【降圧剤】高血圧、糖尿病、不整脈が治り薬が不要に 鼻づまりや片頭痛も解消

【降圧剤】高血圧、糖尿病、不整脈が治り薬が不要に 鼻づまりや片頭痛も解消

Kさんは、1996年から高血圧の治療のため降圧剤(血圧を下げる薬)を服用していました。薬を飲んでいても、最大血圧は170〜180㎜Hgになることがありました(最大血圧の正常値は130㎜Hg未満)。【症例報告】沼田光生(海風診療所院長・周南病院理事長)


薬を3種類も服用していた

 Kさんは、1996年から高血圧の治療のため降圧剤(血圧を下げる薬)を服用していました。薬を飲んでいても、最大血圧は170〜180㎜Hgになることがありました(最大血圧の正常値は130㎜Hg未満)。

 2002年4月、起床時に足のしびれを感じて内科で検査したところ、空腹時の血糖値が170㎎/㎗あり、糖尿病と診断されました(正常値は100㎎/㎗未満)。

 Kさんは、高血圧症と糖尿病のほかに、坂道や階段を上るときに不整脈(脈の乱れ)が出ていたため、3種類の薬を服用することになりました。血圧が高くなってからは、顔を下に向けると片頭痛が起こるようになり、市販の頭痛薬を飲んでいるとのことでした。Kさんはなんとか体調を回復したいと考え、当診療所を受診されました。

すぐに鼻づまりが解消した

→「脳幹マッサージ」のやり方はコチラ

 カウンセリングで、Kさんは仕事中毒に近く、明らかに働きすぎだということがわかりました。働きすぎのストレスは、大脳に過剰興奮をもたらし、脳幹を疲弊させます。その影響が血管や内臓に及び、高血圧と糖尿病を引き起こしたのです。不整脈も自律神経の乱れによって発症しており、これも元をただせば、体に無理を強いる生活が原因といえました。

 Kさんには、仕事量を減らすことと、脳幹マッサージを自宅で行うことをアドバイスしました。セルフケアを始めて間もなく、いつも詰まりがちだった鼻の通りがよくなったといいます。これがきっかけで、Kさんは熱心に脳幹マッサージに励みました。

 1カ月後、最大血圧130〜138㎜Hg、最小血圧は80〜90㎜Hgに落ち着くようになりました。血圧が下がってからは、下を向いても片頭痛が起こらなくなり、「頭痛薬と縁が切れました」とたいへん喜んでおられました。

 3カ月後には、血糖値も下がりました。治療薬を飲んでいるときでも、150〜160㎎/㎗、薬を飲み忘れると180㎎/㎗に達していた血糖値が、130㎎/㎗前後で安定するようになったのです。さらに不整脈の症状も消失したため、この時点で、血圧と糖尿病、不整脈の薬をすべてやめることができました。

自律神経のバランスが整ったことが回復につながった(海風診療所院長・周南病院理事長 沼田光生)

 首を温めると、大脳にたまったストレスを解消し、脳幹の圧迫を取り除いて活性化する効果があります。Kさんは熱心にセルフケアに励んだ結果、自律神経系(高血圧、不整脈)、内分泌系(糖尿病)の働きが回復し、自己治癒力が高まって病気克服に至ったものと思われます。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連する投稿


【突然死】急性心不全を防ぐ入浴法「和温療法」の効果とやり方

【突然死】急性心不全を防ぐ入浴法「和温療法」の効果とやり方

心不全の治療ガイドラインに「和温療法」はクラス1の補助療法として推奨されています。健康な人はもちろん、慢性心不全の予備軍である高血圧や糖尿病、脂質異常症がある人や、軽い心臓病、慢性疲労症候群のような患者さんにお勧めの入浴法が自宅でできる「和温療法」です。【解説】村松俊裕(埼玉医科大学国際医療センター心臓内科診療部長)


【オクラ水とは】作り方と効果 血圧や血糖値、便秘解消に 動脈硬化も改善

【オクラ水とは】作り方と効果 血圧や血糖値、便秘解消に 動脈硬化も改善

「オクラ水」とは、オクラを一晩漬けた水を飲む健康法です。これを飲み続けて、糖尿病や高血圧が改善したり、血管の詰まりが取れたりするなど、数々の奇跡が起こっています。血流が悪くなりがちな人にぴったり。オクラ水の効果をご紹介します。【レポート】『壮快』編集部


140ミリの血糖値が90ミリに!膝痛が改善し、仕事復帰後の体調も良好なのは「オクラ水」のおかげ

140ミリの血糖値が90ミリに!膝痛が改善し、仕事復帰後の体調も良好なのは「オクラ水」のおかげ

糖尿病の投薬治療を受けていたものの血糖値は150〜160mg/dLと、高い状態が続きました。追い打ちをかけるように、「ひざの軟骨が壊死してはがれ落ちている」といわれたのです。私が始めたのは「オクラ水」でした。血糖値が、なんと90mg/dLに下がったのです。【体験談】越田隆憲(兵庫県・51歳・トラック運転手) 


【冷え性を改善する方法】入浴前に「○○を温める」と湯冷めしない!

