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股関節が痛い時は、正しいリハビリやノルディックウォーキングが効果あり!

股関節が痛い時は、正しいリハビリやノルディックウォーキングが効果あり!

私は、母の左股関節の異常に気づきました。歩くとポキポキと音が鳴るのです。母は80代後半に腰椎すべり症と外反母趾の手術を受けた後、歩行が困難になっていました――。これは、ノルディックウォーキングで股関節痛や腰痛が改善した体験記です。【体験談】高橋めぐみ(音楽家)

腰椎すべり症の手術後に、歩行が困難になった

 秋、私は母の左股関節の異常に気づきました。歩くとポキポキと音が鳴るのです。
 母は80年代後半に腰椎すべり症と外反母趾の手術を受けた後、歩行が困難になっていました。92歳の当時は、外出時に、杖代わりに押し車を利用するようになっていたのです。

 そこで、矢野英雄先生に診てもらったところ、変形性股関節症で左股関節の変形が相当進んでいることがわかりました。
 しかし年齢を考えると、もう手術はできません。そこで、まずは4ヵ月間の入院、その後は介護老人保健施設でリハビリを続けたのです。 

 母は、理学療法士さんのリハビリを受けると、股関節の動きがよくなると喜んでいました。実際、半年ほどで股関節の音は鳴らなくなっています。また、以前とは異なり、歩行時に足がしっかり上がるようになりました。

 その後、母は自宅近くの介護老人福祉施設に入所しています。この時点では車イスで過ごす時間が長くなっていましたが、痛みはないと言っていました。驚くことに、レントゲン写真で見ると、つぶれていた左の股関節がきれいに再生していました。
 ただ、リハビリが行き届かなかったのか、翌年には、また左股関節の痛みを訴えるようになったのです。姿勢もくずれ、まっすぐに座れなくなりました。

ノルディックウォーキングのおかげで、股関節の痛みが軽減

 そこで矢野先生のいらっしゃる富士温泉病院へ、再度入院することにしたのです。

 今回は、私も一緒に入院予定です。実は私も母と同じく、90年代に腰椎すべり症になり、一時は右股関節がひどく痛み、歩けませんでした。
 矢野先生によると、私は右足の臼蓋形成不全とのこと。
 また、私の場合、ピアノ・アコーディオンの演奏という仕事柄、左右のバランスがそのときどきで変化するので、それも股関節にとっては負担だったようです。ときどき右の股関節、日によってはひざや肩、首など、体のあちこちが痛んでいました。

 そこで、股関節の負担を減らすために、リハビリやノルディックウオークを続けていました。
 特に私は、ノルディックウオークが体に合っていたようです。1週間に一度、2000~3000歩ほど歩くだけでも、痛みが軽減しました。
 ただ、私は仕事が多忙で、満足にリハビリはできませんでした。姿勢の改善もうまくいかず、最近、また右の股関節が強く痛むようになったのです。母と一緒に入院するこの機会に、もう少し自分の体を労わろうと考えています。

何歳であっても 軟骨は再生する(富士温泉病院名誉院長 矢野英雄)

 高橋さんのお母様は、92歳の初診時のレントゲン写真では、左の大腿骨頭(太ももの骨の先端の丸い部分)が臼蓋に深くめり込み、軟骨のすき間がまったく確認できませんでした。
 しかし、上のレントゲン写真が示すように、99歳のときに左の股関節はきれいに再生しています。軟骨のすき間もできました。これは、股関節は何歳になっても再生するということを示す好例です。

 変形が進んだ股関節も、正しいリハビリを続ければ再生します。その際、患者さんの自己管理として役立つのが「股関節らくらく日記」です。
 高橋さんのお母様は、ご高齢のため日記はつけられませんでしたが、理学療法士によるリハビリが功を奏したのでしょう。今の股関節の痛みも、入院で股関節の安静を保ち、リハビリを正しく続ければ消えるはずです。
 高橋さんご自身も、演奏旅行が続く不規則で多忙な生活のため、日記による自己管理はできませんでした。それでもノルディックウオークの効果は実感していただけたようです。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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