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【糖尿病・肥満を改善】ゴーヤの健康レシピ(酢ゴーヤ・ゴーヤサワーの作り方)

【糖尿病・肥満を改善】ゴーヤの健康レシピ(酢ゴーヤ・ゴーヤサワーの作り方)

ゴーヤには、ビタミンCやベータカロテン、苦み成分のククルビタシンなどが豊富に含まれています。血液をサラサラにして、動脈硬化を防ぐほか、肥満の改善や老化予防にも役立つ野菜です。ここでは、ゴーヤをおいしくいただくために、酢と合わせる方法をご紹介します。【解説】村上祥子(料理研究家・管理栄養士)

 ゴーヤには、ビタミンCやベータカロテン、苦み成分のククルビタシンなどが豊富に含まれています。血液をサラサラにして、動脈硬化を防ぐほか、肥満の改善や老化予防にも役立つ野菜です。

 ここでは、ゴーヤをおいしくいただくために、酢と合わせる方法をご紹介します。本来は、1ヵ月ほど漬け込む必要がありますが、電子レンジを使えば、翌日から楽しむことができます。

 ゴーヤの薬効と、酢の薬効を、ダブルで摂取できる酢ゴーヤとゴーヤサワーを、ぜひお試しください。とってもおいしいですよ!

酢ゴーヤの作り方

《材料》(作りやすい分量で可)
ゴーヤ…2本(正味400g)
砂糖…100g
酢…1カップ(200ml)

《作り方》
❶ゴーヤはよく洗い、ペーパータオルで水分を取る。縦半分に切って、種とワタを除き、2mm幅の小口切りにして、保存瓶に入れる。
❷砂糖と酢を合わせ、砂糖が溶けるまでよく混ぜてから、瓶に注ぐ。
❸ラップはせず、電子レンジ600Wで2分加熱し、ふたをして常温で1晩おく。
❹翌日からおいしく食べられる。この後は、冷蔵保存する。

ゴーヤサワーの作り方

《材料》(1本分=450ml瓶)
ゴーヤ…1/2本(正味100g)
氷砂糖…100g
リンゴ酢…1カップ(200ml)

《作り方》
❶ゴーヤはよく洗い、ペーパータオルで水分を取る。
❷1cm幅の輪切りにする。
❸瓶に氷砂糖と②を入れ、リンゴ酢を注ぐ。
❹ふたはせず、電子レンジ600Wで30秒加熱する。

※12時間ほどおいてから、おいしく飲める。

村上祥子
福岡女子大学国際文理学部食・健康学科客員教授。料理研究家。管理栄養士。母校、福岡女子大学で栄養指導実習講座を15年担当。「ちゃんと食べてちゃんと生きる」をモットーに、世界中で実践的食育指導に情熱を注ぐ。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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