【1円玉療法】は全身の不調を改善する身近な方法

【1円玉療法】は全身の不調を改善する身近な方法

私たちの体には、生体電流と呼ばれる微弱な電流が流れています。その一部を測定したのが、脳波や心電図です。体に生体電流が流れているからこそ、その変化を計測して、私たちは脳や心臓の働きを知ることができるのです。【解説】丸山修寛(丸山アレルギークリニック院長)


有害な電磁波も打ち消す

 私は、体にはるだけで痛みや不調を癒す、「無限コイル」というものを開発し、医療現場で使うかたわら、さらなる研究を続けています。無限コイルは、銅線を特殊技術で平たく巻いた指先大の小さなコイルです。

 このコイルの開発にたどり着くまでには、1円玉を体にはる実験をくり返した時期がありました。
 というのは、私が目指している、「生体バランスを整える医療」に向けての効果は、1円玉を体にはることによっても、得られるのではないかと考えたからです。その理由を説明しましょう。

 私たちの体には、生体電流と呼ばれる微弱な電流が流れています。その一部を測定したのが、脳波や心電図です。体に生体電流が流れているからこそ、その変化を計測して、私たちは脳や心臓の働きを知ることができるのです。

 生体電流は、常に変化しながらも、大きな意味では一定の流れを保っています。健康なときには、その流れがひどく乱れたり、滞ったりすることはありません。ところが、なんらかの原因でその流れが乱れたり、滞ったりすると、人体にさまざまな症状が出てくるのです。
 例えば、関節や筋肉が痛んだり、関節の曲げ伸ばしがつらくなったりします。肺や心臓、消化器といった内臓にも影響が及び、ぜんそくや不整脈、アトピー性皮膚炎、便秘・下痢などの消化器症状が起こったり、悪化したりします。

 このほか、原因のはっきりしない頭痛、めまい、腰痛、不眠といった全身の不調も、生体電流の乱れから生じている場合が少なくありません。
 こうした生体電流の乱れを起こすものが、現代社会にはたくさんあります。その代表が、身の回りの電化製品やパソコン、携帯電話などからの電磁波、また、化学繊維の摩擦によって生じる静電気などです。これを総称して、私は有害電磁波と呼んでいます。

 そこで、有害電磁波の害を取り除き、生体電流を整える方法として、私は1円玉療法や無限コイルを研究したのです。
 これらには、静電気や電気製品からの電磁波といった、有害電磁波を打ち消して、生体電流の流れをスムーズに整える働きがあります。

皮膚は脳の出先機関

 1円玉はアルミニウム、無限コイルは銅という金属の違いはありますが、いずれの場合も、体にはると皮膚表面の生体電流を調整する効果があります。

 有害電磁波は、皮膚表面の生体電流のバランスを乱すのですが、皮膚表面で最も生体電流が乱れやすいところに、1円玉などの金属をはると、生体電流が正常なバランスを取り戻す効果が得られます。
 例えてみれば、川のよどみやすい場所にたまった汚泥やゴミを取り除いて、川全体に正常な流れを取り戻すような役割をしてくれるというわけです。

 また、金属を皮膚にはるということ自体にも、大きな意味があると考えられます。実は、皮膚には脳と同じリセプター(受容体。刺激を受け取る器官)があります。皮膚は全身を保護する役割を果たしますが、単なるスーツではなく、巨大な感覚器でもあるのです。つまり、人間の皮膚は、脳の出先機関のような役割も果たしているというわけです。

 ですから、皮膚に起こったことは、情報として即座に脳へ伝わります。金属を、皮膚のツボのような部分にはって刺激を与えると、リセプターがそれを感受し、ホットラインを通じて脳へと情報が伝えられます。すると脳から、全身を健康へと導くための、プログラム変更情報が発せられるというわけです。
 以上のような効果を、手軽に体験してみたいとき、身近にある1円玉を皮膚にはってみるのは、大変いい方法といえるでしょう。

 また最近では、アルミニウムは、穏やかに体を温める効果があるのではないかとも、考えています。まだ詳しく研究しているわけではありませんが、アルミを材料とする1円玉を使った療法には、そのような効果もあるかもしれません。

 1円玉も無限コイルも、皮膚にはるだけというきわめて手軽な方法で、幅広い効用が得られます。まずはお試しください。
 ただし、1円玉を皮膚にはるときは、1円玉をよく洗ってから使うことと、金属アレルギーには注意してください。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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