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【簡単ダイエット】

【簡単ダイエット】"太学功ストレッチ" で楽に10kg痩せる人が続出 便秘も解消

私たちの体には、気功や中医学の世界で気と呼ばれる生命エネルギーが巡っています。気の流れが滞ったり気が不足したりすると、血液などの流れも滞ります。太学功ストレッチは、気の流れを促してこの状態を解消し、脳に「気は十分あるよ」と認識させて、やせる方法です。【解説】丁治紅(太学功 氣功療法研究所会長)

解説者のプロフィール

丁治紅(てい・じこう)
●太学功氣功療法研究所
TEL 03-6438-9989
http://kiko-kenkyujo.com/

太学功氣功療法研究所会長。
中国・上海生まれ。
6歳のころから高名な師のもとで厳しい修行を積み、中国皇帝に独占されてきた究極の気功「太学功」を継承する。
上海中医学院を卒業後、気功医師として上海市内の病院に勤務。
数多くの難病治療の実績が話題を呼ぶ。
 1988年に来日、太学功氣功療法研究所を開設。
自分で実践する太学功の教室をはじめ、太学功セミナーなども開催している。
近著『病気を自分で治せる「気」のパワー』(三笠書房)が好評発売中。

食事制限もハードな運動もなし!

 私は6歳のときから、「太学功」という気功の修行を積んできました。太学功は、数ある気功の流派の中でも、最も早い時期に確立され、不老不死(今でいうアンチエイジング)を目的とし、かつては歴代の中国皇帝によって独占されていました。

 縁あって来日してからは、太学功の研究所を開き、日々、生徒さんたちに指導をしています。太学功を始めると、どの生徒さんも半年もしないうちに、10kg近くやせて、肌もきれいになっていきます。
 どの生徒さんも、食事を減らしたわけでも、ハードな運動をしたわけでもありません。太学功を行うと10kg、多い人では20kgと自然にやせるのです。

 太学功でやせると、ウエストや下腹部などが引き締まり、メリハリのあるきれいな体形になります。また、肌がたるんでシワになることもありません。
 私が普段、指導しているのは太学功という気功ですが、太学功のダイエットの効用を、誰でも簡単にできるようアレンジしたのが、「太学功ストレッチ(猫のびストレッチ)」なのです。

へそから下を刺激し脂肪を溶かす

 太学功ストレッチをご説明する前に、なぜ太るのかを気功の視点からご説明しましょう。

 私たちの体には、気功や中医学の世界で気と呼ばれる生命エネルギーが巡っています。血液やリンパ(体内の老廃物や毒素などを運び出す体液)が滞りなく流れるのも、気が順調に流れているからこそです。
 気の流れが滞ったり気が不足したりすると、血液などの流れも滞ります。すると、無用な脂肪がたまりやすくなるのです。これは、脳が「エネルギー(気)が不足している」と感知して起こる、一種の防衛反応です。

 太学功ストレッチは、気の流れを促してこの状態を解消し、脳に「気は十分あるよ」と認識させて、やせる方法です。
 今回ご紹介する方法では、気の流れ道である経絡の中でも特に重要な、任脈と督脈の流れがよくなります。
 任脈は体の前面、督脈は体の後面の正中線(左右の中心線)を通っている経絡で、両方を一緒に刺激することで、全身の気の流れが非常によくなります(下図参照)。

 太学功ストレッチは、へそから下を刺激して、余分な脂肪を溶かす効果があります。また、お尻もキュッと引き締まります。
 食前に行う、食欲を抑制するストレッチは、過度な食欲を正常化させます。太っている人の多くは過食の傾向がありますが、食前ストレッチを行うと、本当に必要な食事量で満足できるようになります。

 ちなみに、やせ過ぎの人が行うと、逆に食欲が増し、適度に体重が増えます。
 また、やせるだけではなく、ゆがんだ骨や関節、骨盤の調節効果もあります。太学功ストレッチの結果、気や血液の流れがよくなり、腸の働きが改善され、便秘の解消やダイエット効果が得られるのです。

 行う回数と時間は、一連の動作を9回、就寝前に行うのが理想的です。しかし、9回行うのがつらい人は、1回やるだけでも十分です。1回から始めて、3回を目指し、最終目標を9回にするとよいと思います。また、時間があれば、起床後にも行うと、さらに効果的です。
 体が硬い人は、無理はせず、できる範囲で行ってください。特に、腰痛の人は、痛みがない範囲で行いましょう。小さい動作でもいいので、毎日継続することで、しだいに腰の痛みも軽減されていきます。腰痛のほか、O脚の矯正やネコ背の解消などにも効果的です。

 太学功ストレッチは、寝る前に行うことで、自然にやせて体形が維持されるので、とてもらくなダイエット法です。
 気の流れがよくなり、体調も改善されます。ぜひ生活に取り入れてみてください。

太学功ストレッチ「猫のポーズ」のやり方

❶おなかをへこませながら、鼻から息を吸い、ゆっくり背中を持ち上げていく。尾てい骨から背すじ、首の後ろ、後頭部まで、グーッと伸ばすよう意識して、最大限に背中を上げる。顔は自然に両腕の中に入る感じになる。

❷おなかをゆるめながら、鼻から息を吐き、腰と足の位置は保ったまま、上半身の力を抜いて腕を前に伸ばし、肩をできるだけ床に近づける。上半身をできるだけ沈め、息を吐き切る。顔は自然に前を向く。

❸うつぶせになり、両手は体の側面の、手首が直角になる位置で、手のひらを床に着ける。おなかをへこませながら鼻から息を吸い、お尻に意識して力を入れ、ゆっくり腕を伸ばしながら上半身を前方へ伸ばす。お腹と太ももで上半身を支えるような意識で行う。

❹おなかをゆるめながら、鼻から息を吐き、お尻、太ももの力を抜く。おなかは体を支えたまま、首や肩の力を抜き、リラックス。息を吐き切る。

ポーズごとのポイント解説

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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