【じんわり温まる】眼科医も実践!「アレ」を枕にすると目が若返る!老眼や近視も撃退

【じんわり温まる】眼科医も実践!「アレ」を枕にすると目が若返る!老眼や近視も撃退

皆さんは、目が疲れてきたときに、首の後ろをもんだり、たたいたりすることはありませんか。無意識に行っているそれらの行為は、実はとても理にかなっているのです。【解説】本部千博(ほんべ眼科院長)


首の後ろには目の 特効ツボが二つある

 皆さんは、目が疲れてきたときに、首の後ろをもんだり、たたいたりすることはありませんか。無意識に行っているそれらの行為は、実はとても理にかなっているのです。

 首の後ろには、目の若返りに役立つ特効ツボが二つあります。視力減退や、老眼、乱視、疲れ目といった症状にお悩みの患者さんには、そこを刺激するよう勧めています。

 一つは、天柱というツボで、後ろ髪の生え際辺り、2本の太いすじの外側のくぼみにあります。左右に一つずつあり、膀胱経という経絡上に位置しています。

 経絡とは、東洋医学でいう気(生命エネルギー)や血(血のこと)の通り道のことです。体には、全部で12本の経絡が張り巡らされています。膀胱経の末端は目頭に通じているので、目の働きと関係があり、目の不調の回復に役立ちます。

 もう一つのツボは、風池といいます。風池は、天柱の指1本分外側のやや上にあり、こちらも左右に一つずつあります。風池は、胆経という経絡上に位置します。胆経は目の中央から目尻のほうへ通じ、こちらも目の症状回復に有効です。

 さらに、天柱は骨や毛髪、生殖器などに働きかけて、老化を防いでくれる効果もあります。
 一方の風池は、胃腸やホルモン代謝にもよい効果をもたらします。体を若々しく健康な状態に導くことで、目にもさらなる好影響が期待できるでしょう。

今でもほぼ 老眼鏡は必要なし!

 これらのツボを、直接指で押したりもんだりしてもいいですが、もっと効果的に刺激できる方法をご紹介しましょう。それが、「ペットボトル枕」です。

 まず、ホット飲料用のペットボトル(ふたがオレンジ色の280~350㎖のもの)を1本用意してください。そのペットボトルに50〜60度のお湯を注ぎ、お湯が漏れないように、ふたをしっかりと閉めます。

 次に、あおむけになり、お湯を入れたペットボトルを首の後ろに当ててください。その姿勢で10〜15分間、横になります。これを1日1回行いましょう。

 頭の重さで、寝ているだけで自然にツボが刺激されます。さらに、じんわりと首の後ろが温かくなり、首周りの血流がよくなって、経絡の流れも促進されるのです。

 私がペットボトル枕を考案したきっかけは、ある患者さんが「入浴時に浴槽のへりに首の後ろを押しつけると気持ちがいい」とおっしゃったことです。これはまさに、首の後ろを温めながら刺激している状態です。

 以来、私も入浴時によくやっています。おかげで、今でもよほど小さい文字を見るとき以外、老眼鏡は必要ありません。
 ペットボトル枕を使えば、首の後ろへの温熱刺激が、入浴時以外にも手軽にできます。とにかく気持ちがよくて、全身がリラックスしてきます。

 なお、熱すぎるようなら、お湯の温度はもう少し低めにするか、タオルを巻くなどしてください。
 我慢してそのまま当て続けると、低温ヤケドを起こす恐れがあるので、くれぐれも注意しましょう。

本部千博
 岐阜大学医学部卒業。協立総合病院で研修後、内科勤務。平成元年より岐阜大学で眼科研修。平成17年、名古屋にほんべ眼科開業。著書多数。

これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに掲載しています。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

これらの記事にある情報は、効能や効果を保証するものではありません。専門家による監修のもと、安全性には十分に配慮していますが、万が一体調に合わないと感じた場合は、すぐに中止してください。

この健康情報のエディター

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