
慢性的な残便感が解消された
「玉ねぎヨーグルト」で芸能人のかたがやせたり便秘が解消したりしているのをテレビで見て、私も1カ月ほど前から食べはじめました。
私は子どもの頃から便秘症で、お通じは2〜3日に1回しかなく、また、いくらいきんでも硬い便がコロコロッと出るだけなので、スッキリしません。いつも、おなかに残っている感じがありました。
そんな慢性便秘が、玉ねぎヨーグルトを食べてしばらくすると、難なく解消したのです。
朝と夜に玉ねぎヨーグルトを食べていたら、1週間目くらいに気持ちのいいお通じが来たのです。いきむことなく、スルッと、スッキリ出たので驚きました。また、いつものコロコロ便と違って、滅多に見ることのないバナナ便だったのにも驚かされました。
カサカサ肌が潤い指先で触ると気持ちいい
便秘をしなくなったら、化粧ののりもよくなってきました。前は肌の水分が足りないのか、カサカサと毛羽立っていたので、ファンデーションを塗ると、いかにも「塗っています」という感じでした。でも最近は、肌に密着するようにスーッと伸びるので自然な感じです。指先で肌に触れるとスルッとすべるのが気持ちいいですね。うれしいので、鏡をのぞき込む回数も増えました。
冷たかった足先も、以前ほど冷えを感じなくなっています。アンカがないと絶対に寝られなかったのですが、最近は、寝ているうちに熱くてふとんの外に蹴り出してしまいます。
私の場合、玉ねぎヨーグルトをたくさん食べるので、それがよかったのかもしれません。
玉ねぎヨーグルトは、ヨーグルト1パック(400ℊ)に玉ねぎ1個をスライスして作るのですが、私は1回に4分の1パックを食べるので、2日でなくなってしまいます。
朝はそのまま食べますが、夜はトマトスープに入れたり、ミートソースにかけたり、大好きなトマト系の料理に加えて食べます。トマトと玉ねぎヨーグルトは特に相性がいいと思います。違和感なく、おいしく食べられるのでお勧めです。
また、「玉ねぎヨーグルトを食べると、“やせ酸”の働きで、過食が抑えられる」という話も聞きましたが、自分の感覚として、たしかにそのとおりだと思います。以前は、過食グセと言いますか、食べ過ぎてしまってから後悔するようなことがよくありました。でも今は、そういったこともなくなってきました。

バナナのような便がいきまずにスルッと出せた
腸内の善玉菌が増えて頑固な便秘が解消した好例(元東京大学医学部講師・医学博士 齋藤嘉美)
玉ねぎとヨーグルトはともに、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。その結果として、腸の蠕動運動が活発になり、頑固な便秘も解消したのでしょう。玉ねぎの薬効によって血流が促進されると、冷えも改善すると考えられます。
さいとう よしみ
1932年、東京都生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部講師、文京第一医院院長を経て、現在は介護老人保健施設むくげのいえ施設長。