【体験談】腰の痛みは「ストレートネック」が原因 片頭痛、椎間板ヘルニアが改善

【体験談】腰の痛みは「ストレートネック」が原因 片頭痛、椎間板ヘルニアが改善

妊娠中に足腰の症状に悩み、産後2ヵ月で整形外科に行くと、椎間板ヘルニアと診断されました。症状を根本から改善したいと思い、田中宏先生の整骨院に行きました。そこでストレートネックになっていると言われたのです。【体験談】島田紗江(仮名・会社員・46歳)


頭の中がスッキリして起きられた

「腰が絶えず痛む」
「足がつる。しびれる」

 2人目の子どもを妊娠中だった21歳のとき、私はこうした足腰の症状に悩まされていました。その前年に生まれた上の子を抱っこしながらの生活だったこともあり、足腰に負担がかかっていたようです。
 産後2ヵ月して、ようやく環境も落ち着いたので整形外科に行くと、椎間板ヘルニア(背骨を構成する椎骨と椎骨の間にある椎間板が飛び出した状態)と診断されました。

 授乳中だったため、鎮痛薬は飲まず、腰を牽引(引っ張ること)したり、温めたりという治療を受けましたが、効果は感じられませんでした。近所の整骨院に行っても、施術を受けた直後はいいのですが、すぐ痛みがぶり返すというくり返しです。
 さらに3人目の子どもを出産した26歳の頃には、腰痛に加え、首の痛みと重い肩こり、片頭痛まで起こるようになりました。以降、十数年は日常生活に困らない程度のケアをしながら、だましだまし生活をしていました。

 5年ほど前、これらの症状を根本から改善したいと思い、インターネットで整骨院を探していたところ、田中宏先生の整骨院を発見。患者さんの体験談が詳しく紹介されていたので、治療を受けてみることにしました。

 田中先生には、首の曲線が失われている、ストレートネックになっていると言われました。施術を受けると、これまで受けたどの治療よりも首、肩のこり、腰痛がらくになりました。

 とはいえ、整骨院に行けるのは月2回くらいです。疲れると、どうしても腰痛が再発してしまいます。
 そんなとき、先生が、腰痛の再発を防ぐ方法として、バスタオルで作る「首置き枕」を教えてくれたのです。首置き枕は、首の下に置いてあおむけの状態で寝ます。
 それまで、腰痛を和らげるために、横向きで寝ていましたが、まずは一回、首置き枕を首の下に置いて、あおむけで寝てみました。

 すると、一晩で、全身が筋肉痛になってしまったのです。おそらく、正しい姿勢で寝るのに慣れていなかったのでしょう。

 一方で、これまでと違う反応がありました。今までは、朝起きたときいつも頭がボーっとしていました。それが、霧が晴れたように、頭の中がスッキリして起きられたのです。
「先生の言うとおり、この寝方が体にいいのだ」と実感でき、続けてみることにしました。

 筋肉痛は3日間続いた後、徐々になくなりました。それとともに、長年悩まされた椎間板ヘルニアによる腰痛が、ほとんどなくなってきたのです。さらに、首の痛みや肩こり、片頭痛も出なくなりました。

→「首置き枕」の作り方はコチラ

バスタオルは毎晩巻き直す

 体が快調になってきたので、4年ほど前からウオーキングを始めました。だんだん物足りなくなってジョギングを開始。

 さらに、目標がほしくなって、3年前から5kmのロードレースに出たのを皮切りに、しだいに距離を伸ばして、フルマラソンを走るようになりました。ここ2年、出場した大会はすべて完走しています。

 椎間板ヘルニアによる腰痛で悩んできた私が、まさかフルマラソンを走れるようになるとは夢にも思っていませんでした。

 首置き枕を使ってわかったコツは、バスタオルを「毎晩巻き直す」ことです。前日のままで使うと、どうしてもゆるんでしまいます。毎晩キュッと巻き直して、一定の高さで首に当てたほうが効果的だと感じます。

 腰痛に悩んでいる人には、簡単で効果的な首置き枕をぜひお勧めします。

筋肉痛になるのは悪いことではない(天竺整骨院院長 田中宏)

 島田さんは当初、ストレートネックのため骨格にゆがみがありました。しかし、首置き枕の使用で骨格が整い、ヘルニアによる腰痛を克服しました。枕を巻き直すのは、寝るとき、常に同じ硬さと高さをキープできるのでお勧めです。

 筋肉痛は、これまでと違う姿勢をとったことによる体の反応なので、悪いものではありません。質のいい睡眠がとれたからスッキリ目覚められたのです。

→「首置き枕」の解説はコチラ

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連する投稿


ズキンズキンと脈打つ片頭痛が“耳”をもむと改善 肩こりも消えた!

ズキンズキンと脈打つ片頭痛が“耳”をもむと改善 肩こりも消えた!

