星野源さんもやせた「キャベツダイエット」のやり方 !糖尿病や高血圧も改善する

星野源さんもやせた「キャベツダイエット」のやり方 !糖尿病や高血圧も改善する

キャベツを食べるだけでも、おなかはかなり満たされます。おかずは今までどおりの量でかまいませんが、ご飯を半分程度にします。それでも、私の経験では「おなかいっぱいで、もう食べられない」というくらいの満腹感が味わえます。キャベツの食物繊維の作用で、次回の食事までの空腹感も感じにくくなります。【解説】寺師義典(寺師医院院長)


「キャベツダイエット」についての医師の解説はコチラ

甘みの強い春キャベツは特にお勧め

私自身が3カ月で20kgやせ、肥満の患者さんたちにもお勧めしているキャベツダイエットのやり方をご紹介しましょう。
1回に食べるキャベツの量の目安は、冬キャベツなら6分の1個くらいです。

ただし、春キャベツはふんわりしていて巻きがゆるいので、同じ6分の1でも量が少なくなります。
春キャベツダイエットの場合、できれば4分の1個くらい食べるとよいでしょう。

この分量のキャベツを、ざく切りにするか、千切りにするかして、食事の最初に食べます。
春キャベツは、柔らかくてみずみずしいので、手でちぎって食べてもおいしいものです。

味つけは、油を使ったドレッシングやマヨネーズは使わないようにします。
これらは高エネルギーで、せっかくのダイエットをじゃまするからです。

必ずノンオイルのドレッシングを使ってください。
ノンオイルでもおいしいドレッシングが、いろいろと市販されています。

私がいちばん気に入っているのは、梅味のノンオイルドレッシングで、「梅ドレ」と呼んで愛用しています。
味が好きで使い始めたのですが、梅には脂肪燃焼作用もあるとわかり、ダイエット効果を増す意味でも使い続けています。

ときにはノンオイルの青ジソドレッシングも使います。
皆さんも、好みのノンオイルドレッシングを探してみてください。

ポン酢を使ってもよいでしょう。
キャベツは、ゆっくりよくかんで食べましょう。

10分ほどかけて食べるのが目安です。
よくかむことで満腹感が促されるうえ、キャベツの甘味が強く感じられます。

もともと甘味の強い春キャベツならなおさらです。

空腹感がなくつらくない

キャベツを食べるだけでも、おなかはかなり満たされます。
おかずは今までどおりの量でかまいませんが、ご飯を半分程度にします。

それでも、私の経験では「おなかいっぱいで、もう食べられない」というくらいの満腹感が味わえます。
キャベツの食物繊維の作用で、次回の食事までの空腹感も感じにくくなります。

空腹のつらさなしに、続けるほど、どんどんおもしろいようにやせていきます。
1日3食とも、こうしてキャベツを食べるのが理想ですが、できない人は1~2食でもかまいません。

ポイントは飽きずに続けることです。
ドレッシングを変えたり、レタス、トマト、アスパラガス、生食用のホウレンソウなど、ほかの野菜を組み合わせたりして変化をつけるとよいでしょう。

また、できる範囲でウォーキングなどの運動を加えると、さらに効果が高まります。
私も大幅にやせた時期は、夜、1時間ほどのウォーキングをしました。

健康的にやせられてリバウンドもなし

私がキャベツダイエットを勧めたた患者さんのほとんどは、楽にダイエットに成功しています。
5Kgや10Kg程度、2~3カ月でやせた人は多く、3Kg程度を1~2カ月でやせた人なら数え切れないほどです。

やせるのにかかる期間は人によりますが、だいたい3カ月を目安にしてください。
やっていると、体重が減らない時期もありますが、それを過ぎると急にストンと落ちて、段階的に減っていきます。

一時期減らないときも、あきらめないで続けましょう。
糖尿病や高血圧、高中性脂肪や高コレステロールの患者さんも、キャベツダイエットで体重が落ちると、数値が大きく改善されます。

偏ったダイエットとは違い、健康的に無理なくやせられます。
キャベツのビタミン・ミネラルのおかげか、短期間でやせても肌のハリが保たれ、シワやたるみも出ません。

リバウンドしにくいのもキャベツダイエットのメリットです。
私は、キャベツダイエットで最もやせたときから10年たち、多少は体重が増えたものの、それでもピーク時からはマイナス12Kgを保っています。

今も昼食・夕食で小鉢1杯程度のキャベツを食べているからです。
最近、大人気のシンガーソングライターで俳優の星野源さんも、かつて「キャベツダイエットをやって、2週間で5Kgやせた経験がある」と著書(『地平線の相談』)で述べています。

簡単だからでしょうね。
春キャベツがおいしいこの季節、皆さんもぜひ春キャベツダイエットにチャレンジしてみてください。

寺師義典
1956年、千葉県生まれ。獨協医科大学卒業。医学博士。アレルギー専門医・呼吸器専門医。地域の人々の健康を守る拠点として、丁寧で幅広い診療を行っている。通常の治療に加えて、自身の体験から、生活習慣病や肥満・メタボリック症候群の患者には、食事療法などの指導も行っている。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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