スーパーで商品の値段を何度も間違えた
私はもともと目がよく、視力は両眼ともに1.2~1.5ありました。ところが、趣味の読書に熱中していたら、55歳ころから目が悪くなってきたのです。
例えば、夕方になると視界がかすみ、近所の人に出会っても、かなり近づかないとわかりません。
また、スーパーで商品の値段がよく見えず、家に戻ってからレシートを見たら、「思っていたより高額だった」ということが何度かありました。
眼科で調べてもらうと、右目は0.7、左目は0.2まで視力が低下していたのです。しかも、「左目だけ白内障になっている」と医師から言われ、目薬を処方されました。
老眼鏡を作り、本や新聞を読むときだけかけるようにしましたが、外したときに激しい頭痛に襲われます。そのため、読書もできなくなりました。眼精疲労による肩こりもひどかったため、マッサージを定期的に受けるようになりました。
そんなとき、「爪もみ」を知りました。今から5~6年前のことになります。
夜、テレビを見ながら、電車やバスに乗りながら、1日合計で30~40分、多いときは1時間ほど爪もみをしていました。
爪もみを始めてしばらくするつ、徐々に物がハッキリ見えるようになりました。始めて半年ほどで、明るい場所なら、老眼鏡なしで小さな文字をなんとなく読めるようになったのです。
また、外を歩いていても人の顔がよく見え、目がかすんで見づらいような不自由さを感じなくなりました。
そして、視力も上がったのです。私は毎年4月に市の健診を受けていますが、爪もみを始めて2年目には、0.2だった左目の視力が0.5になりました。そして3年目には、1.2まで復活したのです。
一度低下した視力がここまで回復するとは、自分でも信じられません。目が疲れにくくなり、肩こりもなくなりました。
ここ3年は、眼科の目薬も不要になり、肩こりでマッサージへ通うこともなくなりました。
視力回復爪もみのやり方

血液循環の改善や細胞の活性化で白内障はよくなる(ほんべ眼科院長・内科医 本部千博)
白内障は一般的に手術以外では改善しないと考えられています。白内障になると、眼球の中のレンズ(水晶体)が濁り、復元できないためです。
しかし、多くの眼科医は、水晶体が濁っているのに、視力がよい人がいることを臨床的に知っているものです。
爪もみで白内障の視力が改善したとのこと。これは視細胞や視神経が、血液循環の改善や細胞の活性化で、働きを取り戻したということでしょう。同様に、毛様体筋も弾力を増せば、老眼は改善されます。