脊柱管狭窄症が原因の【めまい】が「首の後ろ」を押したら消失! 耳鳴りも治った

脊柱管狭窄症が原因の【めまい】が「首の後ろ」を押したら消失! 耳鳴りも治った

私は50歳を過ぎたころから、ふらついたり、フワフワしたりする「めまい」に悩まされるようになりました。初めは更年期障害かと思っていたのですが、何年たっても症状はなくならず、ますますひどくなるばかりでした。【体験談】田所美恵子(仮名●神奈川県●61歳●主婦)


頭がふわふわするめまい。駅のホームから転落しそうになった!

 私は50歳を過ぎたころから、ふらついたり、フワフワしたりするめまいに悩まされるようになりました。初めは更年期障害かと思っていたのですが、何年たっても症状はなくならず、ますますひどくなるばかりでした。
 まず、道を歩いているときによくフワフワ感があり、一人で外出することが、しだいに不安になってきました。

 いちばん恐怖を感じたのは、駅のホームを歩いているときです。混雑したホームで、急いで歩いていたら、ふらついてホームの端から転落しそうになったのです。
 また、美容院に行ったときにシャンプー台で体を倒されると、クラクラとしためまいが止まらなくなりました。自宅で髪を洗う際も、めまいが起こることがあり、いつもおそるおそるシャンプーをしていたものです。
 台所に立って、下を向いてキャベツを刻んでいるときなどに、フラッとすることもありました。

 こうしたつらいめまいが続いていたので、5年ほど前に、私は一度、脳神経外科で検査を受けました。
 すると、首の脊柱管狭窄症(脊髄などの神経が入った、背骨を通る管が狭くなる病気)と診断されたのです。その医師によれば、めまいも、首が原因で起こっているのだそうです。
 そして、狭窄を起こしているのが首なので、手術はできないともいわれました。治す手立てがなければ、これからもつらい症状を背負っていかなければならないわけです。私は、とても絶望的な気持ちになりました。

 そんな折、あるタウン誌を見ていると、松久正先生の鎌倉ドクタードルフィン診療所のことが載っていました。
 その情報によれば、手術は行わないし、薬もいっさい用いず、神経の流れを正す手技だけで、あらゆる症状を治してくれるとのことです。それを読んで、私はぜひ松久先生に診ていただきたいと思いました。

首の後ろを押す「ピンポイント療法」で耳鳴りが治った!

【関連記事】ピンポイント療法のやり方

 初めて松久先生の診療所を訪れたのは、2012年1月でした。最初に、レントゲン写真を撮ってもらうと、私の首は5㎝ほど前に曲がっていることがわかりました。やはり、首に問題があったようです。
 神経の流れをチェックしてもらったあと、「必ずよくなるので、任せてください」という松久先生の言葉を聞いたときは、どんなにホッとしたか知れません。

 神経の流れを正す治療を受け、先生から、「ピンポイント療法」を教えてもらいました。ピンポイント療法とは、腹式呼吸をやりながら、左右どちらかの首の後ろを押すという、自分でもできる治療法です。私の場合、押すポイントは左側と、先生に教えていただきました。
 診療所での施術は、2週間に1回なので、その間、自分でピンポイント療法を行うと、改善効果が高くなるとのことです。
 その日から、暇を見つけては、ピンポイント療法に励みました。電車に乗っているときなどは、始終、首の後ろを押しました。

 これを毎日続けていると、だんだんとめまいの頻度が少なくなっていきました。そして、診療所を訪れて2〜3ヵ月がたったころからでしょうか、めまいが起らなくなったのです。
 今年に入ってからは、料理をしているときのふらつきや、道を歩いているときのフワフワ感も、全くなくなりました。おかげで、駅のホームを歩くときも、人をよけながら、どんどん歩けるようになったのです。

 ところで、私は、以前は耳鳴りもありました。トントンといいう軽い音で、それほどひどくはなかったのですが、夜寝るときに気になっていたのです。そんな耳鳴りも、ピンポイント療法を始めてからは起こらなくなりました。
 ちなみに、最近はめまいがしなくなったので、ついピンポイント療法をやるのを忘れてしまうことがあります。すると、体調が悪くなることもあるので、また毎日欠かさずにやらないといけないと、自分にいい聞かせています。

 とはいえ、もう以前のようなつらいめまいに悩まされることはありません。めまいがあったときは、外出するのが不安で、家に閉じこもりがちでしたが、今では自信を持って一人で外出できます。おかげで、「新しい洋服を買いに行こう」などという、楽しい気持ちにもなれました。

脊柱管狭窄症で滞った 神経の流れもよくなる(鎌倉ドクタードルフィン診療所院長 松久 正)

 めまいも、根本的には神経の流れの乱れからきています。一般の病院に行っても、診察する際にそれをチェックできないので、なかなか治らないのです。
 その点、ピンポイント療法を行うと、脊柱管狭窄症で滞っていた神経の流れがよくなります。その結果、田所さんのように、めまいが改善するのです。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連する投稿