私は、10年ほど前から、頭痛に悩まされるようになりました。それまでなんともなかったのに、生理中やその前後に、突然、起こるようになったのです。側頭部や頭全体がズキンズキンと脈打つようで、ひどいときには目の奥まで痛み、吐き気がすることもありました。【体験談】上野尚子(50歳・パートタイマー)


【原因は猫背】姿勢の悪さが腰痛、めまい、うつ、脳梗塞をも招くと医師解説

【原因は猫背】姿勢の悪さが腰痛、めまい、うつ、脳梗塞をも招くと医師解説

よい姿勢とは、健康状態のバロメーターです。反対にネコ背は、あなたが想像する以上に、体全体に悪影響を及ぼします。ネコ背の悪影響として、最初に思い浮かべるのは見た目の悪さではないでしょうか。よい姿勢は、見た目の印象はもちろん、あなたの健康状態も左右するのです。【解説】平泉裕(昭和大学医学部整形外科学講座客員教授)


【頭痛の種類と改善方法】痛みを自分でコントロールする“頭痛日記”のつけ方

【頭痛の種類と改善方法】痛みを自分でコントロールする“頭痛日記”のつけ方

頭痛が起こると、なかなか我慢できずに鎮痛剤に頼ってしまいがちです。しかし、薬で病気は根治できません。どうして自分の頭痛が起こっているのか、原因を把握し、起こらないように対処することが大事です。【解説】山田洋司(梅ノ辻クリニック院長)


【腰痛改善】ウエストを引き締めながらリラックス「ハワイの朝日呼吸」のやり方

【腰痛改善】ウエストを引き締めながらリラックス「ハワイの朝日呼吸」のやり方

「ハワイの朝日呼吸」は、誰でも簡単にできる健康法です。準備運動の「丹田フラダンス」と組み合わせて行うことで、驚くほど心身が健康になります。リラックスしながら、ユラユラ~ッと、リズムよく体を動かしてください。【解説】藤麻美子(日本丹田呼吸法セラピー協会代表 ミラクルレインボー・スクール代表)


【緊張型頭痛を改善】吐き気を伴う片頭痛にも効く「首ユラユラ体操」の効果

【緊張型頭痛を改善】吐き気を伴う片頭痛にも効く「首ユラユラ体操」の効果

頭痛を訴える患者さんは、首や肩周りの筋肉がひどくこっています。首が前に出て肩や背中が丸まった悪い姿勢が原因です。筋肉が緊張し頭部へと通じる血管や神経が圧迫されて起こるのです。個人の見解ですが、慢性頭痛の原因は、脳への酸素と血流不足ではないかと思っています。【解説】立林幸汰(徳永接骨院・淵野辺院院長)


最新の投稿


【高血圧を予防】腸内環境を整え 血圧を下げる「大根おろし」の効果とは

【高血圧を予防】腸内環境を整え 血圧を下げる「大根おろし」の効果とは

私は、「腸を整えることが健康の要」と考えていますが、その腸を整える食事として「大根おろし」ほど優れた食べ物はないからです。私たちが病気になるのは、今まで日本人が食べてこなかった、体質に合わない食事をするようになったからです。【解説】森下敬一(お茶の水クリニック院長)


【ブロッコリーの栄養】茹ですぎに注意!便秘解消・シワ対策に効果のある食べ方・使い方

【ブロッコリーの栄養】茹ですぎに注意!便秘解消・シワ対策に効果のある食べ方・使い方

ブロッコリーは、野菜の中でも栄養が飛び抜けて豊富で、多くの健康効果や美容、ダイエットにも効果を期待できる、まさに「野菜の王様」です。体にいい成分の宝庫であるブロッコリーを、積極的に食生活に取り入れない理由はありません。【解説】木村至信(秋山眼科医院耳鼻咽喉科部長、木村至信BANDリーダー)


【肩こり・五十肩を改善】痛みやしびれをすぐに解消する体操「手首振り」

【肩こり・五十肩を改善】痛みやしびれをすぐに解消する体操「手首振り」

手のしびれ、肩こり、五十肩、腱鞘炎、腕や手の疲れとそれによる痛みなど、手・腕・肩のトラブルに悩まされている人は多いものです。わずか1〜2分で簡単にできるバンザイ手首振りは、血液とリンパ(体内の余分な水分や老廃物、毒素などを運び出す体液)の流れを劇的に改善させます。【解説】宮本啓稔(新宿西口治療院院長)


【直腸性便秘】便を出す効果的な方法「考える人のポーズ」 大腸肛門科専門医が実験で確認

【直腸性便秘】便を出す効果的な方法「考える人のポーズ」 大腸肛門科専門医が実験で確認

便秘は①大腸の動きが遅く便がなかなか直腸まで下りてこない②便は直腸まで下りてきているが、うまく排出できない のタイプです。②を「直腸性便秘」と呼びます。便意を感じにくくなる、便が非常に硬くなる、残便感がある、排便時に痛みや違和感があるなどの特徴があります。【解説】高野正太(大腸肛門病センター高野病院肛門科部長)


【生活習慣病を予防】漬けるだけで超簡単「酢ピーナッツ」の作り方

【生活習慣病を予防】漬けるだけで超簡単「酢ピーナッツ」の作り方

ピーナッツと酢を組み合わせた「酢ピーナッツ」は、さまざまな健康効果をいいとこ取りした食品です。カリカリ食感とほどよい酸味が絶妙で、お茶請けやお酒のおつまみなどにぴったり!漬けるだけでできる超簡単な酢ピーナッツを、ぜひ皆さんもお試しください!【料理・栄養計算・スタイリング】五十嵐ゆかり(料理研究家・管理栄養士)