医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営

【冷凍レモンのすり下ろし】私が考案した冷凍レモン 作り方とレシピを公開

【冷凍レモンのすり下ろし】私が考案した冷凍レモン 作り方とレシピを公開

『ためしてガッテン』で、レモンを凍らせて皮ごと料理にすりおろして用いるという、私の考案した利用法(豊橋方式)が紹介されました。【レポート】河合浩樹(河合果樹園代表・54歳)


皮に多い有効成分を丸ごと取れる

 2011年の6月に放映されたNHKの『ためしてガッテン』で、レモンを凍らせて皮ごと料理にすりおろして用いるという、私の考案した利用法(豊橋方式)が紹介されました。

 この方法だと、レモンの皮に多く含まれる香り成分(シトラール)やレモンポリフェノールなどが丸ごと取れます。さらに、果汁だけに比べて、ビタミンCが5倍も取れて、酸味もまろやかになります。

 また、冷凍したレモンをすりおろすことで、加熱すると強くなる皮の苦味が、かなり抑えられることもわかりました。
 それに、レモンの風味と酸味が、甘味や塩味を引き立てるので、料理に加えると絶品。意外な組み合わせと思われるようですが、お汁粉やおにぎり、みそ汁などに加えると、とてもおいしくなると大評判です。

 番組の反響も大きく、私の果樹園にもたくさんの問い合わせをいただきました。

 さて、私は安心しておいしく食べられるレモンを作ることにこだわってきました。
 日本では、レモンを丸ごと食べたり、料理に使ったりする習慣があまりありません。

市場の多くを占める輸入レモンは、農薬、防カビ剤、ワックスなどが使われており、皮ごと食べることに抵抗を感じる人も多いからでしょう。

 しかし、前述のように、レモンは皮にこそたくさんの栄養成分が含まれています。ビタミンCはもちろんのこと、ビタミンE、レモンポリフェノール、カルシウム、リモネンやシトラールなどの香りの精油成分。こうした体によい成分を捨てるのは、本当にもったいないことです。

 そこで私は、26年前から、皮ごと食べられる完全無農薬レモンの栽培に着手。気候も土壌もレモンの栽培に適さない日本で、完全無農薬のおいしいレモンを作るには、苦労と苦心の連続でした。

 しかし、温室でのボックス栽培(鉢に植えて育てる栽培法)や、カマキリやテントウムシなどの昆虫を使った害虫駆除、土壌を善玉菌優勢の環境にするなど、さまざまな工夫をこらして、ようやく高品質の無農薬レモンを作れるようになりました。

 私が作るレモンは、安全なだけでなく、皮が柔らかくジューシーなので、皮ごとおいしく食べられます。また、皮には、通常のレモンの2倍のビタミンEが含まれています。

 私は11年ほど前から、レモンを冷凍し、一年中食べるようになりました。朝はたっぷりのフルーツや生野菜とともに、凍ったままスライスしたレモンを食べます。このスライスレモンは酒のつまみにも最適で、少々飲み過ぎても悪酔いしません。

 また、冒頭でご紹介したように、冷凍レモンを皮ごとすりおろして、いろいろな料理に使っています。

目が疲れにくくなった河合浩樹さん

冷凍レモンのすり下ろしの作り方

冷凍レモンのすり下ろしを使ったレシピ

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連するキーワード


高血圧 がん レモン

関連する投稿


頭皮の状態はゆるゆる? カチカチ? ほぐして脳疲労を取る「頭皮セラピー」とは

頭皮の状態はゆるゆる? カチカチ? ほぐして脳疲労を取る「頭皮セラピー」とは

ストレスがたまったり、体調を崩したりすると、頭は体からのサインを受け取れなくなります。また、肉体周囲からの情報も受け取れなくなります。すると、頭皮がむくんでブヨブヨになったり、過緊張による血行不良でカチカチになったり、頭に状態が現れるようになるのです。【解説】長田夏哉(田園調布長田整形外科院長)


高血圧の予防・改善に「キュウリ」が効果 目安は3本 よく噛んで食べるとよい

高血圧の予防・改善に「キュウリ」が効果 目安は3本 よく噛んで食べるとよい

キュウリは、ビタミン・ミネラル・食物繊維などを含んでいます。なかでも注目すべきは、高血圧の予防・改善に有効な三つの成分が含まれていることです。キュウリは血圧降下成分と、ダイエット効果の二重の作用で高血圧の予防・改善が期待できるというわけです。食べ方のコツは、よく嚙んで食べることです。【解説】工藤孝文(工藤内科副院長)


