足の横が痛い【外反母趾とは】足のアーチが回復 開張足・外反母趾の治し方はコレ

足の横が痛い【外反母趾とは】足のアーチが回復 開張足・外反母趾の治し方はコレ

足のアーチは、親指側と小指側にある2つの縦のアーチと、親指のつけ根から小指のつけ根までを結ぶ横のアーチの3本です。このうち、外反母趾で特に問題となるのは「横アーチ」です。外反母趾の人は例外なく、横アーチが崩れているのです。【解説】古屋達司(外反母趾研究所代表)


→外反母趾を治す「ゆりかご歩き」のやり方はコチラ

 足のアーチは、親指側と小指側にある2つの縦のアーチと、親指のつけ根から小指のつけ根までを結ぶ横のアーチの3本です。
 このうち、外反母趾で特に問題となるのは「横アーチ」です。外反母趾の人は例外なく、横アーチが崩れているのです。

 横アーチを形成しているのは、足の甲の部分にある5本の細長い骨(中足骨)の間にある背側骨間筋という筋肉です。
 背足骨間筋は、足の指を広げたり、それぞれの指の第3関節を曲げたりする働きをしていますが、この筋肉が衰えてくると、両脇の中足骨を内側へ引っ張ることができなくなります。

 その結果、横アーチが崩れ、開張足と呼ばれる、足の横幅が広がった状態になるのです。開張足が進むと、親指の骨と関節でつながっている第1中足骨は内側(親指側)に広がっていきます。
 一方、指に付着している筋肉の力で、親指は逆方向に引っ張られ、外側(小指側)のほうに曲がっていきます(外反)。これが外反母趾のメカニズムです。

足のアーチは、図のように3本ある。健常な人は、このアーチのバランスが取れている

正常な足

背側骨間筋が本来の働きをしていれば、両脇の中足骨を内側に引っ張ることで、横アーチを維持する

開張足(かいちょうそく:横アーチが崩れた足)

背側骨間筋の筋力が低下すると、中足骨同士が離れて横アーチが崩れ、足の横幅が広がる開張足になる

外反母趾の足

開張足が進むと、親指が外側(小指側)に曲がって変形し、外反母趾になる

「ゆりかご歩き」で 外反母趾がここまで改善!

 私の患者さんの中から、ゆりかご歩きを行ったことで外反母趾が大きく改善した例の一部をご紹介しましょう。

〈症例1〉
 K・Sさん(70代・女性)は、40代の頃から親指が曲がり始め、最近は足の指に力が入らなくなっていました。また、親指に痛みとしびれがありました。
 そこで、ゆりかご歩きを指導しましたが、最初はふらふらしてうまく歩けませんでした。徐々に正しい歩き方を身につけていった結果、親指の痛みやしびれは和らぎ、今では長時間歩かなければ痛みの存在を忘れるまでに回復しています。

〈症例2〉
 K・Bさん(60代・男性)は、これまでに2回、整形外科で外反母趾の治療を受けています。それでも、痛みなどの症状は改善しませんでした。そこで、私はゆりかご歩きを指導するとともに、家で足指のトレーニングを行ってもらいました。
 治療開始から約3カ月で症状はかなり改善。靴に当たって痛かった右足小指は気にならなくなり、症状悪化への不安もなく、ウォーキングを楽しめているそうです。

〈症例3〉
 M・Kさん(70代・女性)は、十数年来の外反母趾に悩まされており、1年ほど前から異常な脚の疲れを感じるようになっていました。私の指導のもと、ゆりかご歩きを習得したことで、足の痛みや疲労感は緩和され、自信を持って歩くことができるようになっています。

ふるや たつじ
1963年生まれ。日本柔道整復専門学校卒業。92年に東京都板橋区で三園接骨院(現みその接骨院)を開院。テーピングによる外反母趾治療に限界を感じ、リハビリテーション医学の観点から外反母趾の改善効果を飛躍的に向上させる。その成果を理論的に体系化し、99年に外反母趾研究所をみその接骨院内に開設。著書『外反母趾は「ゆりかご歩き」で治る!』(4000人が治った奇跡のメソッド)が好評発売中。

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※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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