【ブロッコリーの栄養】茹ですぎに注意!便秘解消・シワ対策に効果のある食べ方・使い方

【ブロッコリーの栄養】茹ですぎに注意!便秘解消・シワ対策に効果のある食べ方・使い方

ブロッコリーは、野菜の中でも栄養が飛び抜けて豊富で、多くの健康効果や美容、ダイエットにも効果を期待できる、まさに「野菜の王様」です。体にいい成分の宝庫であるブロッコリーを、積極的に食生活に取り入れない理由はありません。【解説】木村至信(秋山眼科医院耳鼻咽喉科部長、木村至信BANDリーダー)


木村 至信
神奈川県出身。信州大学医学部卒業。難聴遺伝子、遺伝子解析研究のスペシャリストとして、厚生省の難聴遺伝子研究員としてアメリカに留学。横浜市立大学大学院で医学博士号を取得。横浜市大附属病院を経て、現職。地域密着の診療を続けながら、現役女医シンガーとして音楽活動も行い、「木村至信BAND」のリーダーとして、作詞・作曲・ヴォーカルを担当。アルバム『光と影』が好評発売中。

女性の健康、美容に役立つ「野菜の王様」

ブロッコリーは、野菜の中でも栄養が飛び抜けて豊富で、多くの健康効果や美容、ダイエットにも効果を期待できる、まさに「野菜の王様」です。
抗酸化力が高く、シミ、シワを防ぐなど美容に欠かせないビタミンACE、代謝を向上させる働きのあるビタミンB群も豊富です。

カルシウム、カリウムといったミネラルも多く、骨を丈夫にしたり、血圧を安定させたりする作用が期待できます。
そして、特筆すべきは、200種類以上のファイトケミカルを含んでいること。

ファイトケミカルとは、植物に含まれている物質で、体の抗酸化力や免疫力を高める手助けをしてくれます。
このように体にいい成分の宝庫であるブロッコリーを、積極的に食生活に取り入れない理由はありません。

実は、私は立ち仕事が多いので、足がむくみやすいのが悩みでした。
夏であれば、スイカやメロンなどのカリウムの多い果物を食べることで、むくみを解消できますが、冬はそうした果物がなかなか入手できません。

そこで冬は、カリウムを多く含むブロッコリーを多食することで、むくみを解消しています。
そのほか、ブロッコリーは貧血や便秘の解消にも非常に役立ちます。まさに女性に優しい野菜なのです。

生のままか10秒湯通しで食べるのがお勧め

ブロッコリーを食べるうえで、いちばん注意したいのが、「ゆで過ぎない」こと。
ビタミンCやビタミンBは水溶性なので、あまりゆでると、湯に溶け出てしまうからです。

有用な栄養素の損失を防ぐためには、ごく短時間で素早くゆがくのがコツです。
私は生で食べてしまうこともありますし、ゆでるときでも10秒湯通しする程度にとどめています。

ブロッコリーは栄養満点なわりに、カロリーが低いので、ダイエットにもうってつけです。
私のお勧めは、湯通ししたブロッコリーにココナッツオイルを少々たらして食べること。

ココナッツオイルの主成分は、脂肪燃焼効果の高い中鎖脂肪酸であり、便通をよくする働きもあります。
また、ココナッツの甘い香りが、ブロッコリー独特の青臭いにおいをカバーしてくれるので、とてもおいしくなるのです。

ブロッコリーに含まれるファイトケミカルをもれなく摂取したいなら、熱はまったく加えず、生で食べるのがいちばんです。
その点でお勧めなのが、スムージーです。

私が毎朝作って飲んでいるのは、生のブロッコリーと豆乳200㎖、ココナッツオイル大さじ1杯をミキサーにかけたスムージーです。
家にあれば、リンゴやヨーグルトのホエイなどを加えることもあります。

このスムージーは、ブロッコリーの粒々感が残っており、私は食感も楽しみながら、かむように飲んでいます。
かむことで満腹感が増すからです。

でも、粒々感がどうしても気になるという人は、小房に分けてさっとゆでたブロッコリーを、ゆで汁ごと製氷皿に入れて、いったん凍らせてからミキサーにかけると、比較的滑らかな食感になります。

ところで、冬になると気になるのが、肌の乾燥です。
私も、目の周りにちりめんジワが一気に目立つようになり、「シワが季節を教えてくれる」と毎年感じます。
そんなときの強い味方が、ブロッコリーパックです。

気になるちりめんジワがふっくらすべすべに

作り方はとても簡単で、生のブロッコリーの茎(皮付き)とアボカドをブレンダーなどでペースト状にするだけ。
仕上がりはちょっと粗くなりますが、ブロッコリーの茎のすりおろしに、つぶしたアボカドを混ぜてもOKです。

このパックを洗顔後の肌に塗り、5~10分おいてから洗い流します。
これだけでも、肌がしっとりしますが、もっと効果を高めたいなら、パックする前に15分ほど湯ぶねにつかり、血行をよくしてからパックをしたり、パックにホホバオイルを少量加えたりするとよいでしょう。

パックに使うブロッコリーとアボカドは、「食べるにはちょっと」という部分でじゅうぶんです。
含まれている栄養素は遜色ありません。

ブロッコリーなら茎の下のほうの硬いところや茎に残った枝、アボカドなら種の周囲や皮の内側にくっついて残ってしまった果肉などをかき集めて活用してください。

ブロッコリーパックは、肌に塗ったときのリッチで、滑らかな感触が気持ちいいので、やみつきになるはずです。
しっとりすべすべでハリ感のある肌が、数日間は続きます。化粧品にお金をかけなくても、美肌を守ることができるので、ぜひ試してみてください。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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