認知症が改善!むずむず脚の症状も即消失する「指の二点押し」のやり方

認知症が改善!むずむず脚の症状も即消失する「指の二点押し」のやり方

腕の内側の生体の流れは指先に向かっていますから、指先に向かって押すと、滞っていた生体の流れがよくなるのです。この指の2点押しを行うと、脳の末梢の血流がよくなるので、頭痛の改善や、認知症の予防に役立ちます。【解説】金三雄(ゆうあい内科・脳神経クリニック理事長)


延べ9000人の患者に行って確かな効果を実感!

私と「遠絡療法」との出合いは、5年前にさかのぼります。

そのころ、趣味の野球が原因なのか、急に肩を痛めてしまいました。
肩が上がらず、痛みで眠れない日が続いていたころ、クリニックに一通のファックスが届きました。

それは、遠絡療法の案内状でした。
たまたま、遠絡療法の創始者である故・柯尚志先生と私の知人が、ジャパンタイムズ誌の「次世代のアジアを担うリーダー100人」に選ばれたという縁があり、私は遠絡療法とそれを考案した柯先生に強い興味を持ちました。

そこで、自分の肩の治療を兼ねて、遠絡療法のセミナーに参加。
セミナーでは、数々の奇跡のような症例を目の当たりにしました。

そして、自分の肩も遠絡療法でよくなったので、私はこの療法を勉強し、治療に導入することにしました。
それから5年経ち、延べ9000人以上の患者さんに遠絡療法を行って、その確かな効果を確信するとともに、知れば知るほど遠絡療法の奥深さを感じるようになりました。

遠絡療法は、体の中を流れている生体の流れ(ライフフロー)を整えて、病気や痛みを改善する治療です。
治療点は「ライン」という体の中を走っているゾーン上にあり、そこを刺激することで生体の流れを整えることができます。

そのポイントとなる治療点が、手の指の腹(内側のふくらみ)にもあります。
手指の腹は手と足を通る12本のラインにつながっており、手の指の2点を刺激すると、頭部や、手足の指先、足の裏などの症状に効果があるのです。

この「指の2点押し」のなかで、ぜひ覚えてほしい治療点があります。
それは、脳の血流をよくする治療点で、①人差し指の指先の腹と、②中指の真ん中の腹の2点です。

右手は左の脳、左手は右の脳に対応します。
どちらの治療点も、反対側の手の親指の先で、指先に向けて強く押します。

腕の内側の生体の流れは指先に向かっていますから、指先に向かって押すと、滞っていた生体の流れがよくなるのです。
この指の2点押しを行うと、脳の末梢の血流がよくなるので、頭痛の改善や、認知症の予防に役立ちます。

柯先生は、この指の2点押しを含む遠絡療法で、認知症の患者さんを何人も改善に導いていました。

一つの症状だけでなく複数の症状がよくなる

脳は血流だけでなく、神経伝達の流れも大事です。
ですから、先の2点に脳神経の流れをよくする次の2点を加えると、さらに幅広い効果が期待できます。

その2点とは、①小指の真ん中の腹と、②反対側の手の人差し指のつけ根の腹です。
右の脳に対応するのは右手の小指と左手の人差し指、左の脳は左手の小指と右手の人差し指です。

ここも、指先に向けて押します。
の血流や神経伝達の流れをよくする指の2点押しは、頭痛、耳鳴り、めまい、顔面の痛み(三さん叉神経痛、顔面けいれんなど)、足の冷えや痛みなどに卓効があります。

実際に効果があった例をご紹介します。

耳鳴り

Aさん(60代・男性)は、重度の肩こりで遠絡療法を受けるようになりました。
肩こりだけでなく、右耳に慢性的な耳鳴りがありましたが、治療が終わったとき、肩こりとともに耳鳴りも消えていました。

肩こりの治療のなかに指の2点押しが組み込まれており、その効果で耳鳴りが改善したと考えられます。

下あごの痛み

Bさん(70代・男性)は右の下あごに、ずっと痛みがありました。
三叉神経痛のような激痛ではなく、慢性的な痛みです。
口腔外科や整形外科などで診てもらっても、原因がわからず、薬を飲んでも改善しませんでした。

そこで、指の2点押しを中心に遠絡療法を行ったところ、治療5回めから痛みが軽減し、10回ですっかり消えました。

ムズムズ脚症候群

ムズムズ脚症候群の治療には、通常、パーキンソン病の薬を使います。
Cさん(60代・女性)もその薬を飲んでいましたが、効果がありませんでした。

そこで、指の2点押しを中心とした遠絡療法を行ったところ、すぐに足の裏のムズムズ感、しびれ、痛みといった症状が取れて、とても喜ばれました。


指の2点押しは簡単にできますから、私は自宅療法として患者さんにも指導しています。
治療の間隔が空いても、自宅で指の2点押しを続けることで、症状が改善していきます。

遠絡療法は、病気に対応する治療ではなく、生体の流れ(ライフフロー)をよくして体の機能を整える根本療法です。
したがって、遠絡療法を受けると一つの症状だけでなく、ほかの症状もいっしょによくなります。

症状が改善すれば、薬が減らせます。
そうやってなるべく薬に頼らずに治すことが、遠絡療法の理想です。

金先生の「指の2点押し」のやり方

指の押し方

治療点となる指の腹に、反対側の親指の先を当てる。
まず、まっすぐにグーッと深く押してから、指先に向けて1~2分強く押す。
もう1点も同様に行う。
〔注意〕行う前に、爪は短く切っておくこと。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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