原因不明の視力低下が改善した!指のツボを“洗濯ばさみ”で刺激する健康法

原因不明の視力低下が改善した!指のツボを“洗濯ばさみ”で刺激する健康法

「指を洗濯バサミで挟む」と血と気の巡りがよくなり糖尿病・視力低下・痛みに著効!手と指には6本の経絡が走っており、その流れに沿って全身の臓器に対応するツボが多く存在しています。つまり手や指を刺激するだけで全身のあらゆる部位の痛みや不調を改善できるというわけです。【解説】松岡佳余子(アジアンハンドセラピー協会理事・鍼灸師)


「血流の滞り」を改善し全身を健康に導く

私は鍼灸師として、一般的な鍼灸治療に加え、手や指にあるツボを鍼はりなどで刺激する「手指鍼」による施術を独自に研究し、20年以上前から治療に取り入れてきました。
手は文字どおり「全身の縮図」です。

手と指には、6本の経絡(気と呼ばれる一種の生命エネルギーの通り道)が走っており、その流れに沿って、全身の臓器に対応するツボが多く存在しています。
また、手の5本の指は手足や首、頭など全身の各部分に対応しています(下図参照)。

つまり、手や指を刺激するだけで、全身のあらゆる部位の痛みや不調を改善できるというわけです。
手や指は自分で容易に触れることができるので、セルフケアとしても最適です。

そこで私は、手指鍼の理論に基づいた健康法を数多く考案し、患者さんたちに指導してきました。
今回ご紹介する指を洗濯バサミで挟む「指バサミ」も、その中の1つです。

指バサミのやり方は、手や指に30秒~1分ほど洗濯バサミを挟んでおくだけと、とても簡単です。
洗濯バサミで指を挟むことで手のツボを刺激するわけですが、指で押したり、ツボ押し棒などを使ったりするよりも、洗濯バサミを使う利点はたくさんあります。

まず、洗濯バサミというどの家庭にもある手近な道具を使って、誰でも簡単にできること。
力を入れて押す必要もありません。

洗濯バサミをたくさん使えば、両手の複数のツボを同時に刺激することもできます。
また、洗濯バサミは、皮膚の表面をつまんで引っ張る刺激を、手や指に与えることができます。

洗濯バサミを外す瞬間、はさまれていた部分の血流が一気に改善する点も、指バサミならではの特徴です。
これにより、手や指に対応する体の部位の血流をスムーズにしたり、体の筋肉表面のこりを効率よくほぐしたりする効果が期待できるのです。

体の痛みや不調と「血流の滞り」には、深い関係があります。
血流が悪くなると、酸素や栄養素がじゅうぶんに届かなくなりますし、老廃物や疲労物質の排出もうまく進みません。

その結果、痛みや不調がなかなか治らなかったり、いつまでも疲れが取れなかったりするのです。
指バサミでは、全身の血流を速やかに改善するので、不調の解消や健康維持にとても効果的です。

原因不明の視力低下も洗濯バサミで治った!

全身の血流改善に効果的な指バサミの基本的なやり方はこちらの記事で紹介します。
これは、症状がある人はもちろん、特に不調がない人も、健康法として毎日ぜひ実行していただきたいと思います。

私自身も、指バサミには大いに助けられています。
私はもともと体がじょうぶではないのに根をつめてしまう性格で、深夜までパソコン作業をしたり、連日セミナーで各地を飛び回ったりすると、疲労困憊して動く気力も失せてしまうことがあります。

そんなとき、指バサミを行うと、疲れが早く取れて体がらくになり、元気が出てくるのです。
指バサミを施術して、多くの不調が治ったという声を聞いています。

例えば、昨年、急に右目が動かなくなり、ものが二重に見えて視力も低下してきたという19歳の男性から電話で相談を受けました。
病院に行っても原因がわからず、このままでは目が見えなくなるかもという恐怖もあったそうです。

さっそく手の写真を送ってもらうと、すべての指先が赤黒くなっており、血流が悪いことが一目瞭然でした。
そこで、指バサミを毎日実行するよう勧めたところ、2週間ほどで腰痛が治り、3カ月後には右目も正常になり、視力も戻った、とのうれしい報告を受けました。

ほかにも肩こりや腰痛が軽快されたかた、花粉症が出なくなったかた、その場で血圧が下がったかたなど、多くのかたがいます。
糖尿病で血流が悪いかたにも、指バサミはお勧めです。

末端の血流がよくなれば、全身の血の巡りもよくなります。
糖尿病の改善にもつながっていくでしょう。

実際に試してみるとわかりますが、同じ洗濯バサミを使用してもその日の体調によって痛さが違います。
体の悪い部位に対応した手や指のポイントを挟むと、やはり痛いと思います。

ただ、痛いのは効いている証拠です。
がまんできる範囲で指バサミを毎日続けるうちに痛みはなくなり、いつの間にか症状も改善されているでしょう。

洗濯バサミにも種類はいろいろありますが、皮膚を傷つけない、角がとがっていないものが適しています。
ものによって、挟んだときの刺激が違うので、いろいろと試してみて、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。

→「指バサミのやり方」はコチラ

松岡佳余子
和歌山県生まれ。電気鍼による治療、良導絡の開発者・中谷義雄博士(医師)宅の住み込み内弟子として、鍼灸修行をスタート。中国各地の中医薬大学、中医学院にて研修を行う。鍼灸をさらに発展させた手指鍼で、高い効果を上げる。現在は、主に最新療法の研究と後進の指導に専念している。『指をもむと病気が治る!痛みが消える!』(マキノ出版)など、著書多数。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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