MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
血圧を下げて、血栓の予防にもなる食べ物「酢タマネギ」の作り方

血圧を下げて、血栓の予防にもなる食べ物「酢タマネギ」の作り方

5年前、ほんの偶然で高血圧がわかりました。それまで健康診断でそのようなことを指摘されたこともなかったし、もちろん、自覚症状もなかったので驚きました。【体験談】新宅隆(仮名・無職・72歳)

血圧が下がり過ぎてしまう

 5年前、ほんの偶然で高血圧がわかりました。それまで健康診断でそのようなことを指摘されたこともなかったし、もちろん、自覚症状もなかったので驚きました。

 私は以前、歯科技工士として働いていたのですが、自分の入れ歯を作ろうと、以前勤めていた病院の歯科に行ったときのことです。
 待ち時間に廊下にあった血圧計で血圧を測ってみたら、最大血圧が200mmHgもあったのです(正常値は140mmHg以下)。
 それを見た顔見知りの看護師さんに「すぐに内科を受診したほうがいい」と勧められ、そのまま受診して、降圧剤(血圧を下げる薬)を服用するようになったのです。

 でも、1年くらい前からでしょうか。なんだか血圧が下がり過ぎているような気がしていました。
 普段よく行く近所のサウナに血圧計があって、それで血圧を測ってみると最大血圧が100mmHgくらいで、最小血圧も60mmHgしかないことがしばしばありました。
「このまま降圧剤を飲み続けるのは、どうなんだろう」と思うようになり、薬をやめようかどうしようか迷っていました。

 また、2年前に健診で心電図を撮ったときに、心房細動という不整脈が発見されました。この心房細動があると、血管に血栓(血の塊)ができるリスクが上がるとのことで、溶血剤を処方されました。
 でも、その薬を飲むとのどがすごく渇いて、胃も例えようがないほどムカムカします。それで、1ヵ月くらいで薬を飲むのをやめてしまいました。気にはなるのですが、胃がおかしくなるので、どうにもその薬を飲む気になれません。

血流もスムーズと医師が太鼓判

 ところが、最近は、降圧剤も溶血剤も飲んでいませんが、体の具合は調子いいです。
 その理由が「酢タマネギ」です。今年の4月に新聞の広告で酢タマネギのことを知り、本を購入して、自分で作って食べ始めました。

 酢タマネギを食べ始めてすぐに、血圧の薬はやめました。サウナで血圧を測ると最大が130mmHg、最小が80mmHgですから、「まあ、これくらいなら大丈夫だろう」と安心しています。
 また、心房細動と言われてからは、自分でこまめに脈拍を測るようになりました。すると、酢タマネギを食べてからは結滞(脈が飛ぶこと)がなくなり、スムーズに血液が流れているようです。

 実際、2ヵ月に一度の受診の際にも、「血液の流れは悪くない」と言われています。こちらも酢タマネギのおかげで安心です。
 さらに、以前からあった胃の膨満感も消えたので、毎日が快適です。

 腸の調子もよくなりました。年を取ってからは便が細くなって、トイレの後もスッキリした感じが今一つしなかったのですが、最近はバナナのような便が気持ちよく出ます。そのせいか、少しおなかがへこんできた感じもします。
 どうやら私には、酢タマネギがとても合っているようです。

酢タマネギの基本的な作り方

酢タマネギはまるで万能薬のよう

 私にとってはまるで万能薬のような酢タマネギですが、私は北海道産の辛いタマネギを使って作っています。皮をむいたタマネギを1週間干してから、薄くスライスしたところに酢を3分の1ほど注ぎ、ハチミツを大さじ1杯加えます。

 それを冷蔵庫で2〜3日寝かせてから、朝と晩の食前に、おわんの蓋に一杯にして食べています。
 私は一人暮らしなので、自分の健康は自分で管理をしなければなりません。

 普段食べるものも、新鮮で旬のものを自然食品の店で購入するなどして、気を遣っています。その点、酢タマネギは自分で作る健康食品ですから、安心して食べることができます。

 20歳で始めたスキーもまだまだ続けたいので、この先も元気に暮らしていけることを願っています。そのためにも健康に留意し、酢タマネギを続けていきたいと思います。

酢タマネギは 血液の流れを改善する(元東京大学医学部講師・むくげのいえ施設長・齋藤嘉美)

