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【スマホ肩こりを解消】症状は頭痛や吐き気 触れて治す「タッチングケア」のやり方

【スマホ肩こりを解消】症状は頭痛や吐き気 触れて治す「タッチングケア」のやり方

「タッチングケア」とは、自分の手で、自分の体を優しく触れることで、症状を改善したり、ストレスを緩めたりする新しいセルフケア法です。軽く、リズムを取りながら触れるのがコツです。急増中の「スマホ肩コリ・首コリ」もタッチングケアによって解消させることができます。【解説】外尾幸恵(看護師・日本タッチングケア協会代表理事)

首の痛み・肩の痛み・肩甲骨のコリの原因

 首から肩甲骨にかけてコリや痛み、疲れなどを感じる、いわゆる「肩こり」は、ひどくなると、頭痛や吐き気、嘔吐を引き起こすこともあります。
 その原因には、姿勢の悪さや運動不足、ストレスによる精神的な緊張状態などがあげられます。

 最近では「スマホ肩こり」なんて言葉も聞くようになりました。スマートフォンを使用する際、前屈みの姿勢を続けることで生じる肩こりです。

 そもそも首のところにある頸椎は、およそ4キロもの頭部を支えています。また、肩関節は腕が前後・左右・上下などに動くのを支えています。そのため、首から肩にかけての部分には大きな負担がかかっているのです。

 そこにさらに、スマホ操作や読書などで前屈みの姿勢を長時間続けていたりしたら、その周辺の筋肉には疲労が出やすくなります。
 それが、「肩こり」という症状となって現れてくるわけです。

 また、ストレスによって交感神経が優位な状態が続くと、肩まわりの筋肉が収縮し、老廃物が溜まりやすくなります。これも肩こりの原因となります。

 いずれにしても、肩こりは、筋肉部分の血液やリンパ液の流れが悪くなり、老廃物が溜まっている状態です。
 なので、肩こりを解消するには、血液やリンパ液の流れをよくしてあげること。これはタッチングケアの得意分野です。

肩こりを解消するタッチングケアのやり方

 肩こりを解消させるタッチングケアでは、肩から首筋にかけての部分を触っていきます。

 この辺りは、頭部や腕へと続く太い血管が通っています。
 肩から首筋にかけてのタッチングは、その部分の血液の流れをスムーズにします。その結果、首から上と肩から腕にかけての血流がよくなり、肩や首のコリの解消につながっていくのです。

 また、首筋のところには、「胸鎖乳突筋」という筋肉があります。首を傾けたときに盛り上がる筋肉で、鶏のささみのような形をしています。
 この筋肉の周辺にはたくさんのリンパ節があります。なので、ここをタッチングすることでリンパ液の流れがよくなり、これもまた首や肩のコリをほぐすことにつながります。

 仕事中、ちょっとしたスキマ時間ができたら、このタッチングで溜まった疲労をリセットしてみてください。

解説者のプロフィール

外尾幸恵(ほかお・ゆきえ)
1969年東京生まれ。品川エトワール女子高等学校ネイチャースタディーコース非常勤講師。
 慈恵医大付属柏看護専門学校卒業後、東京慈恵会付属柏病院に看護師として勤務。外科、耳鼻科、救急、外来の主任を経験。その後、介護支援専門員資格、心理相談員称号を取得し、2006年に緩和ケアのサロンとアロマスクールを開業。2008年にはベビーマッサージ教室をスタートさせる。2013年、看護師時代から感じていた「触れる力」の可能性を多くの人に伝えるべく、日本タッチングケア協会を設立。これまで施術してきた人数は1500名を超える。また、忙しい現代人に自分で不調を治す方法を知ってもらうため、講演やセミナー等で「セルフタッチングケア」の指導も行なっている。
 著書『「触れる」だけで、心と体が軽くなるタッチングケア』(王様文庫)が好評発売中。


この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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