MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
【医師解説】ストレスの原因はパンツ!?下着を脱いで眠ればよく眠れる、血圧が下がる!

【医師解説】ストレスの原因はパンツ!?下着を脱いで眠ればよく眠れる、血圧が下がる!

昼から夜へ移行するとき、交感神経から副交感神経へと自然にスイッチが切り替わります。しかし、その切り替えを妨げるものがあります。有力な原因の一つが、社会的なストレスです。そして、もう一つ。それが、「パンツストレス」です。【解説】丸山淳士(五輪橋産婦人科小児科病院名誉理事長・医学博士)

夜リラックスすれば血圧は下がる!

私は、「脱パンツ睡眠」という、下着やパジャマを身に着けず、全裸で寝る健康法を推奨しています。
全裸とまではいかなくても、体を締めつけないナイトウェアを使うだけで、まるで魔法にでもかかったように眠りにつけて、朝までぐっすり眠れるようになります。

しかも、脱パンツ睡眠は、「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「夜中に何度も起きる」「朝早くに目が覚める」「寝ても疲れが抜けない」といった睡眠障害の各症状を解消するだけではなく、多くの健康効果をもたらします。
なかでも、脱パンツ睡眠の代表的な効能の一つが、高血圧の改善効果です。

なぜ、脱パンツ睡眠をすると、ぐっすり眠れるようになるだけではなく、高血圧の改善にも役立つのか。
それに深くかかわっているのが、自律神経の働きです。

自律神経とは、私たちの意志とは無関係に働き、血管や内臓などをコントロールしている神経です。
交感神経と副交感神経の2種類があります。

交感神経は、いわゆる「活動の神経」。
日中に活発な活動をするために、血管を収縮させて血圧を上げます。

それにより全身に血液をめぐらせ、心身を適度の興奮・緊張状態におくのです。
また、恐怖や不安、怒りといった強い感情や、痛みにも交感神経は刺激されます。

交感神経は、ストレスに反応しやすい神経です。
現代のような複雑な社会では、私たちはさまざまなストレスを受けており、交感神経が過度に緊張しやすい傾向にあります。

こうした状況にあるからこそ、私たちは、十分な睡眠を取らなければいけません。
夜、リラックスして交感神経のかわりに副交感神経が優位となれば、血管が拡張し、血圧を下げることができます。

しかし、強いストレスを感じていると、夜になっても、交感神経が優位な状態が続き、副交感神経が十分に働きません。
すると、夜はよく眠れずに休息が取れません。

当然、交感神経が緊張しっぱなしになれば、血圧は下がらなくなります。

ブラジャーやパジャマのゴムも血圧を上げる!

本来は、昼から夜へ移行するとき、交感神経から副交感神経へと自然にスイッチが切り替わります。
しかし、その切り替えを妨げるものがあります。

有力な原因の一つが、社会的なストレスです。
そして、もう一つ。それが、「パンツストレス」です。

パンツストレスとは、パンツやブラジャー、パジャマのゴムなどによる体の締めつけです。
それが、寝ようとしている私たちの体を刺激して交感神経を興奮させ、副交感神経へのスイッチの切り替えを妨げているのです。

脱パンツを行うことによって、私たちはパンツストレスから解放され、熟睡できるようになります。
夜、パンツを脱ぐことで、1日に7時間前後、ストレスから確実に解放された時間を持つことができます。

交感神経から副交感神経への切り替えもうまくできるようになり、自律神経のバランスが回復します。
その結果、ストレスによって生じていた高血圧も、しだいに解消するでしょう。

脱パンツ睡眠は、体に密着してまとわりつく、あるいはゴムを使用する着衣を排して寝る方法です。
この条件を満たしていれば、全裸で寝る必要はありません。

ただし、下着は一切着けないのが原則で、靴下も厳禁。
ナイトウェアを着用する場合は、頭からすっぽりかぶる貫頭衣型や、ロング丈のワンピース型のパジャマ、浴衣などのゆったりした開放型の物をお勧めしています。