 酢タマネギは血液の流れを改善するので、血栓の予防にも効果的です。心房細動は高齢者に多く見られる不整脈ですが、血液の流れがよくなれば不整脈も消失します。

 胃の膨満感も、血栓を溶かす薬の副作用と考えられます。酢タマネギのイオウ成分や食物繊維は、腸のぜん動運動を促進します。消化器官の働きがよくなって、胃の膨満感も解消したのでしょう。 

 また、降圧剤で注意しなければいけないのは、血圧の下がり過ぎです。一方、酢タマネギにも降圧効果がありますが、下げ過ぎることはありません。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
これまで、入院患者さん向けの、いわゆる「リハビリ体操」はありましたが、外来の患者さんが希望するような体操はありませんでした。そこで私たちは、血圧を上げる要因である、末梢の「血管抵抗」を減らす筋トレを考案することにしました。【解説】金子操(自治医科大学附属病院リハビリテーションセンター室長・理学療法士)
更新: 2019-05-21 17:53:18
脳梗塞や心筋梗塞の予防には、アディポネクチンというホルモンの分泌が重要です。アディポネクチンには、傷ついた血管を修復し、血管のプラークを抑制する働きがあることがわかっています。さらに、アディポネクチンには、インスリンの働きをよくして、糖尿病を防ぐ働きもあります。【解説】杉岡充爾(すぎおかクリニック院長)
更新: 2019-04-18 18:00:00
心不全は、体に炎症を起こすサイトカイン(炎症性生理活性物質)の放出が続いている状態といえます。その炎症が運動によって抑制されることが、最近の研究で明確になっています。「かかと落とし」は、その柱の一つとなっている運動です。【解説】牧田茂(埼玉医科大学医学部教授・同大学国際医療センター心臓リハビリテーション科診療部長)
更新: 2018-11-26 06:00:00
ニンニクは、精力がつくといった強壮作用で知られています。一方で独特なにおいが苦手という人も少なくありません。しかし、ニンニクのにおい成分には、さまざまな健康効果があるのです。私たちは、におい成分の一つであるMATSに「血栓の形成を抑制する働き」があることを突き止めました。【解説】関泰一郎(日本大学生物資源科学部教授)
更新: 2018-09-15 23:11:48
「じっと座ったまま」など、同じ姿勢で動かないでいることを「不活動状態」といいます。この不活動状態を、簡単な運動で適度に中断することが健康維持のカギであることが、明らかになってきています。最適なものの一つが「スワイショウ」という腕ふり運動だと考えています。【解説】塩谷英之(神戸大学大学院保健学研究科教授)
更新: 2018-10-22 12:28:45
最新記事
見たいものにピントを合わせる「目の調節力」は25歳を過ぎる頃からどんどん低下し、30代後半から近くが見えづらくなる老眼になってきます。目の疲れや調節力の低下を改善するためにお勧めなのが、目の周囲を温める「温熱療法」です。私は、温熱療法の効果を多くの実験で確認しています。【解説】高橋洋子(みたにアイクリニック院長)
更新: 2019-05-21 18:00:00
これまで、入院患者さん向けの、いわゆる「リハビリ体操」はありましたが、外来の患者さんが希望するような体操はありませんでした。そこで私たちは、血圧を上げる要因である、末梢の「血管抵抗」を減らす筋トレを考案することにしました。【解説】金子操(自治医科大学附属病院リハビリテーションセンター室長・理学療法士)
更新: 2019-05-21 17:53:18
「脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」などの改善のために行われる従来の脊椎手術は体への負担が大きく、後遺症が生じることもあります。そうした中、後遺症をほとんど残さない、新たな手術法が注目されています。【解説】白石健(東京歯科大学市川総合病院整形外科教授)【取材】山本太郎(医療ジャーナリスト)
更新: 2019-05-20 18:00:00
頭痛、肩こり、腰痛、生理痛、耳鳴り、めまい、うつ、眼瞼けいれん、味覚障害、高血圧、逆流性食道炎──。一見、脈絡なく感じられるこれらの症状は、実は「食いしばり」が元凶となって起こっているという共通点があります。患者さんたちに、私は「10秒、口を開けるくせをつけてください」とアドバイスをしています。【解説】吉野敏明(誠敬会クリニック銀座院長)
更新: 2019-05-19 18:00:00
慢性的なひざ痛の原因はさまざまですが、なかなか完治しにくい上、少し無理をすると痛みがぶり返すので、かなり厄介です。今回ご紹介する「ひざと足の裏の温冷・温温湿布」は、慢性的なひざ痛に対して、自宅で簡単に痛みを解消することができる方法です。【解説】岡田明三(神宮前鍼療所院長)
更新: 2019-05-18 18:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt