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【頭痛ダイアリー】頭痛日記をつけたら片頭痛の原因がわかった!

【頭痛ダイアリー】頭痛日記をつけたら片頭痛の原因がわかった!

私は高校生のころから、頭痛に悩まされるようになりました。やたらと生あくびが出ると思ったら、それが頭痛の起こる前兆です。しばらくすると、頭がズキズキと痛みだします。吐き気も伴い、ひどいときには、実際に吐いてしまうこともありました。【体験談】田中涼子(仮名・31歳・歯科衛生士)


視野が狭まるほど痛み仕事の早退が増えた

 私は高校生のころから、頭痛に悩まされるようになりました。やたらと生あくびが出ると思ったら、それが頭痛の起こる前兆です。しばらくすると、頭がズキズキと痛みだします。

 吐き気も伴い、ひどいときには、実際に吐いてしまうこともありました。市販の鎮痛薬を飲んで、2~3時間休むと、なんとか治まってきます

 症状はつらいものでしたが、こうした頭痛が起こるのは、せいぜい年に1~2回でした。ところが、20代になり、社会人として働きだすと、頭痛が起こる間隔が狭まってきました。半年に1回、2~3ヵ月に1回と、回数が増えてきたのです。

 私の家系は、祖母も母も片頭痛持ちなので、自分の頭痛も同じだろうと、うすうす思っていました。それでもやはり心配になり、4年ほど前に、脳神経外科でMRI(核磁気共鳴画像)を撮ってもらいました。幸い、脳には異常なしでした。

 とはいえ、頭痛が治ったわけではありません。2017年の秋には、月に1~2回、頭痛が起こるようになりました。

 頭が割れるようなズキズキした痛みが続き、ひどくなると、吐いてしまいます。視野が狭まり、周りが見えづらくなることもありました。仕事に支障を来し、早退する日も増え、「このままではいけない」と悩むようになりました。

 そんな折に、職場の先輩が勧めてくれたのが、山田洋司先生のクリニックでした。先輩も頭痛持ちで、山田先生の頭痛外来に通っているとのこと。早速受診したのが、2017年の11月のことです。

 初診では、まずMRIの検査を受け、脳に問題がないことを確認。続いて問診のあと、予防薬と治療薬を処方されました。

 その際に渡されたのが、「頭痛ダイアリー」です。記録をつけることで、頭痛発生時の状況が詳しくわかり、予防や治療に役立つそうです。

 私は2週に1回のペースで、通院を始めました。当初は、予防薬を毎日飲んでいても、頭痛が生じることがありました。

 頭痛が起こったら、処方された治療薬や市販の鎮痛薬を飲み、対処します。この冬は、カゼを長引かせてしまい、頭痛のない日でも市販薬に頼ることがしばしばでした。

→「頭痛日記」のつけ方

頭痛がほとんど起こらなくなり感激!

 こうして振り返ることができるのも、頭痛ダイアリーに記録をつけていたおかげです。下の写真は、私が実際に記録したダイアリーの一部です。

 このように、痛みの発生状況を事細かに記していると、頭痛の起こりやすい条件が、しだいにわかってきました。私の場合は、主に悪天候と生理です。気圧が下がった雨天の日や、生理の前後に頭痛になることが多いと、気がついたのです。また、ひどい肩こりも、頭痛を招いているようでした。

 そうとわかったら、対策を講じることができます。悪天候や生理のタイミングで無理をすることのないよう、規則正しい生活を送り、睡眠と休養をしっかり取るよう心がけました。さらにストレッチを毎日行い、体をほぐすようにしました。

 それでも頭が重く感じられ、頭痛が起こりそうな気配を感じたら、ひどくなる前に鎮痛薬を飲んでおきます。すると、悪化を防げるのです。

 こうして予防に努めていたところ、今年に入ってから、頭痛がほとんど起こらなくなりました。頻繁な頭痛に慣れてしまっていたので、痛みのない日が続くことに、感激しています。

 思えば、私の生活は頭痛に振り回されてきました。遊びにしろ仕事にしろ、予定を立ててもひとたび痛みが生じたら、キャンセルしなければなりません。周りに迷惑をかけることが忍びなく、つらい思いをしてきましたが、ついに頭痛をコントロールできるようになったのです。
 これからも、薬と頭痛ダイアリーを上手に活用して、さらなる改善を目指していきます。

頭痛日記の実際の付け方

2017年11月後半の記録。頭痛を表す+印が書かれた日が、半月で7日ある。

2018年1月後半の記録。+印が書かれた日は、19日の1日だけ。改善しているのがわかる。

頭痛の傾向を把握し対策を取ることで改善(梅ノ辻クリニック院長 山田洋司)

 母娘で片頭痛持ち、という人は、少なくありません。田中さんの場合、吐き気を伴う片頭痛でしたが、肩こりもひどく、緊張型頭痛の側面もあります。

 私の分類法では、初診時は第3層に位置していましたが、現在は第2層にまで発症頻度が減りました。ダイアリーで頭痛の傾向を把握し、対策を取ることで改善した好例といえるでしょう。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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