【冷え取りの名医】病気の回復を早める「健康美習慣」を身につけるヒント

【冷え取りの名医】病気の回復を早める「健康美習慣」を身につけるヒント

運動量の少ない現代人は、だるさや疲れが「気(生命エネルギーの一種)」の滞りによって引き起こされることが少なくありません。気の滞りを解消し、体調を改善するには、適度に体を動かしたほうが効果的なのです。【解説者】石原新菜(イシハラクリニック副院長)


冷え取りの名医が実践!

「なんとなく体がだるい」「疲れが取れない」というとき、皆さんはどうしていますか?
多くの人は、体を休めようとして、家でのんびりしたり、横になったりするのではないでしょうか。

ところが、これが逆効果になることがあります。
運動量の少ない現代人は、だるさや疲れが「気(生命エネルギーの一種)」の滞りによって引き起
こされることが少なくありません。

気の滞りを解消し、体調を改善するには、適度に体を動かしたほうが効果的なのです。
ここでは、私が毎日実践し、健康美容効果を得ている習慣をご紹介します。

運動習慣を身につけると病気の回復が格段に早い

私は、漢方医学と自然療法、食事療法を中心として、日々、診療に当たっています。
患者さんの症状は多岐にわたります。

高血圧や糖尿病などの生活習慣病から、アレルギー性疾患、婦人科系疾患、リウマチなどの自己免疫疾患、うつ病やパニック障害、ガンのかたもいらっしゃいます。

症状も病名も異なる患者さんたちに、共通することがあります。
なんだかわかりますか?「冷え」と「筋力低下」です。

私は毎日、すべての患者さんに 「体を温めてください」 「運動しましょう」 といい続けています。どんな病気も痛みも「冷え」と「筋力低下」が原因で、それを改善しなければ、根本的には治らないからです。

歩くことも難しい患者さんは別ですが、動ける人には、できるだけ外を歩いてほしいと伝えます。
5分でも10分でもいいのです。

運動を習慣化できた人は、病状の回復が格段に早くなります。

便秘、 生理痛、 ニキビ、多汗症がすべて治った

私自身、肉体的・精神的にパンク寸前の時期がありました。
今から10年ほど前、研修医時代のことです。

睡眠不足が続き、食生活は乱れ、自宅ではシャワーを浴びるのが精いっぱい。
今より5kgも太っていて、便秘、生理痛、生理不順、ニキビと不調のオンパレード。

多汗症にも悩んでいました。
生理が止まった時点で、 「体を温める」 「筋肉をつける」生活に改めました。

時間がなくても湯船につかり、走るようにしたのです。
すると、生理が戻り、便秘、生理痛、 ニキビ、 多汗症が、すべて治ったのです。

2回めのピンチは、出産後でした。
2人めの娘が生まれたばかりで、毎日睡眠不足。

仕事と家事と育児に追われ、ずっとイライラしていました。
それも私は、走ることで解決しました。

朝30分だけ、夫に子供たちを預け、近所の公園を走ったのです。帰宅するころにはイライラが治まり、頭も体も軽くなっていました。

30分は、意外と短いものです。
ボーッとしていたりイライラしていたら、何もできずに過ぎてしまいます。

それならいっそ、外に出ましょう。
近所をゆっくり走るか、速歩きできればOK。

歩いたり、ストレッチしたりするだけでもいいでしょう。
外の空気に触れるだけで、五感が刺激を受け、内臓や血管を調整している自律神経の働きが整います。

たった30分でも、外で体を動かすと、汗をかいて代謝と体温が上がり、筋肉がつき、顔色がよくなって脳もリラックスします。

「めんどうだ」 「大変そう」などと思うかもしれませんが、いつまでも健やかに過ごすために、あなたに合った健康美習慣を見つけるヒントにしてください。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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