MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
「キーン」と鳴り響く耳鳴りが「耳こすり」で解消し不眠改善!

「キーン」と鳴り響く耳鳴りが「耳こすり」で解消し不眠改善!

ストレスが積み重なったのでしょう。気がついたら「キーン」という高音の耳鳴り が聞こえるように。最もいやだったのは、寝るときでした。シーンと静かな中、キーンという音だけが聞こえるので不眠になってしまいました。そこで藤井先生の治療院に行き、教わったのが「耳こすり」でした。【体験談】長谷川真由美(会社員・33歳)

会話の最中も耳鳴りがうるさくて集中できない

 就職してから、私の生活はとてもハードなものとなりました。早朝から出勤し、帰れるのは深夜。睡眠時間は2~3時間という日々が続いたのです。
 新人なので、仕事をこなすのに必死で、いつも緊張していました。それらのストレスが積み重なったのでしょう。気がついたら耳鳴りがするようになっていたのです。

 聞こえるのは「キーン」という高音でした。人と話しているときもその音が気になり、会話に集中できません。
 最もいやだったのは、寝るときでした。シーンと静かな中、キーンという音だけが聞こえるのです。音がうっとうしくて、ますます眠れなくなりました。

 なんとかしたい、と思った私は、藤井清史先生のことを思い出しました。両親が先生の治療院に通っていて、私自身も10代のときに原因不明の皮膚炎を治してもらったことがあります。

 すぐに藤井先生の治療院に行ったところ、治療後に、自宅で行うといいと教わったのが「耳こすり」です。
 耳を指ではさむようにして、100回上下にこするだけ。これを1日3回やるといいそうなので、その日以降、毎日実践したのです。

 最初に変化を感じたのは、睡眠でした。当時も私の睡眠時間は2~6時間と、日によってまちまちでした。
 そんな不規則な状態にもかかわらず、スッキリ目覚める日が増えていきました。睡眠時間が少なくても、熟睡できたと感じられるのです。
 よく眠れるようになり、体から疲れや緊張が取れていく感覚がありました。そして、3週間後にはとうとう耳鳴りがなくなっていたのです。

 耳鳴りがする間は、いつ治るんだろう、と不安でした。そんな不安からやっと解放され、うれしくてたまりませんでした。

 その後も疲れると、耳鳴りがすることがあります。でも、そのたび耳こすりを実践すれば、2~3日で治まります。
 そんなことをくり返すうちに「耳鳴りになっても耳こすりをすれば大丈夫」と、安心できるようになりました。

 おかげさまで、ここ数年は疲れても耳鳴りがすることはありません。こんなに簡単で、効果の高い耳こすりはすごいと、つくづく感じています。

腎機能を高めて質のよい睡眠がとれた(呑気堂Fujii鍼灸治療院Tomo整骨院総院長・藤井清史)

 長谷川さんはもともと腎が弱い体質で、さらに寝不足によって腎機能が低下したことで、耳鳴りが起こっていたのでしょう。このようなタイプは、体の疲れさえ取れれば、耳鳴りもよくなります。そのためには耳こすりで腎機能を高めること、そして短時間でも質のよい睡眠をとることが効果的です。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この記事のエディター
関連するキーワード
関連記事
なぜ、クルミが耳鳴り解消に効くのでしょうか。東洋医学的には、耳鳴りの原因は血や水の巡りの悪さにあるとされるので、クルミの利尿作用が効果をもたらしたといえます。一方、西洋医学的に考えると、注目すべきは、クルミに含まれるα ─ リノレン酸の働きです。【解説】小川哲夫(小川医院理事長)
もう一つ、信じられない変化がありました。手のひらを押し始めてからというもの、あれだけ苦しんだ耳鳴りの頻度が減ったのです。先生に教えてもらったとおり数ヵ月、手のひらを押していたら、耳鳴りがしなくなったのです。それから4年がたちますが、耳鳴りと腰痛に悩まされたことはありません。【体験談】佐藤茂(会社員・49歳)
作った酢タマネギを、毎朝食べている納豆に混ぜて食べています。酢タマネギを混ぜる量は、私はカレースプーンに2杯、妻は1杯です。こうして毎日の朝食で酢タマネギを食べ続けていたら、耳鳴りの音が徐々に小さくなってきたのです。3ヵ月後には、日中はほとんど気にならなくなりました。【体験談】鈴木興起(無職・80歳)
十数年前に登山中に木の株に足を引っかけて転び、足の腫れと痛みに悩まされていました。11円スリッパをはき始めて3~4日たったころ、「左足のくるぶしの出っ張りが見える! 」と驚きました。というのも、ケガ以来、左の足首の腫れによって、くるぶしの外側の骨が見えなくなっていたからです。【体験談】土田喜代美(仮名・主婦・74歳)
耳鳴り、めまい、耳閉感、という「耳の三重苦」のような症状で、不快でつらい状態が続いていました。耳たぶさすりを一ヵ月くらい続けたところ、少しよくなってきたかな、と感じていました。気をよくした私は、さらに熱心に2~3ヵ月続けました。すると、見違えるような変化が現れたのです。【体験談】水川華代(仮名・主婦・70歳)
最新記事
熱中症は7月8月の日中に最も多く見られます。熱中症は、乳幼児から高齢者まであらゆる年代で起こる病気です。なかでも高齢者は重症化する場合が多いのです。また服薬や持病のある方も熱中症にかかりやすいリスクがあるといえるでしょう。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
熱中症は私たちの日常生活の中での注意や工夫で予防することができます。たとえば、服装です。また、水分補給についても、実は「水分」だけを補給するのではいけません。そのほかに、エアコン等の空調の使い方のコツなどをご紹介します。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
手洗いの時間の目安は、おおよそ30秒。次のような手順で洗っていくと、少なくともそれくらいの時間が必要であることが実感できるでしょう。
新型コロナウイルスには、まだ特効薬やワクチンはなく、感染しないための予防法を徹底することが重要です。自分一人ひとりができる感染症対策のポイントをチェックしてみましょう。
コンブを水に漬けて冷蔵庫で10日ほど発酵させ、乳酸菌と酵母を培養する「コンブ酵母」が話題になっています。コンブ特有のにおいが軽減し、旨みが濃くなるので、そのまま飲んでも、料理に使ってもよし!食生活に取り入れる人が急増中です。コンブ酵母の作り方と、コンブ酵母の活用レシピをご紹介します!【レシピ】COBOウエダ家

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル