MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
【体験談】夜間頻尿に効く足裏のツボ「湧泉」 位置と押し方

【体験談】夜間頻尿に効く足裏のツボ「湧泉」 位置と押し方

私は5年ほど前から、夜間頻尿に悩むようになりました。夜中に尿意を催して、目覚めてしまうことが、一晩に3〜4回もあるのです。一度トイレに立つと、布団に戻ってもなかなか寝入れず、やっとウトウトするころに、また尿意が起こるというくり返しでした。【体験談】三宅千代子(仮名・70歳・主婦)

湧泉のツボを押しテープを巻いた

 私は5年ほど前から、夜間頻尿に悩むようになりました。
 夜中に尿意を催して、目覚めてしまうことが、一晩に3〜4回もあるのです。一度トイレに立つと、布団に戻ってもなかなか寝入れず、やっとウトウトするころに、また尿意が起こるというくり返しでした。そのせいで、疲れが取れず、日中は頭がボーッとしていました。

 そんな私が2年ほど前に知ったのが、足の裏を刺激する健康法です。愛読している『壮快』で見つけました。足の裏には、体の各器官につながるツボや反射区があり、対応する箇所を刺激すると、症状が改善するとのことでした。

 私の悩みは頻尿だったので、膀胱に関連する、湧泉というツボを押して刺激することにしました(下図を参照)。
 ツボを押すのは、主に入浴中です。湯船につかりながら、足の裏の真ん中辺りを手の親指で押しました。テレビを見ているときも、押すようにしました。

 そのほかに行ったのは、テーピングです。以前、テレビの健康番組で見た、足の裏にテープを貼って刺激する方法を思い出したのです。
 伸縮性のあるテーピング用テープを薬局で購入して、お風呂から上がったあとに、湧泉のツボを覆うようにぐるぐると2〜3回、両足に巻きました。そして、翌日お風呂に入るときまで、そのままの状態で過ごします。

 こうして足の裏のツボを刺激するようにしたら、しだいにトイレに起きる回数が減ってきました。3週間が過ぎたころには、1回も目覚めることなく朝を迎えられるようになったのです。
 おかげで、毎日7時間、熟睡できるようになり、日中に頭がボーッとすることもなくなりました。

冷え症と肩こりが治り歩くスピードもアップ!

 足の裏のツボ刺激は、外出時の悩みも解消してくれました。
 以前は、昼間も頻繁に尿意を覚えていたため、外出先でトイレを探すのが大変でした。駅のトイレが長蛇の列だと、下着を少し汚してしまうこともありました。

 また、私はいろいろな講習会に参加するのですが、休憩時間までの1時間半、途中退席しないか、つまりトイレに行きたくならないか、常に不安でした。
 でも、外出する前に湧泉のツボを押し、緩めにテーピングをして出かけるようにしたら、トイレの間隔がだいぶ延びてきました。講習会に参加しても、休憩時間まで、全く不安なく講義を聴くことができます。

 足の裏のツボを刺激するようになって、冷え症も改善しました。
 私は、もともとひどい冷え症で、特に足先が冷たくなるのが悩みでした。夏でも靴下をはいて寝るほどだったのです。
 それが、2年前の9月に足の裏のツボ刺激を始めたところ、その冬は、靴下をはかずに寝ることができました。

 肩こりも、足の裏刺激を始めて半年後くらいから、気にならなくなりました。足の裏のツボ刺激で、全身の血流がよくなったのかな、と思います。

 以前より歩幅が広くなり、さっそうと歩けるようになったのも、うれしいことです。歩くスピードも上がりました。同年代の友人と出かけると、「待って! もっとゆっくり歩いて」といわれるほどです。
 足の裏のツボを刺激するだけで、体中が若返ったようです。これからも、続けていきます。

湧泉の刺激で腎の働きが高まり足腰が強くなった(かいせい鍼灸治療室院長 梅津裕子)

