【1日1分】猫背が改善し小顔&ウエストやせも 「交差歩き」の効果

【1日1分】猫背が改善し小顔&ウエストやせも 「交差歩き」の効果

交差歩きは、まさに”歩く整体”といえます。腕を上げたり組んだりしながら足を交差して歩くことで、かたくなっていた骨盤や肩甲骨が大きく動くようになります。 交差歩きを毎日続けるうちに、これらの動きが柔軟になって、ゆがみが直るのです。【解説】花谷貴之(花谷接骨院院長)


骨盤や肩甲骨が大きく動くまさに”歩く整体”

内閣府が行った調査によれば、ウォーキングを習慣にしている人は年々増加しているようです。
確かに、私の治療院に来る患者さんも、日々ウォーキングに励んでいるかたが多くいらっしゃいます。

しかし、健康のために歩いているにもかかわらず、かえって、ひざや股関節などを痛めてしまうケースが少なくありません。
その多くは、体がゆがんだ状態のまま歩いていることに起因します。

左右どちらかに重心が傾いていたり、肩甲骨の動きが左右で非対称だったり、背中が曲がっていたりすると、関節や筋肉、靭じん帯たいのバランスもくずれます。
このような状態のまま長時間歩けば、ひざや股関節、足首、筋肉群に負荷がかかり、痛みやコリの原因になるのです。

加えて、体がゆがんだままでは、骨盤は柔軟に動かず、後ろに傾いてしまいます。
その結果、太ももやお尻といった大きな筋肉の動きが小さくなり、エネルギー消費も悪くなります。

ダイエット目的にウォーキングを始めても、これでは十分な効果は望めないでしょう。
体のゆがみを整えるとともに、運動効果の高い歩き方はないものだろうか。

そう考えた私は、学生時代から続けている陸上競技のウォーミングアップ法に着想を得ました。
そこで考案したのが、足を交差させながら歩く「交差歩き」です。

交差歩きは、まさに”歩く整体”といえます。
腕を上げたり組んだりしながら足を交差して歩くことで、かたくなっていた骨盤や肩甲骨が大きく動くようになります。

体が傾いている人は、必ず骨盤や肩甲骨もゆがんでいます。
交差歩きを毎日続けるうちに、これらの動きが柔軟になって、ゆがみが直るのです。

お尻が小さくなった!ウエストがくびれた!

歩くだけで全身のゆがみが直る!

さらに、全身のバランスが整い、バランス感覚も養われます。
体を支える体の芯が鍛えられ、背すじがピンッと真っすぐになり、ネコ背も改善します。

実際、交差歩きを行うかたの多くが、背すじが真っすぐに伸びています。
後傾していた骨盤が本来あるべき状態に戻るので、その結果、お尻は小さくなり、ウエストはくびれて美しいスタイルになります。

各関節の可動域が広がって運動機能が高まり、柔軟性もアップします。
高齢者の転倒予防にも役立つでしょう。

加えて、筋肉の動きも大きくなります。
多くの人は、歩く際、骨盤や股関節の動きが少なく、ひざから下ばかりを動かしがちです。

すると、ふくらはぎばかりが太くなって、いわゆる「ししゃも足」と呼ばれる状態になります。
試しに、足を交差させて数歩歩いてみてください。

太ももの前面やお尻が大きく動くのが、実感できるでしょう。
同じ距離を歩くにしても、運動量が高まり、通常よりぐっとエネルギーが消費されます。

歩くだけにもかかわらず、ダイエット効果は抜群です。
実際に、14kgやせたケースを筆頭に、短期間で大幅なダイエットに成功したかたが多くいらっしゃいます。

交差歩きは、大きく分けて五つの動作があります。
基本は、手を水平に広げるものと、手を後ろで組むものの二つ。
加えて、応用的な動作が三つあります。

最初は基本の二つだけを集中的に行うのもいいでしょう。
慣れてきたら、応用の動作も併せて行ってください。

『交差歩きのやり方』でそれぞれの詳しいやり方を紹介していますので、ご覧ください。
一つの動作に対して、10~20歩で十分です。

これを毎日最低1セットは行うようにしましょう。
基本の二つの動作だけなら1分程度で終わります。

交差歩きは、十分なスペースがあれば室内で行ってもかまいません。
外で行う場合は、例えば通勤時や買い物中、散歩中などに、数歩だけ交差歩きを取り入れてください。

運動する時間を特別に設けなくても、日常生活の中で、簡単に行うことができます。
また、最初のうちは慣れずに足元が少しふらつくかもしれません。

速く歩くことが目的ではないので、ゆっくりとしっかり足を交差させて歩きましょう。
そして、くれぐれも転ばないように十分注意してください。

なにより重要なのは、毎日続けること。
続ければ着実に効果が現れてきます。

ダイエットや姿勢の矯正はもちろんのこと、腰やひざの痛みが改善したり、肩や首のひどいコリが解消したりするほか、肌がキレイになった、疲れにくくなったというかたもいらっしゃいます。
皆さんもぜひ、健康づくりのために、交差歩きを生活に取り入れてみてください。

→「交差歩き」のやり方はコチラ

花谷 貴之
1973年生まれ。国士舘大学体育学部卒業。トレーニングマシンや筋力測定器などを販売する会社に入社し、トレーニング理論や運動学に精通する。その後、柔道整復師の資格を取得。現在は埼玉県富士見市で花谷接骨院を運営する。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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