【2時間おきにトイレ】夜間頻尿が改善しぐっすり眠れるように「腰ツボ体操」の効果

【2時間おきにトイレ】夜間頻尿が改善しぐっすり眠れるように「腰ツボ体操」の効果

私は若いころから頻尿の傾向がありました。姉や母に比べて、いつもトイレに行く回数が多かったのです。それがひどくなったのは、5年くらい前からです。2時間おきにトイレに行きたくなり、行かないと落ち着きません。【体験談】滝森尚子(仮名・岡山県・73歳主婦)


一晩に4~5回もトイレに起きて寝た気がしない

 私は若いころから頻尿の傾向がありました。姉や母に比べて、いつもトイレに行く回数が多かったのです。
 それがひどくなったのは、5年くらい前からです。2時間おきにトイレに行きたくなり、行かないと落ち着きません。

 ですから、外出したときなどは、いつもトイレのことが気になります。私は書道を習っています。教室は2時間程度ですが、その間に、必ず一度はトイレを借りなければなりません。

 また、夜間はというと、一晩で4~5回はトイレに起きていました。特につらいのは、冬の寒い時期です。起きたくありませんし、起きれば体が冷えてまたトイレに行きたくなります。これでは寝た気がしません。

 なぜこんなにトイレが近いのか、実は私なりに思い当たるふしがあります。
 7~8年前、母の介護のために、家から山口県の実家まで、電車を乗り継いで通ったことがあります。電車のトイレは汚いので使いたくなく、いつも尿意を催す前に、トイレのあるところで用を足していました。

 しかし、最近読んだ本によると、尿意が現れても我慢して、トイレに行く時間を延ばすと、膀胱に尿をためる訓練になり、頻尿を治すことができるそうです。当時、それほど行きたくもないのにトイレに何度も行って、膀胱にへんなクセがついたのかもしれません。

尿意を抑える緊急ツボで下着をぬらす失敗は減少

 1年前、頻尿で困っていることを、鍼治療をしていただいている内田輝和先生に相談しました。すると、内田先生が、頻尿に効くツボを押しながら行う「腰ツボ体操」を教えてくれました。

 腰ツボ体操は二つあります。背中の三焦兪というツボを押しながらフラフープをするような感じで腰を回す体操と、骨盤の上の仙骨孔というくぼみを押しながら腰を反らす体操です。

 私は体操をやり忘れることがないように、トイレを済ましたあとに、体操を行うようにしています。こうすれば、やり忘れることはありません。

 私は、まず腰を回す体操を左右に5回ずつ行ったあと、腰を反らす体操を10回行います。わずか1分で終わります。
 腰ツボ体操の効果は、夜間頻尿には早く現れました。1ヵ月も経たないうちに、夜中にトイレに起きる回数が2回で済むようになったのです。

 体が冷えたり体調をくずしたりすると、またトイレが近くなることもありますが、体操を続けているうちに、だんだん回数が減ってきました。
 ときには2回のこともありますが、今はだいたい夜中に1回で済んでいます。よく眠れるようになり、一日の生活が気持ちよく始められるようになりました。

 一方、日中のトイレに行く間隔も徐々に長くなりました。3~4ヵ月はかかりましたが、書道教室でトイレをお借りすることもなくなりました。

 このように頻尿はよくなってきました。しかし、急な尿意に襲われトイレに間に合わないことがあります。内田先生に相談すると、尿意を抑える緊急ツボを教えてくれました。

 それは手の甲の薬指と小指のつけ根にある、中渚というツボです(下の図参照)。そこを強めに押すと尿意が和らぎ、下着をぬらす失敗は少なくなりました。
 いよいよ冬本番となります。今のまま、夜中のトイレが治まっていてくれればいいなと思っています。

→腰ツボ体操のやり方はコチラ

尿意を抑える緊急ツボ(中渚)

自律神経を整えて排尿機能を正常化(倉敷芸術科学大学教授 内田輝和)

 腰ツボ体操は、自律神経(意志とは無関係に血管や内臓をコントロールする神経)を調整し、排尿機能を正常にして、頻尿に効果を発揮します。滝森さんのように習慣づけて、やり続けることが大事です。
 手の甲にある中渚というツボは、急に尿意を感じたときに押すと、尿意を緩和することができます。尿もれを防ぐ緊急ツボとして、覚えておくと便利です。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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