簡単に手作りできる!食べる甘酒の作り方

簡単に手作りできる!食べる甘酒の作り方

米こうじから作る、火入れをしない「食べる甘酒(生甘酒)」は、腸内環境を改善する、ノンアルコールの食べ物です。生甘酒は、酵素やビタミンの宝庫であり、食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖など、現代人が不足しがちな栄養素まで補給できます。【解説】桑島靖子(桑島内科医院副院長)【料理監修】舘野真知子(料理研究家・管理栄養士)


桑島靖子
桑島内科医院副院長。新宿溝口クリニック・栄養療法医師。日本内科学会内科専門医。日本東洋医学会漢方専門医。日本抗加齢医学会専門医。30代に悩まされ続けた不定愁訴を、漢方と栄養療法でみずから克服。以来、漢方、栄養療法、点滴療法を取り入れた複合的なアプローチで内科疾患、不定愁訴の治療・予防に当たる。共著に『子宮を温める食べ方があった!』(青春出版社)などがある。

甘酒の作り方 炊飯器を使う作り方

大量に作りおきしたいかたにお勧め!

【材料】
※出来上がりの量=約900㎖
もち米(白米・玄米でも可)…1合
水…600㎖
水(追加分)…200㎖
乾燥米こうじ…200g(生米こうじの場合も同量でOK)

【作り方】
❶もち米は洗い、水600㎖に30分、玄米の場合は一晩つけておく。

❷①を炊飯器に移し、おかゆモードで炊く。

❸おかゆができたら、水200㎖を注いで混ぜ、温度を下げる。

❹60度前後になったら乾燥米こうじを加え、よく混ぜる。

❺炊飯器のふたを開けたまま、ふきんをかけ、保温モードで約8時間保温する。
途中で温度が下がったら、ふたをして温度を上げ、60度前後を保つようにする。

❻ほんのり黄色みを帯び、甘みが出ていたら完成。

1週間で食べ切るのが目安。
1日大さじ4杯程度を、食後にとるのがお勧め。

酵素の活性が失われるため、60度を超える温度で温めないこと。
ヨーグルトのようにそのまま食べる。

また、豆乳や焼酎などと割って飲んだり、コーヒーゼリーやシリアルにかけて食べた
りしてもおいしい。

鍋と保温水筒を使う作り方

炊飯器に空きがなくても作れる!

【材料】
※出来上がりの量=約500㎖
もち米(白米・玄米でも可)…1/2合
水…500㎖
水(追加分)…100㎖
乾燥米こうじ…100g(生米こうじの場合も同量でOK)

【作り方】
❶もち米は洗い、水500㎖に30分、玄米の場合は一晩つけておく。

❷①を厚手の鍋に移し、ふたをして弱火で20 分ほど炊き、おかゆを作る。

❸おかゆができたら、水100㎖を注いで混ぜ、温度を下げる。

❹60度前後になったら乾燥米こうじを加え、よく混ぜる。

❺④を保温水筒に入れ、ふたを閉める。

❻約8時間おき、ほんのり黄色みを帯び、甘みが出ていたら完成。

※④~⑥のとき、温度が下がり過ぎた場合は、一度鍋に戻し、弱火で60 度前後になるまで加熱する。

もち米を使わない作り方

おかゆを炊かなくてもOK!

【材料】
乾燥(もしくは生)米こうじ…200g
水…400㎖(生米こうじの場合は250㎖)
※炊飯器で作る場合は、水ではなくお湯を用意する

炊飯器を使う場合の作り方

❶手でよくほぐした米こうじを内釜に入れ、約60度のお湯を注ぐ。
❷炊飯器のふたを開けて上からふきんをかぶせ、保温モードで約6時間保温する。途中、温度が下がったらふたを閉めて温度を調整する。黄色みを帯び、甘みが出ていたら完成。

ヨーグルトメーカーを使う場合の作り方

❶手でよくほぐした米こうじを専用容器に入れ、水を注いでふたを閉める。
❷温度を60度、タイマーを6時間にセットして、スタートボタンを押す。黄色みを帯び、甘みが出ていたら完成。

食べる甘酒の保存方法

出来上がったら粗熱を取り、保存用容器やジッパーつきの保存袋に入れる。
常温で数時間おくと酸味が出てくるので、冷めたらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れること。

冷蔵庫なら1週間~10日間、冷凍庫なら1~2ヵ月間、保存できる。
冷蔵保存中も発酵は進むので、保存容器に満杯の状態では保存しない。

また、ガス抜きのため、1日1回開閉すること。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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