脳外科医が絶賛【ニンニクとオリーブ油】の効果 気力・体力が復活!

脳外科医が絶賛【ニンニクとオリーブ油】の効果 気力・体力が復活!

私がニンニク油を知ったのは10年ほど前、実は外来に通っていた患者さんが教えてくれたのです。ニンニク油を飲み出したとたん、気力・体力ともに充実し、疲れを感じなくなりました。自分で言うのもおかしなものですが、「人間、こんなに前向きになれるものか!」と驚いたくらいです。【解説】篠浦伸禎(都立駒込病院脳神経外科部長)


ニンニクはすりおろしたほうが効果的

ニンニクのにおいのもとになる「アリシン」という物質があります。
ニンニクを切ったり、すりおろしたりすると、細胞内にあるアリインというアミノ酸の一種が変化し、アリシンになります。
アリシンにも、殺菌効果や疲労回復効果があることが知られています。

アリシンがある条件下でさらに変化し、「アホエン」になります。
その条件とは、切ったり、すりおろしたりしたニンニクを油につけ込むこと。
アホエンは脂溶性(油に溶ける性質)で、油の中に溶け出してくるのです。

ただし、アホエンは熱に弱く、100℃以上に加熱すると壊れてしまいます。
そのため、普通の調理のように、フライパンで熱した油にニンニクを入れると、アホエンはすぐに壊れてしまい、ほとんど摂取できません。
アホエンを効果的に取り出すには、50~60℃くらいの温度の油にニンニクを入れ、時間をかけてゆっくりと抽出するのがポイントです。

また、ニンニクを細かくみじん切りにして作ってもいいですが、すりおろしたほうがお勧めです。
ニンニクの組織をできるだけ傷つけたほうが、もとになるアリシンの量が増え、よりアホエンを抽出しやすくなるからです。

使う油はやはり、オリーブオイルが最適でしょう。
体にいいオレイン酸とビタミンEが多量に含まれ、味の上でもニンニクとの相性がよいからです。
特に、エクストラバージンオイルのような、混じりけのない純粋のものであれば、多めに摂取したとしても体にいいといわれています。

胃粘膜への負担も少ない

保存が利くのも、ニンニク油のよい点です。
アリシンは不安定で、時間の経過とともに、他の物質(スルフィド類)に変化してしまうのに対して、アホエンはかなり安定した物質で、あまり変化しません。

そのため、すりおろしたニンニクは、その場で油に入れることが大事ですが、手作りしたニンニク油は冷暗所で1ヵ月程度を目安に保存可能です。
その間に、有効成分のアホエンが減少してしまうことはほとんどありません。

また、アホエンたっぷりのニンニク油は、においや刺激が生のニンニクを食べるときに比べて、比較的穏やかな点も長所です。
多く摂取しても、ニンニクそのものを食べるときのように、胃粘膜を傷つけるような心配も、あまりありません。

取り方に関してですが、1日にティースプーン3~4杯を目安に摂取することをお勧めしています。

もちろん、料理に活用しても構いません。
ただし、その場合は調理の温度には注意してください。
前述のように高温になるとアホエンが壊れるので、炒め物や揚げ油として使うのはお勧めできません。

ドレッシングのようにサラダにかけたり、みそ汁やスープを食べる直前に加えたりといった取り方がいいでしょう。
私の患者さんでは、冷ややっこにかけたり、納豆に入れたりしている人も多いようです。
塩を少量加え、パンにつけて食べるという人もいます。

ニンニク油の作り方のコツ

手術のある日は濃度の高い油を摂取

私がニンニク油を知ったのは10年ほど前、実は外来に通っていた患者さんが教えてくれたのです。
物忘れがひどくなり、雑誌に載っていたニンニク油を試したところ、記憶力が改善したそうで、
「先生もいかがですか」
と持ってきてくれました。

そのころ私は年のせいか、不摂生のせいか、体力も気力も衰え、日々の仕事をこなすのがやっとの状態でした。
午前中から体がだるく、長時間の手術を終えると、ぐったりと疲れはてていました。
正直、もう引退しようかという考えが頭をよぎったこともあるほどです。

しかしニンニク油を飲み出したとたん、気力・体力ともに充実し、疲れを感じなくなりました。
自分で言うのもおかしなものですが、「人間、こんなに前向きになれるものか!」と驚いたくらいです。

なお、私は通常よりもニンニクの分量を3倍にし、アホエンの濃度を上げたニンニク油を毎朝、スプーン3~4杯飲んでいます。
特に神経を使う手術が控えている日は、朝、スプーン8杯ほど飲みます。
すると一日中、疲れ知らずに過ごせます。

術後の感染症もほとんどなくなった

こうしてニンニク油の効果を実感し、患者さんにも勧めたところ、結果的に治療成績の向上にもつながっています。

私たちは全身麻酔を用いず、患者さんが意識のある状態で行う、脳の覚醒下手術を積極的に行っています。
患者さんの状態を逐一チェックしながら行う方法のため、手術の結果、脳機能が悪化してしまう可能性が低いのがメリットです。

ただ、意識のある状態で手術を受けるのは、患者さんのストレスとなる面があります。手術中にストレスで吐いてしまい、続行が難しくなるケースもありました。
そこで手術前にニンニク油を飲んでもらうようにしたところ、おう吐で手術続行が難しくなるケースが減ったのです。

また、術後の創部(傷)が落ち着くまでの1~2週間は、必ずニンニク油を取ってもらいます。
感染予防や、皮膚の血流を増加させて傷の治りが早まるのを期待してのことです。

実際、ニンニク油を取り入れてから、感染症を起こすケースがほとんどなくなっています。
これは、患者さんにとってはもちろん、医師の私にとっても、ニンニク油の大きな利点の一つとなっています。

→【次の記事】ニンニク油の作り方・食べ方

解説者のプロフィール

篠浦伸禎(しのうら・のぶさだ)
がん・感染症センター都立駒込病院脳神経外科部長。
1958年生まれ。東京大学医学部卒業後、富士脳障害研究所、都立荏原病院、国立国際医療センター勤務、シンシナティ大学分子生物学部留学等を経て2009 年より現職。脳の覚醒下手術で世界トップクラスの実績を誇る。著書に『脳にいい5つの習慣』(マキノ出版)、『脳腫瘍温存のための治療と手術』(主婦の友インフォス情報社)などがある。

●がん・感染症センター都立駒込病院脳神経外科
http://www.cick.jp/nouge/

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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