【糖尿病の専門医】血糖値を改善するメニュー|たった6つのポイント

【糖尿病の専門医】血糖値を改善するメニュー|たった6つのポイント

私が糖尿病の患者さんに勧める食事療法は、空腹を我慢したり、栄養計算をしたりする必要がありません。食前にキャベツなどの生野菜と、加熱した野菜を、10分間かけて食べるだけです。【解説】吉田俊秀(島原病院 肥満・糖尿病センター長)


→減量成功率は93%!医師考案「食前キャベツ」とは

1食前にキャベツを食べる

 キャベツ1/6玉を、食事の前によくかんで食べましょう。キャベツは生のまま、約5㎝角のざく切りにします。食べごたえを残すためです。ノンオイルドレッシングやレモン汁、ポン酢などをかけてもけっこうです。
 毎食前に食べるのが理想ですが、最低限、夕食の前だけはキャベツを食べてください。キャベツ以外のレタスやトマト、キュウリなどでもOKです。

*①の生野菜と②の煮野菜を、10分間かけて食べます。早食いしては意味がありません。タイマーをセットして、10分間、野菜を食べ続けてください。
*食前以外でも、空腹のときや口寂しいときは、①の生野菜と②の煮野菜なら、好きなだけ食べてかまいません。

2加熱した野菜を食べる

 キャベツを食べてももの足りないとき、空腹でキャベツを切る時間も取れないときのために、加熱した野菜料理を常備しておきましょう。
 お勧めは、根菜のおでんや、葉野菜の煮びたしです。おでんには、はんぺんなどの練り物や、卵は入れないでください。コンニャク、ダイコン、ゴボウ、レンコンなどがよいでしょう。練りガラシや柚子コショウなどをつけてもいいですし、だしをコンソメなどに変えてもかまいません。
 煮びたしは、コマツナや、ハクサイ、ホウレンソウなど、なんでもでけっこうです。少量の油揚げやチリメンジャコ、サクラエビなどを加えてもいいでしょう。

3たんぱく質をとる

 筋肉と基礎代謝量(安静時に消費するエネルギー量)をへらさないため、たんぱく質を1日70gとることが必要です。
 1日にとるたんぱく質70gの目安は、以下の合計です。
 このたんぱく質を摂取するために、どのような料理が食べられるのか、次のページから具体的に紹介します。
 各料理には、1日に必要なたんぱく質のうち、その料理で摂取できるたんぱく質の量をイラストで示しました。残りのたんぱく質は、ほかの食事で補いましょう。

●牛乳…200ml
●卵…1個
●肉…80g
●魚…80g
●豆腐…1/2丁

4主食をへらす

 ご飯は1日に茶わん2杯を目安にします。できれば、朝昼で1杯ずつ食べ、夜は主食を抜きましょう。おかずを薄味にすれば、ご飯を食べなくても満足できます。

5砂糖、油、塩分を控える

 摂取エネルギーをおさえるため、おかずの調理には砂糖や油をできるだけ控えましょう。さらに、塩分を控えた薄味にすることで、ご飯やパンがなくても満足できます。
 また、できれば夕食は午後8時までに済ませましょう。その後に空腹で眠れないようなら、生野菜や煮野菜を食べてください。

6おやつは果物にする

 3ヵ月間の辛抱と思って、お菓子をやめましょう。そのかわり、握りこぶし大の果物2個(小さなミカンなら2個、大きめのリンゴなら1個)を、おやつに食べてください。イライラの軽減に役立ちます。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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