うつが治って 血圧も下がり バネ指まで治った 私の健康法

うつが治って 血圧も下がり バネ指まで治った 私の健康法

3年以上も飲んでいた抗うつ剤は病院に行くたびに量が減り、最後は自分で止めました。もう2年近く、病院には行っていません。バネ指もずいぶん改善しました。左の薬指がいつも腫れぼったく感じられ、ときどきパーンと勝手に弾き、強い痛みを伴いましたが、今はほとんど治まっています。【体験談】谷川和子・仮名(74歳主婦●東京都)


何をするものおっくうだった

 今の家に引っ越してきた数年前のこと。近くのカルチャーセンターで「手の指体操」の教室があることを知りました。当時、軽いうつ病だった私は、家族から体操でもするように勧められていましたが、何をするのもおっくうで、ずっと外出する気になれませんでした。
 一方で、その状態を打破したい気持ちもあり、これが何かを始めるきっかけになればと、教室に通うようになりました。
 教室は月に1回、いろいろな指体操をします。腕から上半身にかけて動かしたり、足の指体操もしたりするので、軽い全身運動になります。終わる頃には体が温まり、私にはちょうどよい運動でした。
 指の体操は、いつでもどこでもできるので、自宅でもおふろ上がりや、テレビを見ながらしています。また、日常の家事でも、めんどうな料理の下ごしらえやふき掃除など、おっくうがらずに手や指をよく使うと、いい指の体操になります。

→「手の指体操」のやり方はこちら

自分でも驚くほど明るくなった

 指の体操を始めてから、自分でも驚くほど変わりました。外出がおっくうでなくなり、旅行にも行けるようになりました。
 友達にも「表情がとても明るくなった」「電話のたびに声のハリが違ってきている」などと言われます。
 3年以上も飲んでいた抗うつ剤は病院に行くたびに量が減り、最後は自分で止めました。もう2年近く、病院には行っていません。
 高かった血圧も、安定するようになりました。以前は160mmHg以上になることもありましたが、今は130~140mmHgの間を行ったり来たり。薬はまだ飲んでいますが、医師と相談して少しずつ減らしていきたいと思っています。
 また、バネ指もずいぶんよくなりました。左の薬指がいつも腫れぼったく感じられ、ときどきパーンと勝手に弾き、強い痛みを伴いましたが、今はほとんど治まっています。

指の体操をするとやる気を起こす物質が出る(京都大学名誉教授・久保田 競)

 ドーパミンという、やる気を起こす神経伝達物質が前頭連合野(大脳の前側)で働けば、ワーキングメモリーの能力が高まり、判断や行動がうまくできるようになることがわかっています。したがって、やる気の出ないときは指の体操でワーキングメモリーを高めて、ドーパミンの分泌を促し、心と体を活発にすることも可能です。
 血圧が下がったのも指の働きがよくなったのも、そうしたことがうまくいったからでしょう。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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