【ダイエット効果】シミ、シワも防ぐ美容ドリンク「シソ酢ジュース」とは

【ダイエット効果】シミ、シワも防ぐ美容ドリンク「シソ酢ジュース」とは

ダイエット飲料としてお勧めしたいのが、シソ酢を水で薄めて飲む「シソ酢ジュース」です。シソ酢ジュースを1〜2ヵ月飲んで、4〜5kgやせた人は少なくありません。シソ酢ジュースで肥満を防止し、若々しい肌を手にいれてください。【解説】村上祥子(福岡女子大学客員教授・管理栄養士)


ニキビが解消し肌がキレイになった!

私はこれまでに、健康増進に役立つ、さまざまなフルーツ酢や野菜の酢漬けなどをご紹介してきました。

そのなかで、夏のダイエット飲料としてお勧めしたいのが、シソ酢を水で薄めて飲む「シソ酢ジュース」です。
シソ酢ジュースを1〜2ヵ月飲んで、4〜5kgやせた人は少なくありません。

私の知人のカメラマンは、シソ酢ジュースを飲み始めて1ヵ月で、劇的に体重が落ちたそうです。
彼は、会う人ごとに「スマートになったね」と声をかけられていました。
また、肌荒れに悩んでいた私のスタッフも、シソ酢ジュースを飲むことで、ニキビが解消し、肌がキレイになりました。

では、どうしてシソ酢ジュースにこのような効果があるのでしょう。

まず、ダイエット効果についてご説明します。

シソに含まれるポリフェノール(植物の色素や苦みの成分)の一種である、ロズマリン酸には、糖の消化吸収を抑制する作用があり、糖が脂肪として蓄えられるのを防いでくれます。
また、シソの香り成分であるペリルアルデヒドは、脂肪を吸着する働きのあることがわかっています。

一方、酢の主成分である酢酸は、体内に入ると、クエン酸に変化し、脂肪をエネルギーにして燃焼してくれます。
酢に含まれるアミノ酸(たんぱく質の構成成分)には、脂肪の合成を抑え、脂肪細胞に脂肪をたまりにくくする働きもあります。
さらに酢には、体の新陳代謝を高める効果があり、こうした点から肥満解消に有効です。

つまり、シソと酢の、それぞれの作用が相乗し、非常に高いダイエット効果を生み出していると考えられるのです。

青ジソでも作ることができる

ダイエット効果以外にも、シソに含まれる有効成分は、たくさんあります。

まず、シソには各種のビタミンが豊富に含まれています。
ビタミンA、C、Eはシミ、シワを防ぎ、肌の若々しさを保つ働きがあります。
これは、女性にとって、なんともうれしい成分です。
そのほか、シソにはカルシウム、リン、鉄などのミネラル分も含まれています。

次に、シソの香り成分であるペリルアルデヒドには、腐敗を防ぐ作用や、殺菌作用があります。
そのため、古くはカゼ薬やセキ止め、消化促進剤や、食中毒を予防する薬としても使われてきました。

さらに、シソに多く含まれるα-リノレン酸(体内では合成できない必須脂肪酸の一つ)には、アレルギー症状を起こす物質の産生を抑える効果もあります。
つまり、アトピー性皮膚炎や花粉症などに効果が期待できるわけです。

一方、酢を糖分といっしょにとると、疲労を回復する作用が高まります。
また、酢が血液をサラサラにする働きは有名で、血圧やコレステロール値を下げたり、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたりする効果があります。

なお、シソには、赤ジソと青ジソがありますが、その成分に大きな違いはありません。
赤ジソが手に入らない時期は、青ジソで作るといいでしょう。

シソ酢ジュースの作り方は、図のとおりです。
私が考案したこの作り方は、電子レンジを利用するので、熟成のために長時間寝かせる必要がありません。

短時間でビタミンや香り成分を酢に抽出できるので、大きな利点となるのです。
漬けておいたシソにも、食物繊維などの有効成分が残っているので、捨てないで料理に役立てましょう。

刻んでキュウリと和えると、おいしくいただけます。
オイルと混ぜてドレッシングにするのもいいでしょう。

シソ酢ジュースで肥満を防止し、若々しい肌を手に入れてください。

村上祥子
福岡女子大学客員教授・管理栄養士

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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