【冷え性を改善する方法】入浴前に「○○を温める」と湯冷めしない!

高血圧や脳疾患、心疾患といった生活習慣病や、うつ病や不眠症などの精神疾患の予防・改善にも、耳を温めることは極めて重要です。なぜ、耳を温めることが、病気の予防・改善につながるのでしょうか。【解説】班目健夫(青山・まだらめクリニック院長)


「手遅れ」と宣告された詰まった冠動脈が開通!オクラ水で妻の下肢静脈瘤も治った

「手遅れ」と宣告された詰まった冠動脈が開通!オクラ水で妻の下肢静脈瘤も治った

4年前のことです。妻に連れられて病院へ行き、カテーテルを用いた検査を受けると、3本ある心臓の冠動脈のうち、2本が詰まっていることがわかりました。医師によると、「もう手遅れ」とのこと。さらに糖尿病も見つかったのです。知人にすすめられ、私が行ったのは「オクラ水」でした。【体験談】名引文葊(兵庫県・76歳・住職) 


最新の投稿


【沖ヨガの効果】“足”への刺激は自分で「治る力」を高める 「足裏たたき」を医師が推奨

【沖ヨガの効果】“足”への刺激は自分で「治る力」を高める 「足裏たたき」を医師が推奨

人間は、よほどのことがない限り、自分で自分の体を治す力を持っています。足の刺激法などのほうが、薬よりはるかに上であって、まず試すべきものです。足を刺激することによって、その人が本来持っている、治る力を活性化させることができるからです。【解説】樋田和彦(ヒダ耳鼻咽喉科院長)


【沖ヨガの特徴とは】心身をケアするヨガ "足裏たたき" で心も体もリラックス

【沖ヨガの特徴とは】心身をケアするヨガ "足裏たたき" で心も体もリラックス

足裏たたきを続けていると、胃腸や肝臓や膵臓の不調、肺をはじめとした呼吸器の不調、心臓の不調、血管の問題、腎臓や泌尿器の不調、腰痛や首の痛み・こりなどが、次々によくなっていきます。同時に、肌もきれいになり、姿勢もよくなって若々しく生まれ変われるのです。【解説】佐藤松義(イタリア政府公認 沖道密教ヨガ総合自由大学教授)


不調の5大原因を取り除く【沖ヨガ】「足裏たたき」の効果 腰痛が改善、ストレスが解消した

不調の5大原因を取り除く【沖ヨガ】「足裏たたき」の効果 腰痛が改善、ストレスが解消した

病気になる前に、その原因を遠ざける。もし病気になったとしても、自然の回復を促す。それが足裏たたきのすぐれた効能です。やり方を身につければ、あなたにとって、必ず一生の宝になります。【解説】佐藤松義(イタリア政府公認 沖道密教ヨガ総合自由大学教授)


【沖ヨガ】詰まりが取れて全身に血が巡る「足裏たたき」のやり方

【沖ヨガ】詰まりが取れて全身に血が巡る「足裏たたき」のやり方

刺激して痛みを感じる部位があれば、そこは体の巡りが悪く詰まっている証拠です。重点的にたたいたり、もんだりしてください。詰まりが取れて全身の血の巡りが一気によくなり、目も頭もスカッとします。【解説】佐藤松義(イタリア政府公認 沖道密教ヨガ総合自由大学教授)


【胃腸の健康】ピロリ菌を撃退し善玉菌を増やす効果 “乳酸菌”が豊富な「水キムチ」

【胃腸の健康】ピロリ菌を撃退し善玉菌を増やす効果 “乳酸菌”が豊富な「水キムチ」

生野菜は、胃の粘膜を荒らすため、胃が疲れているときにサラダを食べるのはよくありません。しかし、同じ野菜でも、発酵させた水キムチなら、胃に優しく作用するので安心です。【解説】丁宗鐵(日本薬科大学学長)