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【貧血】干しブドウ酢は鉄欠乏性貧血にお勧め ヨーグルトと組み合わせると良い

【貧血】干しブドウ酢は鉄欠乏性貧血にお勧め ヨーグルトと組み合わせると良い

これまで私は、鉄欠乏性貧血の患者さんにはもちろん、鉄分が不足しがちな女性の患者さんにも、干しブドウをお勧めしてきました。私自身も干しブドウが大好きで、普段からよく食べています。【解説】里見英子(里見英子クリニック院長)

貧血の患者さんに干しブドウを勧めてきた

 干しブドウには、さまざまな栄養素が含まれていますが、注目すべき点は、鉄分が豊富に含まれていることではないでしょうか。その量は、プルーンの約2倍だとか。
 このほか、干しブドウには、鉄の吸収を促進したり、活性酸素を除去したりする銅や、体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧や動脈硬化の予防、むくみの解消にも役立つカリウム、骨や歯を強くするカルシウムやマグネシウムといった栄養素も含まれています。

 また、ブドウには、アンチエイジングや美肌効果が期待できるポリフェノールが含まれていることは、皆さんよくご存じだと思います。
 普段はブドウの皮を食べない人も、干しブドウなら、ポリフェノールの宝庫である皮ごと食べることができます。赤ワインもいいけれど、アルコールが含まれていない分、干しブドウのほうが、より健康的です。

 これまで私は、鉄欠乏性貧血の患者さんにはもちろん、鉄分が不足しがちな女性の患者さんにも、干しブドウをお勧めしてきました。私自身も干しブドウが大好きで、普段からよく食べています。

干しブドウを酢に漬けることによる効果

 私が担当している患者さんのうち、貧血が心配なかたの多くはレバーが苦手でしたが、干しブドウなら、手軽においしく食べられるうえ、前述した栄養素も一緒にとることができるため、一挙両得です。

 ところが、お年寄りの中には、干しブドウなどのドライフルーツを「硬くて食べにくい」とおっしゃるかたがいます。
 何かいい方法はないかと、常々思っていたところ、今回、『安心』編集部さんから「干しブドウ酢」のお話を聞いて、「なるほど、その手があったか!」と、思わずひざを打ちました。酢に漬けることで干しブドウが軟らかくなり、食べやすくなるばかりか、美容や健康をサポートしてくれる酢も一緒にとることができるからです。

 過去に、他のフルーツを酢に漬けて食べるアイデアは、いろいろ見聞きしましたが、干しブドウと酢の組み合わせは思い付きませんでした。
「よさそう!」と思ったことは、なんでも試してみたくなる私は、さっそく作って食べてみることにしました。

ヨーグルトに入れて食べるのがお気に入り

 干しブドウ酢の作り方はとても簡単で、リンゴ酢に干しブドウを漬けるだけです。酸味がきつい場合は、ハチミツを適宜加えるといいそうです。
 実際に作って食べてみたところ、これが本当においしい! 干しブドウの甘味に、リンゴ酢の酸味が加わって、干しブドウをそのまま食べるよりも、飽きがきません。

 酢に漬けることで、干しブドウが軟らかくなるので、これならお年寄りのかたでも食べやすそうです。
 本当に気に入って、1回目に作った干しブドウ酢は、2週間もたたないうちに食べ切ってしまいました。
 そのまま食べてもおいしいのですが、私のお勧めは、ヨーグルトと一緒に食べることです。

 私の健康法の一つに、「毎朝、無糖ヨーグルトを食べる」というものがあります。腸内環境を整え、免疫力(病気に対する抵抗力)をアップさせる乳酸菌は、一度にたくさんとっても蓄積できないので、毎日とる必要があるためです。
 飽きがこないように、ハチミツや黒ゴマを入れたり、納豆を混ぜたり、ザク切りにしたトマトを入れたりして、変化をつけるよう工夫してきましたが、今回、それに干しブドウ酢が加わったことで、さらに味のバリエーションが広がりました。おかげで、これからも飽きることなく続けられそうです。

「なぜ、もっと早く試さなかったのだろう」と思うほど、干しブドウと酢とヨーグルトは好相性で、とても気に入りました。
 干しブドウ酢を食べることで、ダイエットできた例や、血圧や尿酸値が下がったという声が報告されているそうです。干しブドウがもともと持つ健康効果に、酢の健康効果が加わって、1+1が3にも4にもなることは想像に難くありません。

 例えば、干しブドウ酢とヨーグルトを朝食に置き換えたり、甘いおやつやスナック菓子の代わりに干しブドウ酢を食べたりすることで、無理なく摂取カロリーがカットできます。

 また、食事前に、干しブドウ酢とヨーグルトを食べると、満腹感が得られるので、食欲を抑えることも可能です。このように利用すれば、ダイエットにはとても有効だと思われます。
 干しブドウ酢のカロリーも、1日10~20粒程度であれば、心配することはないでしょう。上手に取り入れて、ぜひ健康増進に役立ててください。

解説者のプロフィール

里見英子
里見英子クリニック院長、内科医。ダイエットや美容への造詣が深く、テレビや雑誌などでも幅広く活躍している。『ナニワの美女医がこっそり教えるほんまにキレイな美容術』(主婦の友社)など、著書多数。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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