MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
真夜中の激痛【こむら返り】対策は「オクラ水」が効果

真夜中の激痛【こむら返り】対策は「オクラ水」が効果

私がこむら返りに悩むようになったのは、2016年の夏ごろでした。日中だけでなく、就寝中も急に足の激痛に襲われるのです。検査を受けたところPWV(動脈硬化の度合いを測る指数)が、なんと1800PWV近くもあったのです。動脈硬化を改善する食事指導を受け、オクラ水も始めたのです。【体験談】森野茂(大阪府・53歳・会社員) 

突然の足の激痛に満足に眠れない日々

 私がこむら返りに悩むようになったのは、2016年の夏ごろでした。

 最初は、たまにふくらはぎの筋肉がつる程度でしたが、頻繁に起こるようになりました。そして、太ももまでつるようになったのです。

 長時間の立ち仕事をする際にも、突然、両足のふくらはぎと太ももの筋肉がつることがあります。立ち上がれずに悶絶し続ける、まさに地獄絵図です。

 そのうち、日中だけでなく、就寝中も、こむら返りが起こるようになりました。急に足の激痛に襲われるので、満足に眠れない日々が続き、疲れがたまる一方です。

 思い当たる原因といえば、糖尿病くらいしかありません。
 糖尿病と診断されたのは10年前ですが、血糖値はそれほど高くなかったので、経過を観察していました。しかし、近年、血糖値が高くなってきて、医師から「そろそろ薬を始めましょうか」といわれていたのです。

 できることなら、糖尿病の治療薬を飲むのは避けたいものです。また、いつまで経ってもよくならないこむら返りも、どうにかしたいと考えていました。

かたくなっていた血管を改善するために「オクラ水」を飲んだ

 そこで、2017年8月、知人の紹介で通い始めたのが、市橋研一先生が院長を務める市橋クリニックです。専門は整形外科ですが、内科的な指導もしてくれると、知人は大絶賛していました。

 さまざまな検査を受けたところ、私の血管がかたくなっていることがわかりました。PWV(動脈硬化の度合いを測る指数)が、なんと1800PWV近くもあったのです(50代男性の基準値は1280~1435PWV)。
また、こむら返りについては、いろいろな病気が引き金になるので、原因は断定できないとのことでした。

 市橋先生からは、まず動脈硬化を改善する食事指導を受けました。そして、勧められたのが、「オクラ水」です。私は、1日にコップ2杯分、朝晩の食前に飲むようにしました。

 私の場合、少し作り方をアレンジしています。
 オクラのヘタを取ってから、細かく輪切りにして、それを水に漬けるのです。こうすると、まるで片栗粉を入れたかのようにトロトロになるので、オクラの栄養素を余すことなく摂取できるような気がします。

高かった動脈硬化の数値が下がった!

 こうしてオクラ水を飲み始めて1ヵ月後、こむら返りの頻度が減ってきました。さらに、太ももまでつることや、夜中に激痛に襲われることがなくなったのです。

 2ヵ月後には、ほぼ起こらなくなりました。たまに、「足がつりそうだな」という予兆を感じることはありますが、予兆だけで終わり、足の激痛に襲われることはありません。

 3ヵ月後の11月、2回めの診察を受けに市橋クリニックに行きました。
 そこで、動脈硬化の数値を調べたところ、前回1800近くあった数値が、なんと1400PWV前後まで下がっていることが判明。この結果には、市橋先生もたいへん驚いていました。

 市橋先生からは、「糖尿病性の動脈硬化が少し残っていますが、血流はほぼ正常ですね」と太鼓判を押してもらいました。

 そして、最大血圧も、156mmHgから131mmHgに下がっていることがわかりました(基準値は140mmHg未満)。これまで高血圧と診断されたことはありませんが、毎回、「要注意」といわれていました。でも、この数値なら、当面、心配することはないでしょう。

食前に「オクラ水」を飲んだら自然と2・5kgやせた!

 オクラ水を飲み始めてから、体調も良好です。年々ひどくなっていた倦怠感が取れて、体が軽くなりました。また、規則正しい便通になり、おなかはいつも爽快です。

 食前にオクラ水を飲むと、満腹感が得られるので、食事の量が自然と減ります。そのおかげでしょう。この3ヵ月間で2・5㎏やせました。

 購入したオクラによっては、できたオクラ水を少し青臭く感じることもあります。そんなときは、めんつゆを少量加えると、青臭さが消えて、おいしく飲めるのでお勧めです。

 漬けたオクラも食べています。夕食は鍋にすることが多いのですが、残ったオクラを鍋の具材として活用するとおいしくいただけます。

 最近、寒い時期になってきたので、朝、冷えたオクラ水を飲むのがつらいことがあります。そんなときは、電子レンジで、人肌程度に温めてから飲んでいます。これなら、冬場でも無理なく続けられそうです。

 血糖値は、まだ検査を受けていないので、最新の数値はわかりません。でも、動脈硬化の数値が改善したうえ、血圧も基準値内に収まったので、血糖値も下がっているのではないかと期待しています。

激痛を気にせず眠れる!