 夜間頻尿と冷え症、及び年齢を考え合わせると、東洋医学でいう腎陽虚という状態だったと思います。陽虚とは、体を温める力が弱いということです。湧泉のツボを刺激することで、腎の働きが高まり、頻尿や体の冷えが解消したのでしょう。また、腎は、腰やひざの健康もつかさどっています。湧泉への刺激で足腰が強くなり、歩く速度も上がったのではないでしょうか。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
骨盤底筋を鍛えるための体操は、現在多くの医療機関で推奨されています。しかし、やり方をプリントされた紙を渡されるだけなど、わかりずらく続けにくい場合がほとんどです。そこでお勧めしたいのが、おしぼり状に巻いたタオルを使った「骨盤タオル体操」です。【解説】成島雅博(名鉄病院泌尿器科部長)
更新: 2019-04-22 18:00:00
足の甲に包帯を巻いて2~3日後には、足がむくまなくなりました。以前のように、足がむくんで靴が痛いということもありません。むくみが解消したおかげか、明け方に尿意を感じて目が覚めることがなくなりました。そのため、従来どおり、熟睡するリズムが戻ったのです。【体験談】上田雅代(仮名・看護師・57歳)
更新: 2018-12-27 18:00:00
効果はすぐに実感しました。食べ始めて2~3日で、夜のトイレの回数が2回に、1~2週間で1回に減ったのです。この変化には、自分でも驚きました。私は、毎朝職場で重機をチェックし、点検表をつけています。今は、老眼鏡を使うのは薄暗い曇りの日だけで、晴れた日は老眼鏡を使っていません。【体験談】佐藤徳雄(重機オペレーター・71歳)
更新: 2018-12-12 18:00:00
足の甲にある「抜け道血管」も、足の冷えやむくみ、夜間頻尿の原因となります。正式には「動静脈瘻」といい、解剖学の教科書にも記載されている血管です。本来なら指先の毛細血管まで流れていくはずの動脈血が、抜け道血管を通って静脈に流れ込むと、足先は血流不足になって冷えてしまいます。【解説】佐藤達朗(サトウ血管外科クリニック院長)
更新: 2018-11-30 18:00:00
夜間頻尿が1回減ると、睡眠時間は2時間延びるといわれています。塩分過多の人は、減塩するだけで、睡眠の質が大幅に改善するわけです。夜間頻尿の患者さんに、自分でできる対処法として、減塩といっしょにお勧めしているのが、昼間に行う「かかと落とし」です。【解説】松尾朋博(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器科学助教)
更新: 2018-11-21 17:00:00
最新記事
日本の発酵食品(しょうゆ、みそ、日本酒など)を作る上で、こうじはなくてはならないものです。こうじは、蒸した米や麦、大豆などに、こうじ菌という微生物を繁殖させたものでこうじ菌が作った栄養成分がぎっしり詰まっています。こうじについては多少の知識がありますので、少しお話しさせてください。【解説】浅利妙峰(糀屋本店女将) 
更新: 2019-05-25 18:00:00
「腰が痛い!」幅広い年齢層に蔓延する腰痛。しかし、病院に駆け込んで、骨や神経に異常が見つからない場合は「非特異的腰痛症」と診断されます。非特異的、つまり、原因不明の腰痛という意味。なんとも不思議な病名です。「腰が痛い」という異常があるから病院に来ているのに……。【解説】戸田佳孝(戸田リウマチ科クリニック院長)
更新: 2019-05-24 18:00:00
これまで、疲労が起きるのは、「エネルギーがなくなるから」「疲労物質が筋肉にたまるから」と考えられてきました。しかし、最新の研究によって、疲労が起きるほんとうの理由は、「自律神経の中枢である、脳がサビつくから」ということが、わかっています。【解説】梶本修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)
更新: 2019-05-23 18:00:00
私は、これまで40年以上、タマネギをはじめとする、ネギ属の機能性成分を研究してきました。そこでタマネギには、確かに血液をサラサラにする働きがあるということが明らかになったのです。【解説】西村弘行(北翔大学・北翔大学短期大学部学長/東海大学名誉教授)
更新: 2019-05-22 18:00:00
見たいものにピントを合わせる「目の調節力」は25歳を過ぎる頃からどんどん低下し、30代後半から近くが見えづらくなる老眼になってきます。目の疲れや調節力の低下を改善するためにお勧めなのが、目の周囲を温める「温熱療法」です。私は、温熱療法の効果を多くの実験で確認しています。【解説】高橋洋子(みたにアイクリニック院長)
更新: 2019-05-21 18:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt