で、たるみや二重あごを撃退し、若いころのようなシャープなフェイスラインに戻せるのです。その方法とは、私の推奨する「舌回し」です。【解説】小出馨(日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第一講座主任教授)


【口呼吸・イビキが改善】美容と健康維持に役立つ「舌回し」15の効果

【口呼吸・イビキが改善】美容と健康維持に役立つ「舌回し」15の効果

私が推奨している「舌回し」は、顔のたるみや二重あご、シミ、シワ、ほうれい線といった美容トラブルの改善にすぐれた効果を発揮します。ですが、舌回しの効果は美容面だけにとどまりません。全身のさまざまな不快症状も改善してくるのです。【解説】小出馨(日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第一講座主任教授)


【整形なしで】2週間で効果!たるみが取れて顔が変わる「舌回し」のやり方

【整形なしで】2週間で効果!たるみが取れて顔が変わる「舌回し」のやり方

舌回しは、顔やのどにある表面の筋肉だけでなく、インナーマッスルを鍛えてバランスを整えます。顔のたるみやゆがみを取り、笑顔がとてもさわやかになります。 簡単ですが、効果は絶大です。【解説】小出馨(日本歯科大学新潟生命歯学部教授)