【プチ断食のやり方と効果】宿便を出すデトックス作用 うつ病も治った"梅湯"に感謝

【プチ断食のやり方と効果】宿便を出すデトックス作用 うつ病も治った"梅湯"に感謝

ちょっとした夫婦の行き違いで、うつ病を発症した私は、2007年頃から投薬治療を続けていました。ところが、病状はよくなるどころか、薬の量は増えるばかり……。しだいに、睡眠導入剤や安定剤の影響で、1日じゅう頭がぼーっとした状態で過ごすようになりました。【体験談】原田直美さん(57歳・事務員・東京都)


睡眠導入剤と安定剤で1日じゅう頭がぼーっと

 ちょっとした夫婦の行き違いで、うつ病を発症した私は、投薬治療を続けていました。ところが、病状はよくなるどころか、薬の量は増えるばかり……。

 しだいに、睡眠導入剤や安定剤の影響で、1日じゅう頭がぼーっとした状態で過ごすようになりました。
 自分がいつ覚醒しているのかわからず、ひどいときには、生きているのか死んでいるのかも区別がつきません。自暴自棄になり、お酒といっしょに薬を飲んで、とうとう救急車のお世話にもなってしまいました。

 もう、これ以上薬を飲み続けるわけにはいかない。そう思った私は、体調を見ながら、少しずつ薬の量を減らすことにしたのです。

 そんなとき、たまたま主人が町田宗鳳先生の本を読み、町田先生の講話を聴いたり、「ありがとう禅」をしたりする会「風の集い」のことを知りました。そして、主人に勧められてこの会に参加したのを機に、断食セミナーにも挑戦したのです。

 当初は、泊りがけということもあって、二の足を踏んでいました。ですが、「風の集い」で出会った人たちといろいろなことを話すうちに、「つらいのは自分だけじゃない」と気づき、こんなふうに理解し合える仲間がいっしょならと、参加してみることにしたのです。

 断食は初めての経験でしたが、私が抱いていたストイックなイメージとは違い、とても楽しく過ごせたのが印象的でした。懸念していた空腹感も、上質な黒砂糖と自然塩、柿の葉茶は好きなだけ口にできましたので、思ったほどつらくありません。

宿便の特徴、色と形、臭いについて

 断食明けの食事タイムでは、まずたっぷりの「梅湯」を飲みます。「なんだ、梅干しかぁ」と思っていたのですが、食べてみてびっくり!
 そのおいしさと言ったら、たとえようがありません。

 梅のうま味が五臓六腑にしみわたり、むさぼるように梅湯を5〜6杯飲み干してしまいました(笑)。食べた梅干しの数は、なんと15個!

 梅湯を飲んでいると、体がポカポカ温まってきて、真冬なのに大量の汗をかくほどでした。
 その後、15分ほどで便意をもよおしたかと思うと、怒涛の勢いで宿便が出始めました。

 最初の1〜2回は、真っ黒でほんとうにくさい、固形の便が出ます。ですが、その後は水のような便になり、ほとんどにおいもありません。

 腸内がきれいに洗浄されていく様子がわかり、うれしくなりました。11回もトイレに通って排泄したのですが、その間、おなかが痛くなることもありませんでした。

 宿便を出すと、おなかの爽快感もあるのですが、不思議なのは、自分の中にある意地悪な気持ちや虚栄心、対抗心、嫉妬心みたいな、そういう〝黒い塊〟が便となって排泄されていくような気がしたことです。

 腸といっしょに心まで浄化されたみたいで、心身ともにスッキリしました。こんなに「素の自分」を感じたのは、ほんとうに久しぶりのこと。あまりの気持ちよさに、その年は6回の断食セミナーすべてに参加しました。

梅のうま味が五臓六腑にしみわたる

更年期障害の症状が出ない。夫婦関係もすっかり改善

 ふと気がつけば、最初の断食から半年ほどたった頃には、うつ病の薬を完全に手放すことができていました。薬なしでも明るく前向きになり、頭もクリアになった気がします。

 興味深いのは、更年期障害の症状がまったく現れないことでした。
 50代を過ぎると、同年代の知人からは「つらい」「苦しい」という声ばかり聞こえてきます。ところが、私だけはいたって元気なのです。

 変な話ですが、今年の春まで生理もあり、婦人科の医師にも驚かれたほど。それくらい、女性ホルモンのバランスがいいそうです。

 そればかりか、2017年4月に参加した断食後には、8㎏の減量に成功。特別なダイエットはしていませんが、心の靄が晴れると体を動かしたくなり、ウォーキングを始めたことも関係しているのでしょう。

 最近では、梅湯を毎朝いただくようにしているのですが、抜群にお通じがよくなって、毎日スッキリ。

 おかげさまで、夫婦関係もすっかり改善し、家庭内も明るくなりました。今では毎月、ありがとう寺の護摩法要に出かけ、そのついでに夫婦でドライブ旅行も楽しんでいます!

→「梅湯デトックス」についてはコチラ

梅湯の力で宿便を出すだけでも 心身の状態が大幅に改善される(御殿場高原「ありがとう寺」住職 町田宗鳳)

 直美さんは人生のドン底から這い上がって、偽りのない幸せを勝ち取られた稀有な女性です。

 ほんとうの意味での人生の勝ち組とは、そういう人のことを言うのではないでしょうか。現代精神医学では精神分析と薬剤処方が主流ですが、梅湯の力で宿便を出すだけでも心身の状態が大幅に改善されることを彼女は証明してくれました。それにしてもプチ断食と「ありがとう禅」の相乗効果には驚くべきものがあります。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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