【お酢の便秘改善効果】"酢玉ねぎ"でダイエット成功し 高音の耳鳴りも解消

【お酢の便秘改善効果】"酢玉ねぎ"でダイエット成功し 高音の耳鳴りも解消

以前の私は、健康とはとてもいえない状態でした。多忙な仕事とストレスに苛まれる毎日で、便秘がち。疲れがたまると、左耳に「キーン」という高音の耳鳴りが起こります。こうした体調不良を、一気に、しかも大きく改善させたものが酢タマネギでした。便秘も解消し、6kg痩せることもできました【解説】周東寛(南越谷健身会クリニック院長)


【腰部脊柱管狭窄症】安易に手術に踏み切るな!改善しないケース多数と名医が忠告

【腰部脊柱管狭窄症】安易に手術に踏み切るな!改善しないケース多数と名医が忠告

脊柱管狭窄症の症状に悩む患者さんのなかには、「どうせ手術するなら、早いうちにやってしまったほうがいい」と考え、安易に手術に踏み切る人もいるようです。しかし、脊柱管狭窄症の場合、早く手術をすればいい、というものではないのです。【解説】小森博達(横浜市立みなと赤十字病院副院長・整形外科部長)


【メニエール病とは】初期症状は "めまい" 原因は自律神経の乱れ 呼吸法が効果的

【メニエール病とは】初期症状は "めまい" 原因は自律神経の乱れ 呼吸法が効果的

メニエール病をはじめとする、めまいの患者さんと長年接するうちに、私は興味深い点に気付きました。患者さんの多くが、肩と胸を上下させる浅い胸式呼吸をしていたのです。【解説】石井正則(JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長)


【突発性難聴】聴力が「首のV字筋マッサージ」で回復し、耳鳴りも改善

【突発性難聴】聴力が「首のV字筋マッサージ」で回復し、耳鳴りも改善

いきなり、右の耳が聴こえなくなったのは62歳のときです。突発性難聴と診断され、すぐに入院して治療を受けところ、ほんの少しだけ音が聴こえるまでに回復しました。【体験談】橋本洋子●東京都●72歳●主婦


突発性難聴による耳鳴りが改善し、飛蚊症も解消した秘密は「指の○を叩く」こと

突発性難聴による耳鳴りが改善し、飛蚊症も解消した秘密は「指の○を叩く」こと

全身の気や血液の流れがよくなり、耳鳴りや飛蚊症が改善する「指の股たたき」をご紹介します。【解説】留目昌明(和楽堂治療院院長)


最新の投稿


【痔の治し方】世界の常識は"手術不要" 便秘や下痢を改善する"きな粉牛乳"で治せる

【痔の治し方】世界の常識は"手術不要" 便秘や下痢を改善する"きな粉牛乳"で治せる

痔の治療というと、薬や手術を思い浮かべる人が多いことでしょう。しかし、実はたいていの痔は切らずに、日常生活でのセルフケアで治せます。その際、大きな力になってくれるのが、「きな粉ドリンク」です。【解説】平田雅彦(平田肛門科医院院長)


【きな粉の栄養】ガン予防効果は食品トップクラス 大豆摂取で効果が期待できる病気は?

【きな粉の栄養】ガン予防効果は食品トップクラス 大豆摂取で効果が期待できる病気は?

きな粉は、焙煎した大豆を砕いて粉末にした食品です。豆腐や納豆、みそといった大豆食品と違い、ほかの物質や成分を加えておらず、大豆の栄養成分がほぼまるごと受け継がれています。栄養成分的には、「きな粉=大豆」と考えてよいでしょう。【解説】三浦理代(女子栄養大学栄養学部教授)


【便秘・骨粗鬆症予防】効果が倍増する“きな粉”のちょい足し食材は「牛乳、バナナ、ヨーグルト、みそ汁」

【便秘・骨粗鬆症予防】効果が倍増する“きな粉”のちょい足し食材は「牛乳、バナナ、ヨーグルト、みそ汁」

きな粉を使ったレシピを難しく考える必要はありません。ここでは、毎日簡単に続けられる4大・きな粉レシピを紹介します!【監修】三浦理代(女子栄養大学栄養学部教授)


【体験談】「マインドフルネス呼吸法」で夫婦ゲンカ激減した!気持ちが落ち込まなくなった

【体験談】「マインドフルネス呼吸法」で夫婦ゲンカ激減した!気持ちが落ち込まなくなった

マインドフルネス呼吸法は、ウツウツとするときや、クヨクヨするときに行えば、気持ちを切り替えることができます。また、軽いうつの人であれば、症状が軽減すると言われています。「マインドフルネス呼吸法」を実際に行った人の体験例3名をご紹介しましょう。【解説】石井朝子(ヒューマンウェルネスインスティテュート代表、心理学博士)


【ストレスを軽くする方法】「マインドフルネス」は実は日本人になじみ深い?

【ストレスを軽くする方法】「マインドフルネス」は実は日本人になじみ深い?

マインドフルな状態に自分を置き、心に余裕を持ち、目の前にある問題を冷静に観察していきましょう。そうすれば、その問題に対してどのように関わっていけばいいのか、冷静に判断できるようになります。【解説】大野裕(一般社団法人認知行動療法研究開発センター理事長・医師)