【腎臓病を改善するツボ】痛いほど強い“足裏もみ”で高血圧を改善 腎機能も回復する

【腎臓病を改善するツボ】痛いほど強い“足裏もみ”で高血圧を改善 腎機能も回復する

現在、日本では慢性腎臓病の患者数は1330万人と推計されています。これは、成人の約8人に1人に当たり、いまや新たな国民病となってきました。今回は、高血圧を改善し、腎臓病を予防する足の裏もみをご紹介しましょう。【解説】上田昌司(上田医院院長・新旭キリスト栄光教会牧師)


緑内障や白内障、アレルギーにも卓効

 現在、日本では慢性腎臓病の患者数は1330万人と推計されています。これは、成人の約8人に1人に当たり、いまや新たな国民病となってきました。

 今回は、高血圧を改善し、腎臓病を予防する足の裏もみをご紹介しましょう。
 私は、教会で牧師として勤める一方、患者さんの治療に当たる医師でもあります。特に、ガンの治療・研究に、熱心に取り組んできました。そのなかで出合ったのが、「官足法」という足の裏をもむ健康法でした。

 官足法は、台湾の官有謀先生(故人)が考案したものです。
 足には「反射区」という、体の各部位に対応するゾーンがあります。ここを刺激することで、対応する部位に刺激が伝わるだけでなく、全身の血流も改善します。そのため、臓器の機能が活性化し、体の持つ自然治癒力が高まるのです。

 官足法は、非常に強い刺激を与えるのが特徴です。この方法により、多くの人の健康が回復しています。
 例えば、高血圧、糖尿病、腰痛、ひざ痛、緑内障、白内障、胃ガン、子宮内膜症、アトピー性皮膚炎といったアレルギー疾患など、多くの症状・病気に効果を発揮します。
 冒頭で申し上げたように、腎機能のアップにも、足の裏もみは有効です。実際、官先生の治療記録を調べると、腎臓の悪かった患者さんの改善症例がたくさん見つかります。

強く痛む箇所は重点的に刺激する

 では、なぜ足の裏もみが、腎臓の機能回復・向上に役立つのでしょうか。

 注目すべきは、その強い刺激です。体に強い刺激(侵害刺激)が加わると、痛み物質が作られます。それが神経に伝わり、痛みとして感知されます。
 産生される痛み物質は複数ありますが、なかでも私が着目したのは、サブスタンスPという物質です。

 サブスタンスPには、血管拡張作用と血流改善作用、免疫増強作用のほか、アルツハイマー型認知症の原因とされるβアミロイドというたんぱく質を分解し、認知症を予防・改善する働きがあると考えられています。

 ほかにも、嚥下(食物や飲料をのどから食道、胃に送り込む動作)の反射を正常にする働きがあり、老人の誤嚥性肺炎の予防にも役立つのです。

 特に重要なのが、血流改善作用です。血流が悪くなると、酸素や栄養素が全身に行き渡らず、老廃物もスムーズに排出できません。それが、臓器の機能低下を引き起こし、さまざまな慢性症状へとつながるのです。

 腎臓も同様です。腎臓は、血液をろ過して尿を作り、体外へ排出する、重要な役割を担っています。血流が悪くなれば、腎臓に大きな負荷がかかります。

 足の裏もみで、腎臓に対応する反射区を刺激すれば、腎臓はもちろん、全身の血流が改善します。その結果、高い血圧が適正に近づき、腎機能の回復・向上に、大いに役立ちます。

 皮膚表面を強く押すと、赤くなることがあります。こうして炎症が起こった部分には、ブラジキニンやプロスタグランジンなどの炎症性物質が集まってきます。これらにも、先に述べたサブスタンスPと同様に、血流改善などの作用があります。

 加えて、炎症反応が起こると、体内の白血球が活性化し、免疫力を上げるので、腎機能回復に効果的です。

 痛みというストレスを受けると、生体防御反応として、副腎皮質からコルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールは免疫疾患に作用するため、その分泌が増えると、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などの改善が期待できます。

 足の裏もみをする際は、手の指で押すよりも、市販のツボ押し用指圧棒などがお勧めです。

 腎臓の反射区と足の裏もみのやり方は、図を参照してください。反射区は、そのゾーン近辺を触ってみて、強く痛む箇所を見つけ、そこを重点的に刺激するとよいでしょう。

 私自身、毎朝足の裏を刺激しているおかげで、目はスッキリ、頭の回転もスムーズです。今年で79歳になりますが、毎日医院での診療や介護施設への往診、教会での説教、農作業、治療法の研究と、元気に過ごしています。ぜひお試しください。

上田昌司
1939年、兵庫県生まれ。京都府立医科大学卒業。医学博士。74年、上田医院開業。医学生時代から、ガン治療について研究。ガン患者に食事指導をする一方で、官足法に出合い、その有効性から研究を始める。牧師としても精力的に布教に従事。2014年に高島市新旭町に新旭キリスト栄光教会を設立。現在も医師と牧師の両輪で活動し、独自の研究と実践を続けている。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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