【アレルギーを改善】体内に溜まった毒素を排出するデトックススープの作り方

【アレルギーを改善】体内に溜まった毒素を排出するデトックススープの作り方

食品添加物や農薬など、私たちが日ごろ口にする食品の多くは有害物質がたっぷり。それらがアレルギーの一因となっています。私が考案したのが、タマネギの皮などの解毒作用に優れた5つの野菜を使った「タマ皮スープ」。花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの患者さんの症状が次々と改善しています。【解説】堀田忠弘(堀田医院院長)


 食品添加物や農薬など、私たちが日ごろ口にする食品の多くは有害物質がたっぷり。それらがアレルギーの一因となっています。
 そこで、私が考案したのが、タマネギの皮などの解毒作用に優れた5つの野菜を使った「タマ皮スープ」。私たちは、このスープで体内にたまった毒素が排出されることを確認しました。そして、花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの患者さんの症状が次々と改善しています。

堀田忠弘
1946年、島根県生まれ。京都府立医科大学卒業。医学博士。堀田医院院長。杏林予防医学研究所上級認定医師。日本テレセラピー研究会会長。日本東洋医学会専門医。人の意識や潜在能力などに造詣が深く、これまでインド、ネパール、チベットに渡って修行した経験を、治療に生かしている。著書に『体と心から毒を消す技術』(マキノ出版)など多数。

農薬や添加物を除去し体を解毒するスープ

 体には、食べたものが結果となって現れます。口に入れる品には、慎重になるべきです。
 なかでも私が懸念しているのは、農薬や食品添加物などの有害物質です。その摂取量は平均すると、1人当たり年間4㎏にものぼるといわれています。

 有害物質は体にとって異物です。異物が侵入すると、細胞はアレルギー反応を起こします。 また、活性酸素を発生させ、細胞に障害を与え、さまざまな病気を引き起こします。
 そのうえ、体に有害物質がたまっていると、必要な栄養素を吸収できません。有害物質をしっかり除去することで、とった栄養素も生かされるのですから、体の解毒は非常に重要です。

 そこで、お勧めするのが「タマ皮スープ」です。これは私が解毒効果に特化して、さまざまな野菜の組み合わせや配合を研究して考案したものです。

 できれば、無農薬の有機野菜を使うのがベストですが、手に入らない場合は、農薬除去のために下処理を行いましょう。
 スープを作ったら最初の3日間は、朝食と夕食の前に、100mlずつ飲んでください。それ以降は1週間に2日程度、朝か夜に10ml飲めばけっこうです。タマネギの皮以外の材料は、スープといっしょに食べていただいてかまいません。

 私の医院では、ほぼすべての患者さんにこのスープを勧めています。同時に、固有の原因(食物アレルギーなど)を探り、それを排除するとともに、必要な栄養素をとるよう指導します。すると、抱えていた症状が、穏やかに改善していくのです。

タマ皮スープの作り方

腸内の善玉菌をふやし便通がモーレツに改善

 特に強力な効果を発揮するのは、タマネギの皮に含まれる、ケルセチンという成分の解毒作用です。また、5種類の野菜の相乗効果で、抗酸化作用、抗アレルギー作用も生まれます。

 加えて、タマ皮スープには、水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。私たちが健康を維持するためには、腸内が善玉菌優位であることが必須条件です。

 食物繊維は善玉菌のえさとなるため、腸内に善玉菌をふやす働きがあります。
 ですから、タマ皮スープを飲むと、皆さん「便通がモーレツによくなった」「便やおならが臭くなくなった」と、口をそろえます。

 このスープはさまざまな症状に効果的ですが、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症といったアレルギー症状でお悩みのかたに、特にお勧めです。

 全身にアトピー性皮膚炎を発症し、長く入院した経験のある20代前半の女性は、タマ皮スープで解毒しながら、添加物をとらない食生活を実践。つらい症状から解放されました。

 大人になってアトピーを発症した30代の男性は、病気のせいでタクシー運転手の仕事を辞めざるをえませんでした。このかたは、タマ皮スープと漢方薬を用い、症状がかなり改善しました。

 子供さんにもタマ皮スープを勧めていますが、お母さんがたから、「おかげでアトピーが治りました」という報告を、多数受けています。

 また、花粉症で来院していた40代の女性は、今年も受診されましたが、調べてみると、花粉に対するアレルギー反応が出なくなっていました。このかたも、熱心にタマ皮スープを飲み続けていました。食べ物により細胞から体質が変化し、治らないと思われがちな花粉症を克服できたという好例です。皆さんも、お試しください。

タマ皮スープの解毒野菜5

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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