とはいえ、「下半身が心もとない」というかたは、開放性に乏しい欠点はありますが、パジャマのゴムをひもに替えてみましょう。
本来は、毎晩パンツを脱いで寝るのが望ましいですが、週末だけ、あるいは週に2~3日だけでもいいので、試してみましょう。

すると、しだいに熟睡できる、疲れの残らない体に変わっていくでしょう。
ある58歳の男性は、週に3日ほど脱パンツ睡眠を実践したところ、200mmHg前後あった最大血圧が、5ヵ月後には、160mmHgまで改善。

「これからも数値を確認するのが楽しみ」と語ってくれました。
皆さんも、脱パンツ睡眠の心地よさをぜひ味わい、高血圧の解消に役立ててください。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
血圧が高くなることを気にしておられるかたもいらっしゃるでしょう。しかし、年齢とともに血圧が上がるのは、生命を維持するために必要な自然現象なのです。高齢者の場合、血圧が高いおかげで元気なのだといってもいいでしょう。【解説】松本光正(関東医療クリニック院長)
乳酸タマネギを食べ始めると、1週間後くらいから、それまで不安定だったお通じが、2日に1回のペースでつくようになったのです。また、私は30代で糖尿病になりました。現在も通院して血糖値のチェックを受けています。乳酸タマネギを食べ始めてから、血糖値も正常値で安定しているので、うれしい限りです。【体験談】林恵(主婦・51歳)
定期通院で血圧が130mmHgに下がっていたのです。降圧剤でも正常値にならなかったので、このときは「うそでしょ!? 」と声が出るほど本当に驚きました。2ヵ月後も正常値だったため4錠だった降圧剤を2錠に減らせました。念願だった減薬に着手できてどれだけうれしかったかわかりません。【体験談】山田平次(仮名・会社員・69歳)
バナナ酢を飲み始めて暫くすると、以前は60kg弱だった体重が、今は56kg前後に。夫の血圧も安定しています。以前は、降圧剤を飲んだ状態で最大血圧は130mmHg台でしたが、最近は、日によっては120mmHg台まで下がるそうです。【体験談】久保田亮子(仮名・パートタイマー・69歳)
効果を確かめようと、行う前と後で血圧を計りました。すると、行う前は168mmHgあった最大血圧が、アキレス腱トントン体操を両足合わせて200回した後では138mmHgまで下がったのです。内心、効果を信じていなかったので、この急降下ぶりに思わず目を見はりました。【体験談】鈴木秀一(会社役員・56歳)
最新記事
熱中症は7月8月の日中に最も多く見られます。熱中症は、乳幼児から高齢者まであらゆる年代で起こる病気です。なかでも高齢者は重症化する場合が多いのです。また服薬や持病のある方も熱中症にかかりやすいリスクがあるといえるでしょう。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
熱中症は私たちの日常生活の中での注意や工夫で予防することができます。たとえば、服装です。また、水分補給についても、実は「水分」だけを補給するのではいけません。そのほかに、エアコン等の空調の使い方のコツなどをご紹介します。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
手洗いの時間の目安は、おおよそ30秒。次のような手順で洗っていくと、少なくともそれくらいの時間が必要であることが実感できるでしょう。
新型コロナウイルスには、まだ特効薬やワクチンはなく、感染しないための予防法を徹底することが重要です。自分一人ひとりができる感染症対策のポイントをチェックしてみましょう。
コンブを水に漬けて冷蔵庫で10日ほど発酵させ、乳酸菌と酵母を培養する「コンブ酵母」が話題になっています。コンブ特有のにおいが軽減し、旨みが濃くなるので、そのまま飲んでも、料理に使ってもよし!食生活に取り入れる人が急増中です。コンブ酵母の作り方と、コンブ酵母の活用レシピをご紹介します!【レシピ】COBOウエダ家

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt