【医師解説】胃腸を活性化させる遠隔刺激「腹筋押し」のやり方

【医師解説】胃腸を活性化させる遠隔刺激「腹筋押し」のやり方

背中のコリは、非常に厄介です。たいてい、背中全体が漠然と不快で、どこをほぐせばいいか、わかりません。そんなとき役立つのが、拮抗筋による刺激です。背中がほぐれると、内臓に流れる血液量が増大し、胃腸の機能が回復します。【解説者】班目健夫(青山・まだらめクリニック院長 自律神経免疫治療研究所所長)


胃のムカムカがすぐ治まった!

背中がこり固まると、内臓に流れる血液量が低下するため、
胃腸の機能低下が起こり、胃がムカムカしたり、消化不良が起こったりします。
こうしたケースでは、病院で検査を受けても、異常が見つからないことがほとんどです。
背中のコリは、非常に厄介です。
たいてい、背中全体が漠然と不快で、どこをほぐせばいいか、わかりません。

そんなとき役立つのが、拮きつ抗こう筋きんによる刺激です。
おなかの前面の筋肉(腹直筋)を探り、「押すと痛いところ」を探しましょう。

腹直筋は、背中の広背筋や脊柱起立筋などの拮抗筋です。
腹直筋のコリを探し、ほぐすことで、背中のコリを解消することができます。

背中がほぐれると、内臓に流れる血液量が増大し、胃腸の機能が回復します。
その結果、胃痛、胃もたれ、消化不良、便秘といった胃腸の不調が改善してくるのです。

腹直筋のコリをほぐすことで、背中の筋肉が緩むと同時に、腹筋の緊張も解けて、胃腸の調子が改善されます。

45歳の女性Eさんは、大病の手術のあと、体調が回復しませんでした。
特に、胃がムカムカする症状に、ひどく悩まされていました。

検査をしても、異常は見当たらなかったとのこと。
しかし、なんとか症状を改善したいと、当院にいらっしゃいました。

触診すると、腹直筋がガチガチにかたくなっていました。
その場で腹筋押しを行い、自宅でも習慣にするようにアドバイスしたところ、
すぐに胃が楽になり、ムカムカが治まったとの連絡がありました。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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