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【黒にんにくの作り方】薬効が高い

【黒にんにくの作り方】薬効が高い "黒ニンニク" の効果 炊飯器で作れる

甘酸っぱくてプルーンのような、フルーツのような黒ニンニク。白いニンニクからは想像もできない味わいです。しかも、薬効は生のニンニクよりはるかに高い。そんな黒ニンニクが、生のニンニクと炊飯器があれば自宅で作れるとあって、今、全国でブームになっています。【監修】佐々木甚一(弘前医療福祉大学教授)

はかりしれない魅力が黒ニンニクにはある

黒ニンニク作りが全国でブーム

 甘酸っぱくてプルーンのような、フルーツのような黒ニンニク。白いニンニクからは想像もできない味わいです。しかも、薬効は生のニンニクよりはるかに高い。
 そんな黒ニンニクが、生のニンニクと炊飯器があれば自宅で作れるとあって、今、全国でブームになっています。
 ただ、作る際に、ニンニクの強いにおいが出るので、家が密集する場所や密閉された部屋で作る場合には注意が必要なようです。
 それでも作る人が全国で増えているのは、はかりしれない魅力が黒ニンニクにあるからでしょう。
 それでは、作り方を詳しくご紹介します。

準備するもの

◎電気炊飯器…1台(古いものや中古品でOK)
◎生ニンニク…炊飯器に入る量(5合炊きなら約1㎏)
◎キッチンペーパー、またはざる(ニンニクから水が出るので下に敷く)
◎作る場所…においが発生するので、換気がよく風通しのいいところ

黒ニンニクの作り方

❶ニンニクは、玉のままでも、バラして粒にしてもよい。汚れた外皮は取る。

❷炊飯器の底にキッチンペーパーを敷いて、ニンニクを入れる。上にもかぶせる。

❸炊飯器の保温のスイッチをオンにする。保温した状態で1週間置く。

❹7日目に取り出して半日〜1日風に当てる。
❺再び、保温状態にして約1週間置く。ときどきふたをあけて中身の状態を観察することが重要。

❻中が黒くて甘酸っぱくなっていれば完成。

作るときのにおいについて

・熟成中の最初の1週間はニンニクの強いにおいが発生する。その後はおさまる。
・炊飯器は、ニンニクのにおいがつくので、他の用途には使えなくなる。中古でOK。

作る期間や味について

・熟成期間が短いと、ニンニクの辛味やにおいが残る。
・熟成期間は、ニンニクの大きさや、玉のままか粒の状態かによっても若干異なる。
・ニンニクの産地や時期、作り方によって味や色に違いが出る。

食べ方

・1日1〜2片を食べる。おいしいので食べすぎには注意する。
・においは、生ニンニクと違って、ほとんどない。
・スライスしてヨーグルトに入れたり、ピザにのせたりしてもおいしい。酒のつまみにしてもいい。

保存

・冷蔵庫で保存する。

なぜ炊飯器で黒ニンニクが作れるのか

 黒ニンニクを作るには、次の2つの条件が必要です。
❶温度を50〜70℃に保つ。
❷湿度を70〜80%に保つ。
 これらの条件は作る人の工夫で適宜変えることもたいせつです。

 この2つの条件を最も手軽に維持できるのが、炊飯器を保温状態にすることです。
 ただし、温度と湿度によって、味や出来上がりが異なります。温度が高いほど(限界はあります)化学反応が速くなり、早く熟成します。
 また、湿度が低すぎるとニンニクがあまり軟らかくなりません。逆に高すぎると、出来上がったときベタベタします。その場合は、干して乾燥させるといいでしょう。熟成させる期間は、2週間が目安です。

 ちなみに、黒ニンニクは微生物が介在しないので、発酵食品ではなく熟成食品です。
 熟成中はにおいが発生しますが、黒ニンニクはすばらしい機能性食品なので、ぜひ手作りして健康増進に役立ててください。

解説者のプロフィール

佐々木甚一(ささき・じんいち)
1940年、岩手県生まれ。弘前医療福祉大学教授、医学博士。
アメリカ国立衛生研究所(NIH)やベルギーパスツール研究所などに招聘され研究に従事する。
専門分野は免疫学、微生物学、食品機能学。
黒ニンニクの抗腫瘍活性(2007年)、黒ニンニクのNK細胞の活性化(2009年)を英国学術誌に発表。
これらは黒ニンニクの生理活性作用の最初の研究報告となる。
協同組合青森ニンニク協会顧問。

●弘前医療福祉大学
https://www.hirosakiuhw.jp/

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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