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【ダイエット】自然にウエストがくびれる「おなかさすり」のやり方

【ダイエット】自然にウエストがくびれる「おなかさすり」のやり方

加齢による代謝の低下や、過食・運動不足などの生活習慣の乱れ、過労によるストレスなどが原因で、肥満はもたらされます。なにを試してもやせない、痛みが解消しないというかたは、おなかの筋肉の質の悪化が原因かもしれません。まずは、1〜2週間、おなかさすりを続けてみてください。【解説】竹内しのぶ(健康運動指導士・栄養士)

解説者のプロフィール

竹内しのぶ
厚生労働省認定健康運動指導士、栄養士、腹凹トレーナー。「誰にでも簡単な内容で、結果を導きだす」ことを運動指導のモットーとしている。著書に、『さするだけ!やわらか腹やせ』(廣済堂出版)などがある。
●オフィシャルサイト
竹内しのぶのAreYouFine!?
http://ru-fine.com/

おなかの奥の筋肉がこり固まっている!

加齢による代謝の低下や、過食・運動不足などの生活習慣の乱れ、過労によるストレスなどが原因で、肥満はもたらされます。
昔はこんな姿ではなかったのに、気づけばおなかがポッコリと出ていた、なんて人も多いのではないでしょうか。
私はこれまで、肥満に悩む多くのかたの体を見てきましたが、それらの人に共通しているのが、おなかがカチカチに固まっていることです。

ここでいうおなかとは、おなかの表面ではなく、おなかの奥のことです。
表面的にはブヨブヨでやわらかいおなかでも、奥にある筋肉(深層筋)がこり固まっていることが多いのです。

おなかにある深層筋は、腹横筋や多裂筋、骨盤底筋などです。
これらの筋肉群は体の奥深くにあるため、ふだんあまり意識することはありませんが、健康状態を維持するうえで、とても大事な役割を担っています。
臓器をしっかりと支えたり、体の軸を整えて、正しい姿勢を保ってくれたりするのです。

深層筋が固まってしまうと、これらの働きが低下してしまいます。
内臓を正しい位置に維持できなくなり、下がってきます。
すると、下腹がせり出して、ポッコリおなかの原因となるのです。
さらに、体軸が傾き、アゴが突き出て背中が丸まったり、体の左右のバランスが悪くなったりして、姿勢をまっすぐに保てなくなります。

おなかの深層筋のなかでも特に重要な働きを担っているのが、腹横筋です。
腹横筋は、さらしを巻いたようにおなかを囲んでいる筋肉です。

腹横筋は、骨盤底筋といったほかの筋肉と連繋しており、腹横筋の動きが悪くなると、関係する筋肉群の動きも悪化します。
この結果、エネルギー代謝が大きく降下して、内臓脂肪も燃焼されにくくなります。

どんなに運動をがんばっても、なかなかやせにくい体になってしまうのです。

自然にくびれる!3週間で15cm減!

そこでお勧めなのが、「おなかさすり」です。
おなかさすりは、カチカチに固まったおなかをやわらかくほぐしてあげて、その筋力をアップし、おなかの質を高めるエクササイズです。

やり方は、とても簡単。
まず、あおむけになり、おなかに両手を当ててください。
その姿勢のまま、腹式呼吸を行います。

5秒かけて鼻から息を吸いながら、ゆっくりとおなかをふくらませます。
そして、5秒かけて口から息を吐きながら、ゆっくりとおなかを凹ませます。

これは、おなかをやわらかくするためのストレッチだとお考えください。
おなか全体がきちんとふくらんでいるか確認しながら、行うようにしましょう。

次に、おなかを両手でさすります。寝たままでも、いすに座っても、立った姿勢でもかまいません。
おなかの力を抜き、両手をおなかに当て、上下に10回さすります。

そして、おなかに力を入れて引っ込めて、もう1度上下に10回さすります。
次は、左右です。おなかの力を抜き、両手を重ね合わせておなかに当て、左右に10回さすります。

そして、おなかに力を入れて引っ込めて、左右に10回さすります。
これらを1セットとし、1日につき5セット行ってください。

1度にまとめても、分けて行ってもかまいません。
慣れてきたら、徐々に回数をふやすとより効果的でしょう。

腹式呼吸をして、手でおなかをさすることで、深層筋に刺激を加え、固まった筋肉をやわらかくほぐします。
腹横筋などの筋肉の質が向上すれば、代謝が高まるので、やせやすい体になるでしょう。

腰周りの余計な肉が取れ、ウエストが自然にくびれてきます。
なかには、3週間で15cmも細くなった人もいます。

また、体の軸が安定するので、姿勢がよくなり、腰やひざなどの関節への負担が軽くなります。
腰痛やひざ痛、股関節痛などにお悩みのかたにも効果があるでしょう。

実際に、おなかさすりで座骨神経痛が改善した70代の男性がいらっしゃいます。
このかたはもともと歩くのが困難なほど痛みが激しく、複数の病院を渡り歩いても、症状がいっこうによくならなかったそうです。

そこで、おなかさすりを毎日行うようにしたところ、痛みが徐々に軽快していきました。
今では、楽に歩けるようになったとたいへん喜んでいます。

このほかにも、筋力が低下してジャンプすることができなかったのが、できるようになった人や、駅の階段の上り下りが楽になったという人もいます。
おなかさすりは、寝たままでも行えるので、高齢のかたにもピッタリの方法です。

ダイエットだけではなく、姿勢の矯正や痛みの解消を目的としたかたにも最適です。
なにを試してもやせない、痛みが解消しないというかたは、おなかの筋肉の質の悪化が原因かもしれません。

まずは、1〜2週間、おなかさすりを続けてみてください。

おなかさすりのやり方

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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