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【胃潰瘍 十二指腸潰瘍とは】胃と十二指腸の働きは? 潰瘍って何? (子供でも分かる大人の病気)

【胃潰瘍 十二指腸潰瘍とは】胃と十二指腸の働きは? 潰瘍って何? (子供でも分かる大人の病気)

消化器は、食道→胃→十二指腸→小腸→大腸へとつながっています。食べた物は、食道から胃に入り、大量の胃液と混ぜ合わされて、消化されやすいかゆ状に溶かされます。【解説】川嶋朗(東京有明医療大学保健医療学部教授・医師)

胃と十二指腸の働きって?

 消化器は、食道→胃→十二指腸→小腸→大腸へとつながっています。食べた物は、食道から胃に入り、大量の胃液と混ぜ合わされて、消化されやすいかゆ状に溶かされます。胃から十
二指腸へ送られた食べ物は、消化液によってさらに分解され、小腸で栄養素が吸収されやすい状態になるのです。

潰瘍ってなんなの?

 なんらかの原因で、胃や十二指腸の粘膜に傷がつき、崩れた状態になる病気で、崩れた部位を潰瘍と呼びます。潰瘍ができる原因はさまざま。ヘリコバクター・ピロリ菌や薬の副作用などによってできます。また、胃は、強い酸性で殺菌作用を持つ胃酸と、強い酸から胃壁を保護する粘液を分泌していますが、過度のストレスなどで両者のバランスがくずれると、胃酸によって胃壁が傷つき、潰瘍ができます。胃酸の影響は十二指腸にも及ぶのです。
 潰瘍は初期なら自覚症状もなく、自然に治ることもありますが、進行すると、みずおちの辺りなどが痛むほか、吐き気、胸やけ、げっぷなどの症状が表れます。潰瘍がさらに深くなると出血し、吐血したり、下血したりするケースもあります。

どうすれば防げるの?

 最近、白血球の一種である顆粒球の増加が潰瘍を起こすという説が出てきました。顆粒球を増やさないためには、副交感神経(心身をリラックスさせる神経)を優位にすることが大切。ストレスを上手に発散させるほか、体を冷やさないように気を付けましょう。湯たんぽや腹巻きをぜひ活用してください。また、よくかんで食べ、過度のアルコール摂取は控えて、喫煙はやめましょう。

解説者のプロフィール

川嶋朗
北海道大学医学部卒業。東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所自然医療部門准教授(附属青山自然医療研究所クリニック所長)を経て、2014年より現職。一般財団法人東洋医学研究所附属クリニック医師、医学博士。『冷えとりの教科書』(マイナビ)、『健康法で死なないための42のカルテ』(水王舎)など著書多数。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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