水溶性食物繊維が脂肪肝によるこむら返りに奏功(日本薬科大学学長 丁 宗鐵)

 こむら返りの症状で意外と多い原因が、脂肪肝です。肝臓には、体内の有害物質をろ過して無害化する解毒作用があります。しかし、脂肪肝になると、解毒作用が落ちてミネラルや水分が不足し、こむら返りが起こりやすくなるのです。森野さんは糖尿病と診断されて長いため、脂肪肝だった可能性があります。

 オクラ水に含まれる水溶性食物繊維は、余分な糖分や脂肪分を体外に排出する働きがあります。血糖値や脂肪肝の改善に役立ち、血行も促進されます。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
血圧が高くなることを気にしておられるかたもいらっしゃるでしょう。しかし、年齢とともに血圧が上がるのは、生命を維持するために必要な自然現象なのです。高齢者の場合、血圧が高いおかげで元気なのだといってもいいでしょう。【解説】松本光正(関東医療クリニック院長)
乳酸タマネギを食べ始めると、1週間後くらいから、それまで不安定だったお通じが、2日に1回のペースでつくようになったのです。また、私は30代で糖尿病になりました。現在も通院して血糖値のチェックを受けています。乳酸タマネギを食べ始めてから、血糖値も正常値で安定しているので、うれしい限りです。【体験談】林恵(主婦・51歳)
定期通院で血圧が130mmHgに下がっていたのです。降圧剤でも正常値にならなかったので、このときは「うそでしょ!? 」と声が出るほど本当に驚きました。2ヵ月後も正常値だったため4錠だった降圧剤を2錠に減らせました。念願だった減薬に着手できてどれだけうれしかったかわかりません。【体験談】山田平次(仮名・会社員・69歳)
バナナ酢を飲み始めて暫くすると、以前は60kg弱だった体重が、今は56kg前後に。夫の血圧も安定しています。以前は、降圧剤を飲んだ状態で最大血圧は130mmHg台でしたが、最近は、日によっては120mmHg台まで下がるそうです。【体験談】久保田亮子(仮名・パートタイマー・69歳)
効果を確かめようと、行う前と後で血圧を計りました。すると、行う前は168mmHgあった最大血圧が、アキレス腱トントン体操を両足合わせて200回した後では138mmHgまで下がったのです。内心、効果を信じていなかったので、この急降下ぶりに思わず目を見はりました。【体験談】鈴木秀一(会社役員・56歳)
最新記事
まずチェック項目で自分の足の指がどんな状態かチェックしてみましょう。はだしになって、自分の足の指をよーく見てください。足の指をチェックして気になる項目があっても、あきらめることはありません。「きくち体操」でこれから足の指を育てていけばよいのです。【解説】菊池和子(「きくち体操」創始者】
私は、60歳の今も左右の視力は1・0を保っています。これまでメガネの世話になったこともありません。老眼知らずの状態をキープしている秘密は、私が毎日行っているトレーニング「目のスクワット」にあるのです。毛様体筋をほぐす効果があります。【解説】本部千博(ほんべ眼科院長)
体重100kgの人なら3kg、80kgの人なら2.5kg程度の減量で、条件付きですが糖尿病の改善は可能です。体重が3%減少すると、ヘモグロビンA1cが3%程度下がることがわかったからです。例えば、ヘモグロビンA1cが9%の人なら、だいたい6%程度まで下がります。【解説】吉田俊秀(島原病院 肥満・糖尿病センター長)
これまで、入院患者さん向けの、いわゆる「リハビリ体操」はありましたが、外来の患者さんが希望するような体操はありませんでした。そこで私たちは、血圧を上げる要因である、末梢の「血管抵抗」を減らす筋トレを考案することにしました。【解説】金子操(自治医科大学附属病院リハビリテーションセンター室長・理学療法士)
1日の疲れを取るには、就寝時間や睡眠時間ではなく、「眠りに就いて4時間以内に、深睡眠を取ること」がたいせつなのです。しかし現代人の多くは、深夜にテレビやスマホを見たり、ストレスで体の緊張が取れなかったりして、本来の睡眠リズムが狂い、深睡眠を取りづらくなっています。【解説】白濱龍太郎(睡眠専門医)