【更年期の高血圧】血圧急上昇に慌てるな!降圧剤に頼らず改善も可能

【更年期の高血圧】血圧急上昇に慌てるな!降圧剤に頼らず改善も可能

更年期女性の高血圧に対する治療でいちばん重要なのは、生活指導です。更年期の患者さんの多くは、ホルモンバランスが不安定になっていることに加え、子供の自立、親の介護、夫の定年退職など、環境が激変する中で、自律神経の失調状態が起こっているケースが少なくありません。【解説】天野惠子(静風荘病院女性外来特別顧問・循環器内科医師)


血管を強くし動脈硬化を防ぐ昆布酒の効果 塩分を排出して高血圧を予防

血管を強くし動脈硬化を防ぐ昆布酒の効果 塩分を排出して高血圧を予防

コンブに含まれる水溶性食物繊維のフコイダンとアルギン酸には、コレステロールの一部を吸着して、便として排出する作用があります。フコイダンには血栓をできにくくする作用があるため血液がサラサラになり、血管が丈夫になるので、動脈硬化の予防や改善が期待できます。【解説】信川益明(千代田漢方内科クリニック院長)


【ポリ袋と鍋一つで真空調理】高血圧対策の減塩レシピを大公開

【ポリ袋と鍋一つで真空調理】高血圧対策の減塩レシピを大公開

「ポリ袋レシピ」は、材料をポリ袋に入れて湯せんするだけの、家庭版「真空調理法」。味が染み込みやすく、調味料がほんの少しで済むため、減塩しても料理のおいしさを損なうことがありません。健康的なメニューを、鍋1つで複数作れて、後片づけもラクラク!【解説/料理指導/製作】川平秀一(フードデザイン研究所所長)


最新の投稿


HbA1cが降下!食物繊維たっぷりの「玄米食」で効果が出た

HbA1cが降下!食物繊維たっぷりの「玄米食」で効果が出た

食物繊維をたっぷりとることを心がけました。春には、思い切って自分専用の炊飯器を購入し、玄米食に切り替えました。こうした生活を続けていたところ、以前より便通がよくなってきたことに気づきました。それにつれ、糖尿病の状態も徐々に改善してきました。【体験談】綿谷里子(仮名・自営業・73歳)


頭皮の状態はゆるゆる? カチカチ? ほぐして脳疲労を取る「頭皮セラピー」とは

頭皮の状態はゆるゆる? カチカチ? ほぐして脳疲労を取る「頭皮セラピー」とは

ストレスがたまったり、体調を崩したりすると、頭は体からのサインを受け取れなくなります。また、肉体周囲からの情報も受け取れなくなります。すると、頭皮がむくんでブヨブヨになったり、過緊張による血行不良でカチカチになったり、頭に状態が現れるようになるのです。【解説】長田夏哉(田園調布長田整形外科院長)


イライラ・肩こり 体の不調は頭皮に表れる!症状別「頭のもみほぐし方」

イライラ・肩こり 体の不調は頭皮に表れる!症状別「頭のもみほぐし方」

毎日頭のもみほぐしを行うことで、「今日は疲れてるな」と自分の状態に気づきやすくなります。頭のもみほぐしでは、呼吸が非常にたいせつです。ほぐしながら息を吸ったり、吐いたり、深呼吸したりして、ゆったりリラックスしながら行ってください。【解説】山本わか(田園調布長田整形外科頭皮セラピスト)


高血圧の予防・改善に「キュウリ」が効果 目安は3本 よく噛んで食べるとよい

高血圧の予防・改善に「キュウリ」が効果 目安は3本 よく噛んで食べるとよい

キュウリは、ビタミン・ミネラル・食物繊維などを含んでいます。なかでも注目すべきは、高血圧の予防・改善に有効な三つの成分が含まれていることです。キュウリは血圧降下成分と、ダイエット効果の二重の作用で高血圧の予防・改善が期待できるというわけです。食べ方のコツは、よく嚙んで食べることです。【解説】工藤孝文(工藤内科副院長)


【かかと落とし】は認知症予防に有効 毛細血管のゴースト化を防ぐ!

【かかと落とし】は認知症予防に有効 毛細血管のゴースト化を防ぐ!

認知症予防に役立つのが、足の筋肉を鍛えることです。両足のかかとをリズミカルに上げ下げする「かかと落とし」は、ふくらはぎの筋肉を鍛えるのに有効です。さらに、毛細血管のゴースト化を防ぐこともわかっています。【解説】伊賀瀬道也(愛媛大学大学院老年神経総合診療内科特任教授・愛媛大学附属病院抗加齢・予防医療センター長)